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さかなクンの深海ギョギョ!

第3回 サンコウメヌケ

このお目々の大きな真っ白なお魚は、深海魚・サンコウメヌケでギョざいます(写真)!

 
【図1】ギョエー!

【写真】さかなクンがあった真っ白なサンコウメヌケ!

実はサンコウメヌケは、本来真っ赤なお魚。

【図1】本来は真っ赤なサンコウメヌケ

【図1】本来は真っ赤なサンコウメヌケ

2007年3月に、千葉県銚子市の漁師さんが釣り上げ、築地の魚市場に入荷したところ市場の方々も「神様!」と大さわぎ! 「築地の若社長」こと桐ケ谷社長さまがプレゼントしてくださいました。

箱を開けると、体もひれも、お口の中も真っ白な立派で神々しいお姿! お目々もキラキラ輝いています。全長76.3センチ。体重6.4キロもありました。深海魚のため水揚げすると、このように大きなお目々が抜けるように飛び出るのです。

全身はもちろん、お口の中までも白いその原因は、体の色のもとであるメラニンが少ないからだと考えられます。2014年11月にも真っ白なミナミマグロがとれて話題になりましたね!

 

多くのお魚の体の色や模様は、周りの風景に溶け込みやすく、敵から身を隠す重要な役目を持っています。赤い色は深い海では目立ちにくい色。このサンコウメヌケさんは、目立つのにギョん張って、ここまで大きくなられたんだなぁ〜と感動します。

メヌケとは、深海にくらすサンコウメヌケやアコウダイなど赤い色をしたメバルの仲間をまとめた呼び名。卵ではなく孔魚(赤ちゃん)を産みます。全長は70cmほどになることもあります。この仲間の寿命は、数十年から種によっては100年ほども生きると言われます。お鍋料理や煮付けにするとおいしい高級魚。

【図2】メヌケの仲間であるアコウダイ

【図2】メヌケの仲間であるアコウダイ

貴重なお魚ですので、写真を撮って、千葉県鴨川市でギョ供養していただいてから、神奈川県小田原市の生命の星・地球博物館に寄贈いたしました。現在は、研究材料として登録・保管されています。

神々しいお姿から白い生き物は神様の使いとも言われます。もしも、白いお魚や生き物に出会ったら写真を撮っておきたいですね。