平成19年度の成果報告会が、平成20年1月18日（金）、国立オリンピック記念青少年総合センター国際交流棟国際会議室において文部科学省主催で開催されました。
大学・研究機関の方々に、一般参加者を加えて総勢167名の参加がありました。研究成果報告会は、５つの各研究チームからの成果報告のあとに、講評委員の先生方からの質疑と講評をいただく形で進められました。「人・自然・地球共生プロジェクト」などの成果を引き継いだこともあり、密度の濃いものとなりました。
各研究チームの発表資料は、当日のプログラムの課題代表者をクリックすることで閲覧できます。（※PDFファイル）
プログラム：
※クリックすると発表資料（PDF)がダウンロードできます。- ９：３０ 開会挨拶
・・・岡村地球・環境科学技術推進室長 - ９：３５〜１０：００ 全体説明
・・・松野プログラム統括
・・・西岡プログラム統括 - １０：００〜１２：１０ 地球環境予測
地球システム統合モデルによる長期気候変動予測実験
・・・時岡達志（海洋研究開発機構地球環境フロンティア研究センター センター長）
階層的モデル実験による長期気候変化予測の不確実性定量化
・・・河宮未知生（海洋研究開発機構地球環境フロンティア研究センター グループリーダー）
気候変化に伴う自然災害が世界の主要穀物生産の安定性に及ぼす影響評価
・・・横沢正幸（農業環境技術研究所 主任研究員）
長期的気候変動を視野に入れた沿岸域災害リスクの世界評価
・・・横木裕宗（茨城大学広域水圏環境科学教育研究センター 准教授）
全球雲解像モデルによる雲降水システムの気候予測精度向上
・・・佐藤正樹（海洋研究開発機構地球環境フロンティア研究センター サブリーダー）
GCM（大気海洋結合気候モデル）と結合される全球植生動態モデルの高度化と検証
・・・和田英太郎（海洋研究開発機構地球環境フロンティア研究センター プログラムディレクター）
- １２：１０〜１３：１０ 昼休み
- １３：１０〜１４：３５ 近未来気候予測
高解像度大気海洋結合モデルによる近未来予測実験
・・・木本昌秀（東京大学気候システム研究センター 副センター長・教授）
アンサンブルデータ同化手法を用いた不確実性定量化技術の開発
・・・石井正好（海洋研究開発機構地球環境フロンティア研究センター サブリーダー）
不確実性を考慮に入れた近未来予測に基づく水災害リスク変化の推定
・・・沖 大幹（東京大学生産技術研究所 教授）
海洋モデルの高精度化による気候変動予測の向上に関する研究
・・・羽角博康（東京大学気候システム研究センター 准教授）
- １４：３５〜１５：５５ 極端現象予測
超高解像度大気モデルによる将来の極端現象の変化予測に関する研究
・・・鬼頭昭雄（気象庁気象研究所 気候研究部長）
超高解像度大気モデルによる気候変動予測の不確実性の定量化と低減に関する研究
・・・楠 昌司（気象庁気象研究所気候研究部 第一研究室長）
流域圏を総合した災害環境変動評価
・・・中北英一（京都大学防災研究所 教授）
気候変動に伴う全球および特定脆弱地域への洪水リスク影響と減災対策の評価
・・・竹内邦良（土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター センター長）
- １５：５５〜１６：１０ 休憩
- １６：１０〜１６：３０ 雲解像モデルの高度化とその全球モデル高精度化への利用
・・・坪木和久（名古屋大学地球水循環研究センター 准教授）
- １６：３０〜１６：５０ LESによる海洋微物理過程の高精度パラメタリゼーション
・・・日比谷紀之（東京大学大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻 教授）
- １６：５０ 閉会