「人・自然・地球共生プロジェクト」課題2第4回連絡会議事録日時:平成15年1月16日(木) 14:00-16:00場所:海洋科学技術センター横浜研究所 (横浜市金沢区昭和町 3173-25) 交流棟2階三好記念講堂 議事次第: 1. 開会挨拶 2. 進捗状況 大気化学モデルについて 大気中のオゾンは、力学的な意味と環境学的な意味で重要な役割を担っている。また、オゾン以外にも水蒸気や OH ラジカル、NOx や一酸化炭素などの化学物質はそれ自体が重要であるだけではなく、硫酸エアロゾルやメタンなどといった他の温暖化起源物質にも多大な影響を与えうる。そのため、大気化学との相互作用を考慮したモデルを用いて
温暖化予測実験を行うことは、予報の精緻化や定量化、また温暖化プロセスを理解するうえで重要であると考えられる。当日の発表では、東京大学気候システム研究センターおよび国立環境研究所と共同で開発されている成層圏、対流圏光化学結合全球三次元大気大循環モデルを用いたこれまでの研究例を紹介し、成層圏・対流圏化学部分統合モデル、および統合モデル開発に向けての技術的課題についての検討・議論を行った。
3. 閉会 |