「人・自然・地球共生プロジェクト」課題2第8回連絡会議事録

日時:平成15年4月17日(木) 14:00−16:00
場所:海洋科学技術センター横浜研究所 (横浜市金沢区昭和町 3173-25)
地球情報館4階大会議室

議事次第:

1. 開会挨拶

2. 進捗状況

「地球システム結合モデルにおける寒冷圏モデリング」

(阿部 彩子)

講演は阿部、小倉両氏が行った。阿部氏の発表では氷床モデリング手法の基礎についての解説の後、共生2寒冷圏モデリンググループの計画として氷床‐大気大循環結合モデルの開発と、それによる1000程度のタイムスケールを念頭に置いた実験を行っていく予定であることが述べられた。小倉氏の発表では海氷モデリング手法の基礎についての解説の後、CCSR/NIES/FRSGC大気海洋結合モデル(MIROC)における海氷分布の再現性や力学過程が海氷分布に与える影響について議論が行われた。現段階でMIROCにはある程度成熟したレベルの海氷モデルが既に組み込まれているが、今後共生3の海氷観測グループとも連絡をとりあい、モデルの高精度化に取り組んでいく。

3.連絡事項

    ・文科省への報告書の内部締め切りが5月9日になっているので注意のこと(既にメイルで連絡済み)。場合によっては次回の連絡会議で細部の調整について議論を行う。

    ・次回の日程: 5月20日(火)13:30〜 に決定

    ・次回の議題:各サブ(サブ)グループからの進捗状況を行う。
      10日程度の余裕を見て河宮から各サブ(サブ)グループの 取りまとめ役に問い合わせた上、報告内容を決める。

    ・国際会議での発表予定:
      IUGG(6/30-7/11、札幌)...松野(*)、滝川(*)、河宮
      MPI-conference (9/15-19、ハンブルグ)...山中(*)、市井、須藤(*)、河宮
      (* は発表内容が必ずしも共生2の内容と直接関わっていないことを示す。)

4. 閉会


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