南海トラフ域のプレート形状および
3次元速度構造モデル

南海トラフ域のプレート形状および3次元速度構造モデル

利用上の注意

 精度、信頼性は空間的に一様ではないことにご注意ください。解像度の評価などの表現についても今後の課題です。 調査測線に沿った部分、自然地震トモグラフィの成果を利用した領域については、それぞれの解析の精度で空間分解能が決まります。 厳密には測線ごと、空間によって、分解能、精度も違います。詳しくは下記の論文やSupplementでモデルの推定結果をご覧ください。 例えば、信頼できるモデルの深さはおよそ40km程度までです。空間的に十分推定できていない領域もあります。構築方法については下記の論文に記載しています。 このモデルを使用して研究発表される場合は下記の論文を引用してください。原稿およびデータファイルの再配布はご遠慮ください。
 以上の注意をご理解いただいた上で、ご利用希望の方は、 本サイトの「データ利用申請」ページに必要事項ご記入の上、 「10. 希望データの詳細」に「南海3Dモデル希望」とだけ入力して、送信してください。
 本サイトのドキュメント及びデータに関しては、「サイトポリシー」及び「データ利用に関するポリシー」を遵守して下さい。

Reference

Nakanishi, A., Takahashi, N., Yamamoto, Y., Takahashi, T., Citak, S. O., Nakamura, T., Obana, K., Kodaira, S. and Kaneda, Y., "Three-dimensional plate geometry and P-wave velocity models of the subduction zone in SW Japan: Implications for seismogenesis.", Geology and Tectonics of Subduction Zones: A Tribute to Gaku Kimura, 534, 69, 2018, Doi:https://doi.org/10.1130/2018.2534(04)