我々は日本近海の太平洋プレートにおけるアウターライズ掘削を提案したいと考えています。日本列島の島弧-海溝系で起こる地震・火山活動を解明するために、このアウターライズにおいて掘削を行い、プレート深部物質や物理データを得ることを目的としています。現状、主なモチベーションは、古い海洋地殻の実態を把握するとともに、アウターライズにおける構造進化を把握し、沈み込み帯への物質輸送の実態を明らかにすることですが、より広く地球科学や生命科学などに貢献できる掘削提案としていきたいと考えています。
そこで、アウターライズ掘削に期待する科学、掘削サイトの検討など、多くの研究者の知見を集めて議論する場として、ワークショップを開催いたします。
(発起人:阿部なつ江、田村芳彦、小野重明、柵山徹也、藤江剛、森下知晃、道林克禎)
平成26年9月4日(木)~ 5日(金)
海洋研究開発機構 東京事務所
〒100-0011 東京都千代田区内幸町2丁目2番2号 富国生命ビル23階
アクセス
海洋研究開発機構 海洋掘削科学研究開発センター・地震津波海域観測研究 開発センター
日本地球掘削科学コンソーシアム(J-DESC)
J-DESCよりポスドクまたは大学院生への旅費支援があります。(若干名)
※詳しくは下記ページをご覧の上、ご応募ください。(〆切9月1日正午)
http://www.j-desc.org/modules/tinyd0/rewrite/events/140904_outer_rise_WS.html
阿部なつ江(JAMSTEC)・藤江剛(JAMSTEC)・森下知晃(金沢大学)
海洋研究開発機構