2016年7月13日
八戸か、、何もかもみな、懐かしい...(妄想中)
7月13日の朝10時に、おしょろ丸は無事、八戸港の八太郎(はったろう)岸壁に着岸いたしました。日差しがとても強く、日本に帰ってきたことを実感させます。入港が1日早まったため、明日はまるまる1日分の余裕ができました。前日の晩から学生さんや研究員らはどうやってすごそう?どこに行こう?などと話をして気分が高まっていますが、あいにく明日の予報は朝から雨。しかも午後になる程天候が悪くなるとのこと。そういえば、まだ梅雨明けしてないのですね。
荷物の片付けをあらかた終え、4人の研究者による熱い2時間セミナーもしっかりこなし、待ちに待った久しぶりの地面を踏みます。いつも感じるこの瞬間はとても良いものです。地上よ、私は帰ってきた! とはいっても岸壁の周囲にはなんにもなくて、門限22時までに行けるところといえば、船から片道10分のコンビニがせいいっぱい。でもひと月ぶりに眼に映る文明社会の何もかもがとても新鮮。トマトジュースとコーヒー、ビスケットと今晩のビールををお買い上げ。うーん、満足。
観測機材の積み下ろしは明後日15日に予定されています。それが終わると、北大のスタッフと学生さんたちを除き、研究者は帰路につくことになります。そんなわけで、約ひと月にわたったおしょろ丸航海もひとまずこれにて終了となります。今回は複数の研究員で交代で記事を書くということに挑戦してみましたがいかがだったでしょうか?いろいろな視点から航海の様子を楽しんでいただけましたなら、執筆者一同たいへん嬉しく思います。最後までお付き合いいただいた読者の皆様、ありがとうございました。
またおしょろ丸の船長をはじめ、船員の皆様、主席を務められた上野先生をはじめとする北大のスタッフの先生方および学生の皆様方には本当にお世話になりました。この場をお借りして御礼を申し上げます。帰ったら膨大な試料とデータの解析が始まります。ここからどんな成果が生まれるか、どうぞご期待ください!
それでは、次の航海もぜひご一緒に。
おわり。
(kimopy)
