イベント&セミナー

特別展「海ー生命のみなもとー」@名古屋市科学館

日時
令和6年3月16日(土)ー6月9日(月)
場所
名古屋市科学館
イベント&セミナー

この春、名古屋市科学館で特別展「海ー生命のみなもとー」を開催いたします。

イベント情報

【ギャラリートーク開催!】
特別展「海ー生命のみなもとー」の監修者である野牧秀隆が展示会場内で標本の解説や研究紹介を行います。

・講師
 野牧 秀隆 上席研究員(超先鋭研究開発部門超先鋭研究開発プログラム)
・日時
 令和6年6月2日(日曜日)
 第1部 深海生物編 午前11時から正午
 第2部 海底調査編 午後2時から午後3時
・会場
 名古屋市科学館 理工館 地下2階イベントホール(特別展会場)
・参加費
 無料(ただし、特別展「海」への入場には所定の観覧料が必要です)
・参加方法
 申し込みは不要です。会場内にてご自由にご参加ください。

企画趣旨:
海は、水惑星地球の象徴であり、地球上のあらゆる生命のみなもとです。海は、様々な物質とエネルギーを運び、そこに成り立つ生態系を育んできました。また、私たち人類は、海のめぐみを享受すると同時に、海の厳しさを乗り越えることで繁栄してきました。そして現代では、人間活動に伴う環境への影響が、海でも様々な変化として顕在化しています。
2013年及び2017年に国立科学博物館で開催した特別展「深海」では、極限環境である深海を探査する人々の挑戦や、そこで暮らす様々な深海生物や深海研究を紹介しました。そして2023年夏、国立科学博物館(東京)で、私たちの身近にある「海」の誕生から現在について、多様な生物や人と海の関わりを紹介し、さらには海との未来を考えていく特別展を開催しました。
その特別展「海」の巡回展を名古屋市科学館で開催します。海で生まれ、進化し、海のめぐみとともに生きてきた生物の姿を知ることで、私たちが今後どのように海と関わっていけばいいのか、そのヒントも見つかるかもしれません。

本展監修者:
国立科学博物館
 田島 木綿子(動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究主幹)
 谷 健一郎(地学研究部 鉱物科学研究グループ 研究主幹)
 藤田 祐樹(人類研究部 人類史研究グループ 研究主幹)
海洋研究開発機構
 藤倉 克則(地球環境部門海洋生物環境影響研究センター)
 川口 慎介(地球環境部門海洋生物環境影響研究センター)
 野牧 秀隆(超先鋭研究開発部門超先鋭研究開発プログラム)    

海展・4つのポイント:
*どうして地球には水があるの? 海の誕生と生命の起源に迫る。
*日本の海は世界の海の縮図?! 多様な生物を育む日本の海を解き明かす!
*旧石器時代から海洋開発の最前線まで――人類は、いかにして海からめぐみを得てきたのか。
*人類が海に与えている影響とは? 海の今と向き合い、海の未来を考える。

JAMSTECの取組みや探査機の実機や模型等も幅広く展示する予定です。
皆様のご来場をお待ちしてます!