デイリーレポート
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【第332次研究航海 デイリーレポート】

December

12.09, 2010
Day:46

天候:くもり
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

昨日、長期孔内観測システム機器編成を孔内に降下開始し、今朝、無事に孔内への設置を完了しました。センサの正常作動を確認しております。現在、機器ランニング編成を揚管しております。この後、ROV無人探査機にて設置センサの最終確認を行い、トランスポンダを回収する予定です。本年度の南海トラフでのExpeditionにおける最大の難関を乗り越えました。みなさんのご支援に感謝いたします。

12.08, 2010
Day:45

天候:あめ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

昨日から引き続きドリフティングをし、本日早朝、孔井位置に到着しました。ドリフティングしながら長期孔内観測システム編成を1800mから1897mまで降下しています。これからさらに降下し、まもなく、孔内への降下を始める予定です。

12.07, 2010
Day:44

天候:あめ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

昨日、低海流域にて長期孔内観測システム編成を1800mまで接続降下したのち、孔井へ向けドリフティングを開始しました。現在もドリフティングを続けており、本日深夜、孔井上流 2マイルに到着しました。孔内への編成降下開始は明日早朝になる見込みです。

12.06, 2010
Day:43

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

昨日、低海流域にて長期孔内観測システム機器頭部のCORK接続を終えたのち、各センサの正常作動を確認、ドリルパイプを1800mまで接続降下し、孔井へのドリフティングを開始しました。孔井へのドリフティング日数は 2日を見込んでおります。

12.05, 2010
Day:42

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

低海流域にて長期孔内観測システム機器の組立降下を順調に実施しております。
現在、最終段階となるシステム編成頭部CORKへのケーブル接続作業を行っております。本日昼ごろに接続を終えたのち、ドリルパイプを 1860m まで接続降下し、明朝、孔井へのドリフティングを開始する予定です。

12.04, 2010
Day:41

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

引き続き、低海流域にて長期孔内観測システム機器の組立降下を順調に実施しております。午前9時00分現在、956 m分の降下終了しました。チュービングパイプ部分の降下を終え、チュービングの上につなぐCORK(海底面に設置する部分)の接続作業を行っています。

12.03, 2010
Day:40

天候:あめ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

引き続き、低海流域にて長期孔内観測システム機器の組立降下を順調に実施しております。午前9時00分現在、335 m分の降下終了しました。また今朝までに、すべてのセンサの接続・降下を終え作動確認も完了しました。

12.02, 2010
Day:39

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

引き続き、低海流域にて長期孔内観測システムの組立降下を順調に実施しております。午前9時00分現在で160m分を降下しました。

12.01, 2010
Day:38

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

孔井から北西20マイルの低海流域に到着し、深夜から長期孔内観測システムの組立降下を開始しました。本日も引き続き機器組立降下を実施する予定です。


11.30, 2010
Day:37

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

昨日、ケーシングパイプ内セメントを切削し、孔井底部に到達したのち、孔内清掃を終え、セメント切削編成を揚管。 長期孔内観測システム機器降下のため低海流域へ移動しました。
今朝2時00分に孔井から北西20マイルの低海流域へ到着し、観測機器組立降下の準備作業を行っております。

11.29, 2010
Day:36

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

昨日、夕方に孔井に到着し、孔内へのケーシングパイプ内セメント切削編成を降下開始しました。現在、ケーシング最深部のセメント切削を終えたところです。
この後、孔内清掃し揚管、長期孔内観測システム機器降下のため低海流域へ移動する予定です。

11.28, 2010
Day:35

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトに向けて航行中

昨日、清水港に入港し長期孔内計測機器の積込みを終え、20時00分に清水港を出港、孔井に向け移動を開始しました。到着後、ケーシングパイプ内セメント切削編成を孔内へ降下予定です。

11.27, 2010
Day:34

天候:はれ
ロケーション:清水港

昨日、長期孔内計測システムの機器積込のため清水港への移動を開始し、深夜に駿河湾に到着し、今朝07:00hrsに清水港に入港しました。積込を行った後、今夜に孔井に向け出港する予定です。

11.26, 2010
Day:33

天候:くもり
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

昨日、ケーシングパイプの降下・セメンチングを無事に完了した後、ケーシングランニングツールの揚管を終え、今朝02:00hrs、長期孔内計測機器の積込みのため清水港への移動を開始しました。

11.25, 2010
Day:32

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

低海流域から孔井にむけてドリフティングを終え、今朝02:15hrsに孔井へ到着し、リエントリー・孔内へのケーシングパイプ降下を開始しました。06:00hrsに無事に孔内予定深度まで降下完了し、現在、セメンチング作業を行っております。

11.24, 2010
Day:31

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

低海流域にてケーシングパイプの組立降下を行い、1830mまで降下したのち、深夜、孔井へ向けてドリフティングを開始しました。孔井への到着予定は、明日早朝を見込んでおります。

11.23, 2010
Day:30

天候:あめ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

LWD編成(掘削同時検層)の揚管と北西18マイル低海流域への移動を終えた後、現在も低海流域にてケーシングパイプの組立降下を行っております。今後、海中1860mまで降下したのち、孔井へ向けドリフティングを開始する見込みです。

11.22, 2010
Day:29

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

本孔井の最終深度である980m(海底下)まで掘削後、孔内清掃のワイパートリップを行ない、10-5/8インチLWD編成(掘削同時検層)を揚管しました。現在、ケーシングパイプ組立降下のために、低海流域へ移動しています。

11.21, 2010
Day:28

天候:くもり
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

孔井より西6マイル にて、10-5/8インチLWD(掘削同時検層)編成を組立降下、孔井へ移動・降下し、深夜、小さな孔径を長期孔内計測センサ用に約90m追掘し、10-5/8インチLWD孔を本孔井の最終深度 980m(海底下)まで掘削しました。現在、孔内清掃のワイパートリップを行っています。

11.20, 2010
Day:27

天候:くもり
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

12-1/4インチLWD(掘削同時検層)孔の目的深度である892m(海底面下)までの掘削を順調に終え、掘進編成を揚管しました。現在、孔井より西6マイル にて、10-5/8インチLWD 編成を組立降下しており ます。この後、孔井へ移動・孔内降下し、目的深度となる海底下980m(本孔井の最終深度)まで掘削する予定です。

11.19, 2010
Day:26

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

引き続き、12-1/4インチのLWD(掘削同時検層)掘進を行っております。途中、海底下607mにて、20インチケーシング深度までの孔内清掃ワイパートリップ(揚降管)を行いました。

11.18, 2010
Day:25

天候:くもり、あめ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

12-1/4インチのLWD(掘削同時検層)掘進を開始し、06:00hrs現在、海底下454mを順調に掘進中です。

11.17, 2010
Day:24

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

20インチケーシングランニングツールの揚管、ガイドホーン取付けを終えた後、12-1/4インチのLWD(掘削同時検層)編成を組立降下し、C0002G 孔井へ向けドリフティングを行いました。

11.16, 2010
Day:23

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

掘削孔C0002Gの開孔とジェッティングによるケーシングパイプ設置(@海底下40.9m)を無事に完了しました。現在、ケーシングランニングツールの揚管を終え、ドリリングラインワイヤの切詰め・メンテナンスを終了したところです。この後、ガイドホーンを取付け、掘削同時検層(LWD)掘進編成の組立・降下を開始する見込みです。

11.15, 2010
Day:22

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

引き続き、20インチケーシングジェッティング編成(深度1860m)を掘削サイトC0002へ向けドリフティング行いました。10:00hrs、サイトに到着し、これから開孔・ジェッティングを開始する見込みです。

11.14, 2010
Day:21

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0002、南海トラフ

掘削サイトC0002の北西20マイルの低海流域へ移動し、20インチケーシングパイプのジェッティング編成の組立降下を開始しました。途中、海流の上昇傾向が見られたため、更に約2マイル低海流域へ移動し、問題なくケーシング降下を再開しました。現在、1860mまでの降下を終え、掘削サイトへドリフティングを行っております。

11.13, 2010
Day:20

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0010、南海トラフ

パッカー セッティング編成の揚管・ドリフティングを終えた後、孔井に戻り、孔口にコロージョンキャップを設置しました。トランスポンダ回収を行い、23:30hrsに掘削孔C0010Aでの全作業を終えました。この後、次の孔井となるC0002へ移動し、前回セットしていたトランスポンダのチェックを行った後、北西20マイルの低海流域へ移動し、現在、20インチケーシングパイプによるジェッティング編成の組立降下を開始しました。

11.12, 2010
Day:19

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0010、南海トラフ

掘削孔へのドリフティングを終え、新パッカーと新センサ編成をリエントリー・降下し、17時15分に予定深度に設置することに成功しました。
深夜、パッカーセッティングツールが孔口を揚管通過した時点で、孔内へのパッカーセットを再確認したのち、ドリフティングしながら揚管を開始しています。

11.11, 2010
Day:18

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0010、南海トラフ

引き続き、低海流域から掘削孔C0010Aに向け、新パッカーと新センサ編成を降下しながらドリフティングを行っております。もうじき孔井に到着し、リエントリーを行う予定です。

11.10, 2010
Day:17

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0010、南海トラフ

ケーシングスクレーパー編成を孔内へ降下し、ケーシングパイプ内の清掃を行った後、低海流域(南西19.5マイル)へ移動し、新パッカーと新センサ編成の組立を開始しました。現在、孔井へ向けパッカー編成を降下しながらドリフティングを行っております。

11.09, 2010
Day:16

天候:くもり
ロケーション:掘削サイトC0010、南海トラフ

ケーシングスクレーパー編成を掘削孔C0010Aに向けドリフティングしたのち、孔井へのリエントリー、孔内への降下、ケーシングパイプ内の清掃を行いました。現在、ケーシングスクレーパー編成を揚管しており、揚管後は低海流域へ移動し、新パッカーと新センサ編成の組立を開始する見込みです。

11.08, 2010
Day:15

天候:くもり
ロケーション:掘削サイトC0010、南海トラフ

昨日、ドリフティングしながらの揚管回収作業を終え、昨年孔井内に設置したパッカーとセンサを無事に船上に回収することに成功しました。
センサ機器中には、データーが正常に記録されていることを確認しました。回収後、上流に移動し、次の新パッカーと新センサ降下前の作業として孔井内のケーシングパイプ内を清掃するケーシングスクレーパー編成を組立し、現在、掘削孔へドリフティングしながら降下しております。

11.07, 2010
Day:14

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0010、南海トラフ

引き続き、C0010A 孔井から、昨年孔井内に設置したパッカーとセンサを南東へドリフティングしながら揚管回収作業を続けております。
回収後は、新パッカーと新センサ降下前の作業として、孔井に設置しているケーシングパイプの内部を清掃するケーシングスクレーパー編成を組立降下する予定です。

11.06, 2010
Day:13

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0010、南海トラフ

「ちきゅう」は、C0010A 孔井にリエントリーしたのち、昨年孔井内に設置したパッカーとセンサをリリースし、早朝、無事に孔口の上に引き上げることに成功しました。
現在、南東へドリフティングしながら揚管回収作業を続けております。

11.05, 2010
Day:12

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0010、南海トラフ

「ちきゅう」は、低海流域からドリフティングを行い、掘削孔C0010Aに今朝到着しました。これから、ドリルパイプを接続降下し、昼頃に掘削孔にリエントリーし、昨年に孔内に設置したパッカーとセンサの回収作業へ入る見込みです。

11.04, 2010
Day:11

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0010、南海トラフ

「ちきゅう」は、低海流域(北西28.5マイル)に到着した後、C0010A 孔井内に設置したパッカーとセンサ回収編成の組立を実施し、同時にサプライボートから長期孔内計測システムの資機材積込みを終え、21時00分に掘削孔C0010Aへ向けドリフティングを開始しました。

11.03, 2010
Day:10

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0010、南海トラフ

「ちきゅう」は、昨日、掘削サイトC0010へのトランスポンダ設置を終え、孔井上部に設置していたコロージョンキャップを取り外したのち、今朝03:00hrs、低海流域(北西 23.5 マイル)へ向け移動を開始しました。
低海流域に昼ごろ到着した後、昨年に掘削孔C0010A内に設置したパッカーとセンサの回収編成組立を開始する予定です。同時に、サプライボートから 長期孔内計測システムの資機材の積込みも実施予定です。

11.02, 2010
Day:9

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0010、南海トラフ

「ちきゅう」は、昨日、掘削サイトC0010の北22マイル地点でのサプライボートによる資機材の積込みを終えたのち、現在、音響測位装置(トランスポンダ)の設置作業を行っております。今後の作業予定は、低海流域に移動し、昨年、掘削孔内に設置したパッカー・センサの回収編成組立を開始する予定です。

11.01, 2010
Day:8

天候:あめ
ロケーション:掘削海域へ回航中

「ちきゅう」は、台風退避場所から南海トラフ掘削サイトC0010の北22マイル地点に到着し、サプライボートによる資機材の積込みを開始しました。夕方頃から音響測位装置(トランスポンダ)設置作業を開始できる見込みです。


10.31, 2010
Day:7

天候:あめ
ロケーション:掘削海域へ回航中

「ちきゅう」は引き続き、鳥島付近の台風退避場所から南海トラフへの移動を続けております。南海トラフ到着後、サプライボートによる資機材の積込みを行い、作業を開始できる見込みです。

10.30, 2010
Day:6

天候:あめ
ロケーション:掘削海域へ回航中

「ちきゅう」は、深夜、鳥島付近の退避場所(孀婦(そうふ)岩付近)に到着し朝まで待避を続けました。今朝 08:00hrs 台風14号の通過状況に伴い、退避場所から南海トラフへの移動を開始しました。

10.29, 2010
Day:5

天候:あめ
ロケーション:台風退避中

「ちきゅう」は、台風14号接近による天候悪化に伴い、新宮港外での資機材の積込みを中止し、本日14:00hrs 新宮港から南東方向、鳥島方面への退避を開始しました。
現在、風およびうねりの影響で、ドリルフロア作業およびデッキ作業はほとんど行えない状況になっております。

10.28, 2010
Day:4

天候:くもり
ロケーション:台風退避中

「ちきゅう」は現在、新宮港にて航海準備作業として資機材の積込みを行っております。午前、船上で研究者との Pre-Spud Meetingを行いました。また今夜以降、天候悪化が予想されることから、先ほど15:45hrs新宮港岸壁を離れ、明日夕方にかけ港外にてサプライボートによる積込みを行う予定にしております。明日の積込み終了後の行動予定は、現在、南海トラフへの接近が予想される台風14号の状況から新宮港から南東方向に退避する予定にしております。

10.27, 2010
Day:3

天候:あめ
ロケーション:新宮港外

引き続き新宮港にて資機材の積み込みを行っています。

10.26, 2010
Day:2

天候:くもり
ロケーション:和歌山県新宮港

新宮港にて資機材の積み込みを行っています。天候の悪化が予想されていることから明日離岸する予定です。

10.25, 2010
Day:1

天候:くもり
ロケーション:和歌山県新宮港

本日「ちきゅう」は新宮港に着岸しました。18時30分に研究チームが乗船し、安全講習などを行いました。