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平成24年12月12日(水)国連大学ウ・タント国際会議場(東京都・渋谷区)において「第2回 HPCI戦略プログラム 分野3シンポジウム 防災・減災に資する地球変動予測」を開催致しました。今年9月末から共用を開始した京速コンピュータ「京」を効果的に活用するために進めてきた研究開発の取り組み状況と、今後「京」を用いて推進する研究開発の方向及びそれによって期待される国民生活、社会経済への寄与について、国民の理解を高め、将来に向けて支援・協力をいただくため、地球温暖化時の台風の動向の全球的予測と集中豪雨の予測実証、次世代型ハザードマップの基盤構築と津波警報の高精度化についての講演が行われました。シミュレーション研究に係わる研究者だけでなく一般の関心が大変高い課題の講演が続き、熱心にメモを取り聴講する姿が多く目に付いたシンポジウムとなりました。
シンポジウム概要
・日時:平成24年12月12日(水) 13:00~16:10(開場12:00)
・場所:
国連大学ウ・タント国際会議場
東京都渋谷区神宮前5-53-70
・主催:独立行政法人 海洋研究開発機構
プログラム
「講演概要」
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講演名をクリックすると発表資料のPDFがご覧頂けます。
13:00-13:10
開会挨拶
分野3統括責任者/海洋研究開発機構 地球情報研究センター長 今脇 資郎
13:10-13:25
「HPCI戦略プログラムについて」
林 孝浩 (文部科学省 研究振興局情報課 計算科学技術推進室長)
13:25-14:00
「気候シミュレーションのチャレンジ」
木本 昌秀 (東京大学大気海洋研究所 副所長·教授)
14:00-14:35
「高精度メソスケール気象予測の実証」
斉藤 和雄 (気象庁気象研究所 予報研究部第二研究室長/海洋研究開発機構 招聘上席研究員)
14:35-14:55
休憩
14:55-15:30
「津波防災・減災としての防護施設のあり方とHPCIに期待すること」
有川 太郎 (港湾空港技術研究所 上席研究官)
15:30-16:05
「京計算機を使う構造物と都市の大規模地震応答シミュレーション」
堀 宗朗 (東京大学地震研究所 災害科学系研究部門 教授)
16:05-16:10
閉会挨拶
海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター長 渡邉國彦
シンポジウム風景
木本昌秀教授の講演
斉藤和雄室長の講演
有川太郎上席研究官の講演
堀宗朗教授の講演
研究内容パネル展示
会場の様子