海洋生態系の調査研究-三陸沖合海域におけるランダー設置、採泥とCTD採水観測-

実施年度

2013

タイトル

海洋生態系の調査研究-三陸沖合海域におけるランダー設置、採泥とCTD採水観測-

課題・テーマ

課題3 沖合底層生態系の変動メカニズムの解明
代表機関:海洋研究開発機構
テーマ3 海洋生物資源(漁場)環境の長期モニタリング
代表者渡邉 修一
所属機関海洋研究開発機構
所属部署東日本海洋生態系変動解析プロジェクトチーム

調査内容

調査期間(調査頻度)
2013/10/28 - 2013/11/10
調査地域・海域
岩手県沖合海域
0049_R01_map00.pdf
調査種別
調査航海
調査概要
東海大学海洋調査研修船「望星丸」岩手県沿岸調査では、海底環境をモニターするランダーの設置と、マルチプルコアラー及びピストンコアラーによる採泥、 CTDを用いた海洋観測、FRRF観測を実施した。なお、ピストンコアラーによる採泥は東海大学の事業として行われた。

調査実施内容

調査地点図・航跡図・座標リスト
調査結果
「海洋生物資源(漁場)環境の長期間モニタリング」は地震により沿岸域からの土砂の流入等により大きく変えた海底環境の回復過程を周辺環境とともにモニタリングし、海洋生物資源環境についての知見を集積することを目的に海底自動観測装置等の係留系を用いた長期観測を実施している。この航海では、海底環境をモニターするランダーの設置(1点)と、マルチプルコアラー(8点)及びピストンコアラー(1点)による採泥、 CTDを用いた海洋観測、FRRF観測(23点)を実施した。試料は船上で分析もしくは分取し、今後陸上で分析、解析を進める。

調査項目と取得データ

調査項目取得データ・サンプル
係留系観測水温、塩分、水深、濁度、溶存酸素濃度、流向・流速(1時間間隔)、海底の写真(1日1回)、映像(1週間に1回、5分間隔)
採泥9点でマルチプルコアラ―にて採泥
海洋観測CTDデータ(温度、塩分、深度、濁度)、FRRFデータ(クロロフィル、水中光、総基礎生産量)、溶存無機炭素、アルカリ度、栄養塩、塩分、酸素同位体、溶存有機炭素、CFCs、クロロフィルa、HPLC

関連情報

実施(調査)窓口担当者

担当者名脇田 昌英
所属機関海洋研究開発機構
所属部署東日本海洋生態系変動解析プロジェクトチーム

キーワード

実施年度2013
機関海洋研究開発機構
調査種別調査航海
海域区分三陸北部
三陸南部
分野海洋物理 -> 水温
海洋物理 -> 塩分
海洋物理 -> 海流・潮流(流向・流速)
海洋物理 -> 透明度・濁度
海洋化学 -> 塩分
海洋化学 -> 溶存酸素
海洋化学 -> 栄養塩
海洋化学 -> 有機物
海洋化学 -> 全炭酸
海洋化学 -> アルカリ度
海洋化学 -> その他
海洋環境 -> 栄養塩
海洋環境 -> 植物色素
海洋環境 -> 有機炭素
海洋環境 -> アルカリ度