TEAMS 調査計画・調査報告

分類

計画/報告 調査名 年度 調査種別 海域区分 調査期間 調査概要
海底地形・瓦礫の精密マッピングと海洋環境・生態系の調査 2011 調査航海 三陸北部
三陸南部
本州東方
2012/03/06 - 2012/03/30 海底地形・瓦礫の精密マッピングと海洋環境・生態系の調査
海底地形・瓦礫の精密マッピングと海洋環境・生態系の調査 2011 調査航海 三陸北部
三陸南部
本州東方
2012/03/06 - 2012/03/30 海底地形・瓦礫の精密マッピングと海洋環境・生態系の調査
沖合底層生態系の変動メカニズムの解明 2012 調査航海 三陸南部
本州東方
石巻湾
常磐北部
2012/07/30 - 2012/08/07 沖合底層生態系の変動メカニズムを解明するために、三陸沖の海底付近の生物、瓦礫分布、環境、海底地形などの現状を把握する。
沖合底層生態系の変動メカニズムの解明 2012 調査航海 三陸南部
本州東方
石巻湾
常磐北部
2012/07/30 - 2012/08/07 沖合底層生態系の変動メカニズムを解明するために,三陸沖の海底付近の生物、ガレキ分布、環境、海底地形などの現状を把握した。
女川湾における水質・底質・プランクトン等の調査 2012 フィールド調査 三陸南部 2012/04/01 - 2013/03/31 震災の影響による女川湾および雄勝湾の漁場環境の実態を調査するとともに、今後の漁場環境の再生過程を把握するため定点観測地点でモニタリング調査を毎月実施する。また、一部の観測点では水温、塩分等の水質調査(多項目水質計による)を毎日あるいは毎週実施し、データを漁業者に提供する。
仙台湾・志津川湾における水質、底質の調査 2012 フィールド調査 三陸南部 2012/07/01 - 2013/03/31 震災の影響による仙台湾および志津川湾(気仙沼湾を含む)の漁場環境の実態を調査するとともに、今後の漁場環境の再生過程を把握するため定点観測地点でモニタリング調査を年4回実施する。
大槌湾内係留流速観測 2012 係留系・観測ブイ 三陸南部 2012/09/01 - 2013/03/31 大槌湾内の3次元的な流動構造およびその変化を明らかにするため、超音波流速計および水温・塩分計を大槌湾内最大6カ所に係留する。得られたデータは栄養塩輸送等の基礎情報にするほか、流動モデル/生態系モデルの検証データとして供する。
大槌湾内係留流速観測 2012 係留系・観測ブイ 三陸南部 2012/09/01 - 2013/03/31 大槌湾内の3次元的な流動構造およびその変化を明らかにするため、超音波流速計および水温・塩分計を大槌湾内最大6カ所に係留する。得られたデータは栄養塩輸送等の基礎情報にするほか、流動モデル/生態系モデルの検証データとして供する。
大槌湾南部の波浪・水質プロファイルの連続観測 2012 係留系・観測ブイ 三陸南部 2012/10/03 - 2013/03/31 大槌湾南部長埼沖に風速計付きGPS波浪ブイと水質プロファイリングブイを係留設置し、海上の風向・風速と波浪 (波高・波周期・波向)および海面から海底 (40m)付近までの水質 (水温・塩分・溶存酸素・クロロフィル濃度・濁度・pH・ORP)の鉛直分布を1時間に1回 (予定)の時間間隔で計測する。
大槌湾南部の波浪・水質プロファイルの連続観測 2012 係留系・観測ブイ 三陸南部 2012/10/03 - 2013/03/31 大槌湾南部長埼沖に風速計付きGPS波浪ブイと水質プロファイリングブイを係留設置し、海上の風向・風速と波浪 (波高・波周期・波向)および海面から海底 (40m)付近までの水質 (水温・塩分・溶存酸素・クロロフィル濃度・濁度・pH・ORP)の鉛直分布を1時間に1回 (予定)の時間間隔で計測する。
三陸沿岸域における瓦礫マッピングおよび津波堆積物の履歴調査 2012 フィールド調査 三陸南部 2012/07/20 - 2012/11/30 各湾における瓦礫マッピングおよび津波堆積物の解明を目的とし、概査として1)サイドスキャンソナーイメージマッピング、2)マルチナロービーム測深、3)高分解能地層探査装置を用いた表層堆積物の分布を調べ、精査として1)瓦礫を対象にROV海底観察、2)柱状採泥器を用いた表層地層採取、3)高精度マルチナロービーム測深による詳細地形解析を行う。
資源生物の分布・行動の把握と個体群構造の解析 2012 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
2012/07/01 - 2013/03/31 資源生物の個体群構造の解析
資源生物の分布・行動の把握と個体群構造の解析 2012 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
2012/07/01 - 2013/03/31 キチジSebastolobus macrochirの遺伝的集団構造解析
巨大津波による三陸沿岸生態系への擾乱とその回復過程に関する研究および緩傾斜陸棚斜面の地盤不安定性要因の解明 2012 調査航海 三陸南部 2012/10/15 - 2012/10/21 大槌湾、釜石湾、女川湾および東北沿岸海域で CTD 観測、採水、採泥を行う。また、下北半島東方海域にて、自己浮上式海底水温計測装置の設置および地殻熱流量測定を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系への擾乱とその回復過程に関する研究および緩傾斜陸棚斜面の地盤不安定性要因の解明 2012 調査航海 三陸南部 2012/10/15 - 2012/10/21 大槌湾、釜石湾、女川湾および東北沿岸海域で CTD 観測、採水、採泥を行った。また、下北半島東方海域にて、自己浮上式海底水温計測装置の設置および地殻熱流量測定を行った。
係留系による大槌湾の海洋環境のモニタリング 2012 係留系・観測ブイ 三陸南部 2012/09/28 - 2012/12/31 センターの浮体にセンサー類を係留し連続モニタリングデータを取得する。
生態系ハビタットマッピングに利用するデータの収集 2012 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
石巻湾
2012/04/01 - 2013/03/31 研究チームでは、GIS(ArcMarine geodatabase)を利用して東北地域の沿岸から深海における海洋生物の分布状況と生息環境の情報を収集整理し、津波が海洋生態系に与えた影響を調べている。この目的のため、TEAMSの調査航海に加えて、研究機関のデータベースや他の研究調査プロジェクトなどから種々のデータ(海底地形や地理上の特徴、海底地質、ベントス分布など)を収集する。
生態系ハビタットマッピングに利用するデータの収集 2012 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
石巻湾
2012/04/01 - 2013/03/31 研究チームではTEAMSの調査航海で計測したデータ、および他の研究調査プロジェクトなどから種々のデータ(海底地形や地理上の特徴、海底地質、ベントス分布など)を収集することができた。
海底地形・瓦礫のマッピングと海洋環境・生態系の調査 ~ROV調査~ 2012 調査航海 三陸北部
三陸南部
2013/02/10 - 2013/02/16 本事業にて製作した小型ROV「クラムボン」の動作確認、不具合調整、オペレーション慣熟訓練などを行う。また、三陸沖の実海域において、海底面、生物、瓦礫等の観察および試料採集を行う。
海底地形・瓦礫のマッピングと海洋環境・生態系の調査 ~ROV調査~ 2012 調査航海 三陸北部
三陸南部
2013/02/10 - 2013/02/16 本事業にて製作した小型ROV「クラムボン」の動作確認、不具合調整、オペレーション慣熟訓練などを行った。また、三陸沖の実海域において、海底面、生物、瓦礫等の観察および試料採集を行った。
宮城県沖瓦礫マッピング調査 2012 その他 三陸南部 2012/04/01 - 2013/03/31 宮城県より提供された底曳き網ガレキ回収操業野帳資料より瓦礫情報を電子化し分布や時系列解析を行う。
宮城県沖瓦礫マッピング調査 2012 その他 三陸南部 2012/04/01 - 2013/03/31 宮城県より提供された2011年9月から2012年1月にかけての沖合底曳網ガレキ回収操業野帳資料より瓦礫情報を電子化し分布や時系列解析を行った。
音響測深器を用いた海域調査(三陸沖) 2012 調査航海 三陸南部 2012/06/30 - 2012/07/15 課題3「沖合底層生態系の変動メカニズムの解明」に関する研究の基礎資料となる海底地形、後方散乱強度、浅海地下構造物データの取得をするものであり、水深150~250mの海域での高精度のデータの取得を実施する。
音響測深器を用いた海域調査(三陸沖) 2012 調査航海 三陸南部 2012/06/30 - 2012/07/15 課題3「沖合底層生態系の変動メカニズムの解明」に関する研究の基礎資料となる海底地形、後方散乱強度、のデータ取得を行った。得られたデータはデータQCを行い、水深150~250mの海域での高精度の海底地形データを得た。
海底地形・瓦礫のマッピングと海洋環境・生態系の調査 ~音響探査~ 2012 調査航海 三陸南部 2013/03/09 - 2013/03/18 海底地形・瓦礫の精密マッピングと海洋環境・生態系の調査を行い、得られたデータを解析する。研究の基礎資料となる後方散乱強度、浅部地下構造の取得ためのサイドスキャンソナー、サブボトムプロファイラーによる調査を行う。
海底地形・瓦礫のマッピングと海洋環境・生態系の調査 ~音響探査~ 2012 調査航海 三陸南部 2013/03/09 - 2013/03/18 研究の基礎資料となるサイドスキャンソナーによる後方散乱強度分布、サブボトムプロファイラーによる浅部地下構造の取得を実施した。
岩手県沖合海域における係留系設置と海洋観測 2012 係留系・観測ブイ 三陸南部 2013/03/07 - 2013/03/14 「おしょろ丸」第252次航海(岩手県沿岸調査)により、地震により変わった海底堆積物上へ堆積すると考えられる沈降粒子の組成、亜表層の水温構造を明らかにするための係留系の設置と水温等基本データを取得する。
岩手県沖合海域における係留系設置と海洋観測 2012 係留系・観測ブイ 三陸南部 2013/03/07 - 2013/03/14 「おしょろ丸」第252次航海(岩手県沿岸調査)により、地震により変わった海底堆積物上へ堆積すると考えられる沈降粒子の組成、亜表層の水温構造を明らかにするための係留系の設置と水温等基本データを取得した。
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(1000m) 2012 係留系・観測ブイ 三陸南部 2012/08/14 - 2013/11/30 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(1000m) 2012 係留系・観測ブイ 三陸南部 2012/08/14 - 2013/11/30 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(300m) 2012 係留系・観測ブイ 三陸南部 2013/03/12 - 2013/11/30 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(300m) 2012 係留系・観測ブイ 三陸南部 2013/03/12 - 2013/11/30 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。
大槌湾の流況観測 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/15 - 2013/04/19 湾口に設置してある流速計のメンテナンス及び浅海用乱流計による観測
大槌湾の流況観測 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/15 - 2013/04/17 湾口に設置してある流速計のメンテナンス及び浅海用乱流計による観測
東日本大震災後における、三陸アユ個体群の生態に関する調査 2013 フィールド調査 2013/04/01 - 2014/03/31 東日本大震災が三陸地方のアユ資源に与えた影響を明らかにするため、岩手県内の河川においてアユの生態調査をおこなう。2013年4月から8月は遡上アユを、2013年9月から2014年3月は流下仔魚を採集する。また、測量とデータロガーの設置により、河川環境に関するデータを収集する。
東日本大震災後における、三陸アユ個体群の生態に関する調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 東日本大震災が三陸地方のアユ資源に与えた影響を明らかにするため、岩手県内の河川においてアユの生態調査をおこなう。2013年4月から8月は遡上アユを、2013年9月から2014年3月は流下仔魚を採集する。また、測量とデータロガーの設置により、河川環境に関するデータを収集する。
係留系による大槌湾の海洋環境モニタリング 2013 係留系・観測ブイ 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 大槌湾内の複数点においてセンサー類を係留し、連続的に海洋環境データを取得する
大槌湾における生態系と物質循環の動態に関する調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 大槌湾七戻崎沖の中央部より湾奥部の鵜住居川河口部までの範囲に面的に設けた20箇所の観測定点におけるCTD観測のほか、これらの測点の4箇所 では二スキン採水器による層別採水とノルパックネットによるプランクトン群集の採取を、12箇所ではスミスマッキンタイヤー式採泥器による堆積物の採取を行う予定。また大槌川・小鎚川・鵜住居川の河口付近で栄養塩濃度測定用の採水を行う。
大槌湾における生態系と物質循環の動態に関する調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 大槌湾七戻崎沖の中央部より湾奥部の鵜住居川河口部までの範囲に面的に設けた20箇所の観測定点におけるCTD観測のほか、これらの測点の4箇所 では二スキン採水器による層別採水とノルパックネットによるプランクトン群集の採取を、12箇所ではスミスマッキンタイヤー式採泥器による堆積物の採取を行う予定。また大槌川・小鎚川・鵜住居川の河口付近で栄養塩濃度測定用の採水を行う。
大槌湾における付着藻の藻体構成炭素・窒素の起源に関する調査 2012 係留系・観測ブイ 三陸南部 2012/11/01 - 2013/03/31 冬季から春期にかけて大槌湾の8か所にモルタル板およびワカメの胞子体を係留することにより付着藻類を育成する。係留期間終了後に回収した付着藻類を構成する炭素・窒素の同位体比を測定し、これらの元素の起源を推定する。また2つの測点では水温・塩分ロガーにてこれらの変動も記録する。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2013 調査航海 三陸南部 2013/06/24 - 2013/06/29 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。航海を前半と後半に分け、本航海は前半に相当。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac netを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2013 調査航海 三陸南部 2013/06/24 - 2013/06/29 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行った。航海を前半と後半に分け、本航海は前半に相当。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac netを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行った。
資源生物の分布・行動の把握と個体群構造の解析 2013 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
2013/07/01 - 2014/03/31 資源生物の個体群構造の解析
資源生物の分布・行動の把握と個体群構造の解析 2013 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
2013/07/01 - 2014/03/31 資源生物の個体群構造の解析
志津川湾岩礁生態系調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 志津川湾弁天崎沿岸に設定した永久調査区においてアラメ群落のモニタリング調査を継続し、群落深所のアラメの加入・成長を阻害する要因が地盤沈下による光量低下あるいは砂泥堆積の影響なのか明らかにする。また、志津川湾内数地点においてウニ・アワビの体サイズ、年齢組成等を調査し、個体群における中型サイズの欠落と津波の因果関係を推定し、漁業への影響を評価する。さらに、震災以降の栄養塩濃度の低下がワカメの成長・品質に与える影響を検討するため、天然・養殖ワカメを採集し葉体サイズ、色調、窒素・リン含有量等を測定するとともに、栄養塩濃度を変えた培養実験を行い、ワカメの成長と栄養塩環境の関係を明らかにする。
志津川湾岩礁生態系調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 志津川湾奥に設定した永久調査区においてアラメ群落のモニタリング調査を継続し、津波による砂泥堆積と地盤沈下によって光環境が悪化したと推察される深所においても群落が維持され続けるのか否かを調べた。また、志津川湾内数地点においてウニの密度、サイズ組成、年齢組成等を調べ、加入密度や成長特性を把握した。さらに、ワカメの成長を促進する技術を開発するために、養殖ワカメの成長および生産量に対する施肥の効果を試験した。
女川湾岩礁生態系調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/07/01 - 2013/12/31 女川湾内に設定した7つの調査地点で、生物データやサンプル、また環境データを得る。各地点では海図水深0mを基点とし沖に向かって長さ100mあるいは深さ10mに至るまでの調査ラインを設置し、ラインに沿ってあるいは水深1mごとの各水深で1m×1mの方形枠を置いて調査を行う。調査頻度は項目により異なり、多くの項目は7月のみに実施するが、いくつかの項目は9月、12月も調査を行う。
女川湾岩礁生態系調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/07/01 - 2013/12/31 女川湾内に設定した7つの調査地点で、生物データやサンプル、また環境データを得た。各地点では海図水深0mを基点とし沖に向かって長さ100mあるいは深さ10mに至るまでの調査ラインを設置し、ラインに沿ってあるいは水深1mごとの各水深で1m×1mの方形枠を置いて調査を行った。調査頻度は項目により異なり、多くの項目は7月のみに実施したが、いくつかの項目は9月、12月も調査を行った。
牡鹿半島岩礁生態系調査 2013 フィールド調査 石巻湾 2013/04/01 - 2014/03/31 牡鹿半島狐崎沿岸に2つの調査区域(エリアA、エリア B)を設け、震災による地盤沈下後の個体群あるいは群集の動態変化をモニタリングする。エリアAでは褐藻エゾノネジモク群落とウニ各種の分布や生物季節データから、これらの種間相互関係を地盤沈下や海洋環境の変動との関係で明らかにする。エリアBでは、褐藻アラメ群落におけるアラメ各個体の生残と成長過程の追跡を行い、地盤沈下後の本群落の動態を環境との関係で明らかにする。また、植食性巻貝のコシダカガンガラの分布パターンの変動や生残・成長なども調査し、アラメ群落の動態との関係を調べる。
牡鹿半島岩礁生態系調査 2013 フィールド調査 石巻湾 2013/04/01 - 2014/03/31 牡鹿半島狐崎沿岸の2つの調査区域(エリアA、エリア B)を設け、震災による地盤沈下の後の個体群あるいは群集の動態変化をモニタリングした。エリアAでは褐藻エゾノネジモク群落とウニ各種の分布や生物季節データから、これらの種間相互関係を地盤沈下や海洋環境の変動との関係で明らかにした。エリアBでは、褐藻アラメ群落におけるアラメ各個体の生残と成長過程の追跡を行い、地盤沈下後の本群落の動態を環境との関係で明らかにした。また、植食性巻貝のコシダカガンガラの分布パターンの変動や生残・成長なども調査し、アラメ群落の動態との関係を調べた。
女川湾と仙台湾における漁業対象生物の遺伝的状態調査 2013 その他 三陸南部
石巻湾
2013/04/01 - 2014/03/31 ①仙台湾におけるマコガレイの遺伝的モニタリング仙台湾で再捕されたマコガレイについて体サイズと耳石の輪紋による年齢査定を行い、1+(2012年級群)および2+(2011年級群)の標本についてDNA分析を行う。調べるDNAマーカーは調節領域前半部とし、さらに既存のマイクサテライトDNAマーカーの使用についても検討する。②女川湾や志津川湾を中心とした岩礁域における生物の遺伝的集団構造これまでに調べてきたアゴハゼに加えて、岩礁域に生息するウニ類(エゾバフンウニなど)や巻貝類(イボニシなど)について、女川湾や志津川湾を中心としたサンプリングを行い、DNA分析によって遺伝的集団構造を調べる。津波前のサンプルやデータが得られている種については、津波前と後での集団内の遺伝的変異性や集団間の遺伝的分化について比較を行う。
次世代シーケンサーを活用した最先端DNA多型分析の手法の開発と遺伝的多様性調査 2013 その他 石巻湾 2013/08/01 - 2014/03/31 次世代シーケンサーIonTorrentPGMを用いて、ゲノム規模で遺伝的多様性を評価するための方法論を確立する。東北地方の水産重要種であるマコガレイPseudopleuronectes yokohamaeをモデル生物として、本種の地理的・時間的遺伝的変異性とその変化を評価する。
次世代シーケンサーを活用した最先端DNA多型分析の手法の開発と遺伝的多様性調査 2013 その他 石巻湾 2013/08/01 - 2014/03/31 次世代シーケンサーIonTorrentPGMを用いて、ゲノム規模で遺伝的多様性を評価するための方法論を確立する。東北地方の水産重要種であるマコガレイPseudopleuronectes yokohamaeをモデル生物として、本種の地理的・時間的遺伝的変異性とその変化を評価する。
生物モニタリングによる環境保全調査 2013 その他 石巻湾 2013/04/01 - 2014/03/31 仙台湾ではイシガレイやヌマガレイ等の様々な異体類が、蒲生干潟や名取川河口域を稚魚育成の場として利用している。東北地方太平洋沖地震による津波は、完全にこれらの水域を飲み込み、長年堆積していた汚染物質が攪乱されるなど、底質が大きく変化したことが危惧されている。本研究では、稚魚の再生産過程を調査するとともに、生物モニタリングにより底質汚染の実態を調査することを目的とする。・昨年に引き続き蒲生干潟及び名取川河口域で稚魚の採集調査を行い、異体類を中心に稚魚生産力の修復過程を調査する。・cyp1a1 (アリル炭化水素系系の毒物に反応して発現が上昇する遺伝子)の遺伝子発現を指標にして、フィールドで採取された稚魚の汚染程度を調査する。・実験室内で飼育した非汚染魚を採取した底質に曝露し、cyp1a1の発現を測定することにより、底質の汚染程度を調査する。・cyp1a1遺伝子のプロモーターと緑色蛍光タンパク質遺伝子(GFP)を連結した発現ベクターを作製し、トランスジェニックメダカ系統を作製する。
生物モニタリングによる環境保全調査 2013 フィールド調査 石巻湾 2013/04/01 - 2014/03/31 仙台湾ではイシガレイやヌマガレイ等の様々な異体類が、蒲生干潟や名取川河口域を稚魚育成の場として利用している。東北地方太平洋沖地震による津波は、完全にこれらの水域を飲み込み、長年堆積していた汚染物質が攪乱されるなど、底質が大きく変化したことが危惧されている。本研究では、稚魚の再生産過程を調査するとともに、生物モニタリングにより底質汚染の実態を調査することを目的とする。・ 昨年に引き続き蒲生干潟及び名取川河口域で稚魚の採集調査を行い、異体類を中心に稚魚生産力の修復過程を調査する。・ cyp1a1 (アリル炭化水素系系の毒物に反応して発現が上昇する遺伝子)の遺伝子発現を指標にして、フィールドで採取された稚魚の汚染程度を調査する。・ 実験室内で飼育した非汚染魚を採取した底質に曝露し、cyp1a1の発現を測定することにより、底質の汚染程度を調査する。・ cyp1a1遺伝子のプロモーターと緑色蛍光タンパク質遺伝子(GFP)を連結した発現ベクターを作製し、トランスジェニックメダカ系統を作製する。
牡鹿半島周辺魚類生息調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 1.湾内において、筒・カゴ、刺網を用いたカレイ類の底魚やアナゴ類の採集調査を行う。主要漁業対象種については、耳石を用いた年齢査定を行い、Age-length keyを作成する。2.女川魚市場の刺網とカゴによる漁獲物の市場調査を行う。体長測定と尾数計数を行い、市場伝票整理および1.で得られるAge-length keyを基に、年間を通じた魚種毎の年齢別漁獲尾数を推定する。3.定置網(金華山漁場)の操業実態を、標本船に操業日報の記載を依頼して調査し、経年変化の把握に取り組む(データ入力と解析)。
牡鹿半島周辺海域における魚類生息および資源調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 ①湾内において、筒・カゴ、刺網を用いた底魚とベントスの採集調査を行った。アイナメについては、耳石を用いた年齢査定を行い、Age-length keyを作成した。②女川魚市場の刺網漁獲物の市場調査を行った。刺網漁獲物組成を得た。主要魚種の体長組成、およびアイナメの年齢組成、年級組成を推定した。③定置網(金華山周辺と志津川湾)操業日報を得て、魚種組成の経年変化解析に着手した。
仙台湾を中心とする沿岸生物のメタ個体群解析 2013 フィールド調査 石巻湾 2013/04/01 - 2014/03/31 センサス及びコドラート法による生物多様性調査と生息環境解析。分子生物学的手法を用いた主要巻貝やカニ類のメタ群集解析、及びその分散制と環境フィルタリング機能の解明
仙台湾を中心とする沿岸生物のメタ個体群解析 2013 フィールド調査 石巻湾 2013/04/01 - 2014/03/31 主にセンサス法による生物多様性調査と生息環境解析。分子生物学的手法を用いた主要巻貝やカニ類のメタ群集解析、及びその分散制と環境フィルタリング機能の解明
宮城県沿岸域における養殖魚類の水産増養殖技術の開発 2013 その他 2013/04/01 - 2014/03/31 カレイ目マツカワにおいて見いだされた緑色光照射による成長促進効果を応用し、サケ科魚類の成長促進技術を確立する。サケ科魚類の飼育試験の容易なニジマスを当面の研究対象とする。さらにサクラマスにおいて見いだされた白背景飼育による海水適応能向上効果のニジマス養殖への応用を検討する。
沿岸底生魚類の動態と個体群診断調査 2013 その他 三陸北部
三陸南部
石巻湾
下北
2013/04/01 - 2014/03/31 地震・津波の影響にかかわらず、沿岸の海産生物は温暖化による地球環境変化の影響を受けてきた。2011年3月11の震災の影響をみるためには、過去数十年の異なる地点での個体数動態を解析し、分布・個体数の変化をみる必要がある。本研究では、まず、太平洋北区底引き網漁場別漁獲統計資料、海水温・潮流データを利用し、個体数と空間分布の動態データの傾向と要因解析を行い、温暖化などの地球環境変化および震災・地震の影響解析とその予測をする。さらに、すでにゲノムが解読されている大西洋マダラと近縁の太平洋マダラ、スケトウダラを用い、個体数が増大してる地域と減少している地域がある区域を特定し、それらを用いて網羅的遺伝子マーカー解析を行い、環境変化の影響によって個体数の変化に関係する遺伝子群を検出する。
名取川河口域における漁業資源および漁場環境調査 2013 フィールド調査 石巻湾 2013/04/01 - 2014/03/31 1.名取川河口域において、ポンプ採集法により二枚貝の採集を行い、二枚貝類の分布密度を算出する。主要漁業対象種、主にアサリ、ヤマトシジミについては、殻長、体重を測定して、サイズ組成を求める。これらから二枚貝資源の現状を把握し、震災後の回復過程を明らかにする。2.漁場環境の特性を調べるために、水温塩分の観測を行う。底質環境特性として、粒度組成、シルト含有率、有機物量(炭素・窒素量)、安定同位体比の分析を行い、漁場環境の特性を解析する。3.漁場における成育状態を検証するために、ヤマトシジミの現場ケージ実験を実施する。これらの調査研究をもとに、二枚貝資源の今後の動向を予測し、漁業復旧に必要な対策案を提示する。
名取川河口域における漁業資源および漁場環境調査 2013 フィールド調査 石巻湾 2013/04/01 - 2014/03/31 1. 名取川河口域におけるアサリの分布密度と漁場環境名取川河口域において、ポンプ採集法により二枚貝を採集し、分布密度を算出した。採集個体の殻長、重量を測定し、有機炭素量、窒素量、及び安定同位体を分析した。漁場の物理環境の特性を明らかにするために、水温塩分分布、底質の粒度組成、含泥率、有機物量の分析を行った。2. 名取川汽水域におけるヤマトシジミの分布密度と漁場環境 名取川汽水域において、ジョレンによる二枚貝採集を行い、分布密度を求めた。採集個体の殻長,重量を測定し、有機炭素量、窒素量、及び安定同位体を分析した。漁場の物理環境の特性を明らかにするために、水温塩分分布、底質の粒度組成、含泥率、有機物量の分析を行った。3. 名取川河口汽水域における二枚貝の現成長実験による生産力の推定現場の生産力を推定するために、ケージ法による成長実験を行った。4.名取川及び広瀬川におけるアユ個体群の資源特性アユ個体群の資源状況を明らかにするために、投網による採集を行い、CPUEを求めた。また、耳石日周輪の解析により、孵化日を推定した。GSI、肥満度を求め、震災前の状態と比較した。
砂浜浅海域における漁業資源および漁場環境調査 2013 フィールド調査 石巻湾 2013/04/01 - 2014/03/31 1.市販の噴流式貝桁網について、瓦礫が存在する条件下での操業可能性・有効性に関して、曳網方法等の運用形態を含めて、当該漁業現場での実証試験を行う。この試験操業にあわせて、ホッキガイ資源調査を行う。2.漁場内の区域別の詳細な瓦礫分布マップを作成し、それに基づいて操業可能な漁場範囲を特定するとともに、瓦礫の底質中への埋没によって利用可能な漁場域が拡大する可能性について検討する。3.津波被災後の生物的・非生物的環境(底質特性、底生生物組成等)について、ホッキガイの生息環境としての視点で、経時的な変化の有無を明らかにする。
雄勝湾におけるホタテガイ養殖の環境収容力 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/12/01 - 2013/12/31 雄勝湾の2定点に垂下養殖されているホタテガイを上層・下層に分けて、貝殻と軟体部の各部位の大きさ・重量・重量比を調べ、震災前との比較から成育状況を評価する。今年度の雄勝湾全体のホタテガイ養殖施設と垂下ホタテガイの復旧状況並びに生産量から割り出した、1連あたりの生産量からも成育状況を評価する。養殖環境として低次生産を担う植物プランクトン現存量をクロロフィルaとして評価し、垂下養殖期間中の湾全体としての餌料環境の評価を試み、餌料環境と成育状況評価から環境収容量を検討する。
雄勝湾におけるホタテガイ養殖の環境収容力 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/12/01 - 2013/12/31 雄勝湾の2定点に垂下養殖されているホタテガイを上層・下層に分けて、貝殻と軟体部の各部位の大きさ・重量・重量比を調べ、震災前との比較から成育状況を評価する。今年度の雄勝湾全体のホタテガイ養殖施設と垂下ホタテガイの復旧状況並びに生産量から割り出した、1連あたりの生産量からも成育状況を評価する。養殖環境として低次生産を担う植物プランクトン現存量をクロロフィルaとして評価し、垂下養殖期間中の湾全体としての餌料環境の評価を試み、餌料環境と成育状況評価から環境収容量を検討する。
万石浦におけるアサリ稚貝の中間育成と放流効果 2013 フィールド調査 石巻湾 2013/08/01 - 2013/12/31 干潟造成計画が進められている宮城県石巻市万石浦を中心に、1)地元のアサリを母貝として、2)濾過滅菌海水を用いた高密度浮遊幼生飼育装置による従来の100倍以上の密度での集約的かつ省スペースで給餌飼育された幼生・稚貝の導入、3)万石浦に設置した中間育成装置による天然餌料を利用した歩留まりの高い高密度の着底稚貝育成、4)万石浦干潟での育成稚貝の放流効果の検証を行うことによって、生産レベルの実装試験を実施し、アサリ人工種苗生産の効率化・アサリ漁業の安定化を図る。 これまでアサリ種苗生産試験に関わって来た宮城県水産総合技術センターと宮城県漁業協同組合石巻湾支所が支援組織として参加することによって、本事業の研究成果を実装する体制を構築している。さらに、近隣の宮城県水産高校の実習の一環として同様に参加する体制を図り、先端技術に触れる機会を生徒に提供し後継者育成の一助とする。
万石浦におけるアサリ稚貝の中間育成と放流効果 2013 フィールド調査 石巻湾 2013/08/01 - 2013/12/31 干潟造成計画が進められている宮城県石巻市万石浦を中心に、1)地元のアサリを母貝として、2)濾過滅菌海水を用いた高密度浮遊幼生飼育装置による従来の100倍以上の密度での集約的かつ省スペースで給餌飼育された幼生・稚貝の導入、3)万石浦に設置した中間育成装置による天然餌料を利用した歩留まりの高い高密度の着底稚貝育成、4)万石浦干潟での育成稚貝の放流効果の検証を行うことによって、生産レベルの実装試験を実施し、アサリ人工種苗生産の効率化・アサリ漁業の安定化を図る。 これまでアサリ種苗生産試験に関わって来た宮城県水産総合技術センターと宮城県漁業協同組合石巻湾支所が支援組織として参加することによって、本事業の研究成果を実装する体制を構築している。さらに、近隣の宮城県水産高校の実習の一環として同様に参加する体制を図り、先端技術に触れる機会を生徒に提供し後継者育成の一助とする。
海産二枚貝類の人為催熟のための内分泌調節メカニズムの解明とその応用 2013 その他 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 海産二枚貝類の配偶子形成を上位で支配する神経ペプチドを種々の貝類で同定し、神経ペプチドによって誘導される生殖関連遺伝子群の同定と作用メカニズムの推定、神経ペプチドによる人為催熟に向けたin vitro、in vivoでの配偶子形成に及ぼす効果の検討を行う。
海産二枚貝類の人為催熟のための内分泌調節メカニズムの解明とその応用 2013 その他 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 海産二枚貝類の配偶子形成を上位で支配する神経ペプチドを種々の貝類で同定し、神経ペプチドによって誘導される生殖関連遺伝子群の同定と作用メカニズムの推定、神経ペプチドによる人為催熟に向けたin vitro、in vivoでの配偶子形成に及ぼす効果の検討を行う。
海産二枚貝類の人為的産卵誘発のための内分泌調節メカニズムの解明とその応用 2013 その他 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 海産二枚貝類の配偶子放出を抑制的に支配する神経タンパクの構造機能を明らかにし、卵や精子における産卵誘発ホルモン(セロトニン)との関係と作用機序を検討する。
海産二枚貝類の人為的産卵誘発のための内分泌調節メカニズムの解明とその応用 2013 その他 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 海産二枚貝類の配偶子放出を抑制的に支配する神経タンパクの構造機能を明らかにし、卵や精子における産卵誘発ホルモン(セロトニン)との関係と作用機序を検討する。
生態系ハビタットマッピングに利用するデータの収集 2013 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
石巻湾
2013/04/01 - 2014/03/31 研究チームでは、GIS(ArcMarine geodatabase)を利用して東北地域の沿岸から深海における海洋生物の分布状況と生息環境の情報を収集整理し、津波が海洋生態系に与えた影響を調べている。この目的のため、TEAMSの調査航海に加えて、研究機関のデータベースや他の研究調査プロジェクトなどから種々のデータ(海底地形や地理上の特徴、海底地質、ベントス分布など)を収集している。
生態系ハビタットマッピングに利用するデータの収集 2013 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
石巻湾
2013/04/01 - 2014/03/31 研究チームでは、GIS(ArcMarine geodatabase)を利用して東北地域の沿岸から深海における海洋生物の分布状況と生息環境の情報を収集整理し、津波が海洋生態系に与えた影響を調べている。この目的のため、TEAMSの調査航海に加えて、研究機関のデータベースや他の研究調査プロジェクトなどから種々のデータ(海底地形や地理上の特徴、海底地質、ベントス分布など)を収集している。
小型ROV「クラムボン」を用いた海底瓦礫および生態系調査 2013 調査航海 三陸南部 2013/06/29 - 2013/07/05 東北マリンサイエンス拠点形成事業のうち、JAMSTEC が実施する「海底環境の変動」に関する調査を別紙の位置図の調査海域において行う。船舶については運航を委託し、機構所有の小型ROVクラムボンのオペレーション慣熟訓練を行った後、海底面、生物、瓦礫等の観察および試料採集を行う。潜航ポイントは、これまで行った機構所有のディープトウ測線上(岩手沖)と宮城県からの要請があった南三陸町沖(宮城県沖)で行う予定である。また、上記調査海域内において、マルチプルコアラーによる採泥を行い、底質の解析を実施する。
小型ROV「クラムボン」を用いた海底瓦礫および生態系調査 2013 調査航海 三陸南部 2013/06/29 - 2013/07/05 東北マリンサイエンス拠点形成事業のうち、JAMSTEC が実施する「海底環境の変動」に関する調査を別紙の位置図の調査海域において行った。船舶については東京大学大気海洋研究所が傭船した船舶を使用し、機構所有の小型ROV「クラムボン」の動作試験を行った後、海底面、生物、瓦礫等の観察および試料採集を行った。また、調査海域内において、マルチプルコアラーによる採泥を行い、底質資料を採集した。
東北津波域における海洋生態系の変動メカニズムの解明 2013 調査航海 三陸南部 2013/10/06 - 2013/11/04 「東北マリンサイエンス拠点形成事業」において当機構は、「沖合底層生態系の変動メカニズムの解明」を大目的とし、(1)漁場における瓦礫マッピングと分解プロセスの解明、(2)資源生物の分布・行動の把握と個体群構造の解析、(3)海洋生物資源(漁業)環境の長期間モニタリング、(4)生物の栄養段階と化学物質蓄積評価、(5)生態系ハビタットマッピングの5つのテーマのもと研究を遂行している。本航海では、(1)のうち、漁場における地形と瓦礫の精密マッピングおよび瓦礫分解プロセスの解明、(2)のうち、資源生物の分布の把握およびバイオトラッキング、(3)のうち海洋生物資源環境の長期間モニタリングの海水、堆積物の取得、(4)のうち生物の有害物質蓄積量の評価、を主に行う。また、地形、瓦礫マッピングや資源生物分布のデータを用い、調査後、(5)の生態系ハビタットマッピングの基礎情報として利用する。
東北津波域における海洋生態系の変動メカニズムの解明 2013 調査航海 三陸南部 2013/10/06 - 2013/11/04 「東北マリンサイエンス拠点形成事業」において当機構は、「沖合底層生態系の変動メカニズムの解明」を大目的とし、(1)漁場における瓦礫マッピングと分解プロセスの解明、(2)資源生物の分布・行動の把握と個体群構造の解析、(3)海洋生物資源(漁業)環境の長期間モニタリング、(4)生物の栄養段階と化学物質蓄積評価、(5)生態系ハビタットマッピングの5つのテーマのもと研究を遂行している。本航海では、(1)のうち、漁場における地形と瓦礫の精密マッピングおよび瓦礫分解プロセスの解明、(2)のうち、資源生物の分布の把握およびバイオトラッキング、(3)のうち海洋生物資源環境の長期間モニタリングの海水、堆積物の取得、(4)のうち生物の有害物質蓄積量の評価、を主に行う。また、地形、瓦礫マッピングや資源生物分布のデータを用い、調査後、(5)の生態系ハビタットマッピングの基礎情報として利用する。曳航式の音響調査では、高精度ソナーを用いて海底の状況把握(瓦礫や露岩分布)を把握する。
河口・汽水域及び沿岸域における河川水の混合拡散のモニタリングとそのモデル化 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/06/10 - 2013/06/10 本調査は、大槌湾を中心とした河口・汽水域及び沿岸域における混合拡散の調査を行うことを目的としている。大槌湾の複数点に係留系を設置し、連続的に海洋観測を行う。さらに、YODA Profilerを用いた曳航観測を実施する。
河口・汽水域及び沿岸域における河川水の混合拡散のモニタリングとそのモデル化 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/06/10 - 2013/06/10 本調査は、大槌湾を中心とした河口・汽水域及び沿岸域における混合拡散の調査を行うことを目的としている。大槌湾の複数点に係留系を設置し、連続的に海洋観測を行う。さらに、YODA Profilerを用いた曳航観測を実施する。
河口・汽水域及び沿岸域における河川水の混合拡散のモニタリングとそのモデル化 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/09/09 - 2013/09/13 本調査は、大槌湾においての海洋構造を観測するため、YODA Profiler, UCTDを用いた曳航観測、係留系および気象計を用いた定点連続観測、AZFP及び採水器・プランクトンネットを用いた動物プランクトン分布調査並びにTurboMAPでの乱流強度観測を行う。また、河口付近の採水、堆積物の採取及び柱状採泥を行い、微生物学的にどのような影響を及ぼすかについて調査する。6月の観測で設置した係留系の回収も行う予定である。
河口・汽水域及び沿岸域における河川水の混合拡散のモニタリングとそのモデル化 2013 フィールド調査 三陸南部 2014/03/10 - 2014/03/14 本調査は、大槌湾を中心とした河口・汽水域及び沿岸域における混合拡散の調査を行うことを目的としている。YODA Profilerを用いた曳航観測を実施する。
海洋生態系の調査研究-三陸沖合海域におけるランダー設置、採泥とCTD採水観測- 2013 調査航海 三陸北部
三陸南部
2013/10/28 - 2013/11/10 東海大学海洋調査研修船「望星丸」岩手県沿岸調査では、海底環境をモニターするランダーの設置と、マルチプルコアラー及びピストンコアラーによる採泥、 CTDを用いた海洋観測、FRRF観測を実施する。なお、ピストンコアラーによる採泥は東海大学の事業として行われる。
海洋生態系の調査研究-三陸沖合海域におけるランダー設置、採泥とCTD採水観測- 2013 調査航海 三陸北部
三陸南部
2013/10/28 - 2013/11/10 東海大学海洋調査研修船「望星丸」岩手県沿岸調査では、海底環境をモニターするランダーの設置と、マルチプルコアラー及びピストンコアラーによる採泥、 CTDを用いた海洋観測、FRRF観測を実施した。なお、ピストンコアラーによる採泥は東海大学の事業として行われた。
宮城県沖瓦礫マッピング調査 2013 その他 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 昨年度から取り組んで知る、宮城県より提供された底曳き網ガレキ回収操業野帳資料より瓦礫情報を電子化し分布や時系列解析の継続実施。
宮城県沖瓦礫マッピング調査 2013 その他 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 昨年度から取り組んで知る、宮城県より提供された底曳き網ガレキ回収操業野帳資料より瓦礫情報を電子化し分布や時系列解析の継続実施。
三陸沿岸域における瓦礫マッピングおよび津波堆積物の履歴調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/06/23 - 2013/11/30 各湾における瓦礫マッピングおよび津波堆積物の解明を目的とし、概査として1)サイドスキャンソナーイメージマッピング、2)マルチナロービーム測深、3)高分解能地層探査装置を用いた表層堆積物の分布を調べ、精査として1)瓦礫を対象としたROVによる海底観察、2)柱状採泥器を用いた表層堆積物試料採取、3)高精度マルチナロービーム測深による詳細地形解析を行う。
三陸沿岸域における瓦礫マッピングおよび津波堆積物の履歴調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/06/23 - 2013/11/30
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(1000m) 2013 係留系・観測ブイ 三陸南部 2012/08/14 - 2013/11/30 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。昨年度設置したシステムによる観測の継続
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(1000m) 2013 係留系・観測ブイ 三陸南部 2012/08/14 - 2013/10/12 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムによる環境計測。昨年度設置したシステムによる観測の継続
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(300m) 2013 係留系・観測ブイ 三陸南部 2013/03/12 - 2014/07/31 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。昨年度設置したシステムによる観測の継続。10月に形状をトロール対策型に変更し再設置。
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(300m) 2013 係留系・観測ブイ 三陸南部 2013/03/12 - 2014/07/31 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。 昨年度設置したシステムによる観測の継続。 10月に形状をトロール対策型に変更し再設置。
魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査 2013 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
2013/04/01 - 2014/03/31 研究チームでは、東北地域の沿岸から深海における海洋生物中に蓄積されている化学物質の濃度のモニタリングを行う。それと同時にアミノ酸の窒 素同位体比を用いた個々の生物試料の正確な栄養段階を推定し,生物濃縮を念頭においたうえでの化学物質蓄積の実態について明らかにする。
魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査 2013 その他 三陸北部
三陸南部
2013/04/01 - 2014/03/31 研究チームでは、東北地域の沿岸から深海における海洋生物中に蓄積されている化学物質の濃度のモニタリングを行う。それと同時にアミノ酸の窒 素同位体比を用いた個々の生物試料の正確な栄養段階を推定し,生物濃縮を念頭においたうえでの化学物質蓄積の実態について明らかにする。
釜石湾の流況・水質調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 釜石湾の流況及び水質を調べる。
大槌湾岩礁藻場調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/06/28 - 2013/06/29 大槌湾の岩礁藻場においてスキューバ潜水による海藻群落および底生生物群集の調査を行う。
岩手県沿岸部に流入する河川からの種々の化学物質の負荷量調査 2013 フィールド調査 2013/04/01 - 2014/03/31 岩手県沿岸部に流入する河川の河口部 12 箇所において 2 ヶ月に 1 回程度水質と流量を測定する。
岩手県織笠川河口における底生生物の調査 2013 フィールド調査 2013/04/01 - 2014/03/31 織笠川河口域の底生生物群集の実態を調査するため、河口域に設けた3地点における底生生物の定量調査を1ヶ月に1回、河口域の広範囲について底生生物の分布状況をの調査を1ヶ月に2回実施する。
宮城県沿岸域の栄養塩環境と低次生産の調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 女川湾では東日本大震災後、微生物環構成生物の現存量が減少しており、海洋生態系が大きく変化した可能性がある。そこで栄養塩濃度、植物プランクトン種組成、動物プランクトン種組成を調査する。さらに女川湾のSt.1では一次生産の測定に加えて、動物プランクトンで卓越するカイアシ類の二次生産、三次生産を測定する。以上の調査より、低次生産層の変化とその原因を究明する。また高次生産に移行する物質量を推定する。女川湾以外の宮城県沿岸域でも栄養塩濃度とプランクトン種組成を調査する。以上の知見から宮城県沿岸域の生態系の回復過程をモニタリングする。
宮城県沿岸域の栄養塩環境と低次生産の調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 女川湾では東日本大震災後、微生物環構成生物の現存量が減少しており、海洋生態系が大きく変化した可能性がある。そこで栄養塩濃度、植物プランクトン種組成、動物プランクトン種組成を調査する。さらに女川湾のSt.1では一次生産の測定に加えて、動物プランクトンで卓越するカイアシ類の二次生産、三次生産を測定する。以上の調査より、低次生産層の変化とその原因を究明する。また高次生産に移行する物質量を推定する。女川湾以外の宮城県沿岸域でも栄養塩濃度とプランクトン種組成を調査する。以上の知見から宮城県沿岸域の生態系の回復過程をモニタリングする。
漁場環境と底生生物に関する調査 2013 フィールド調査 三陸南部 震災後における養殖場を含めた女川湾の有害物質、重金属類等の水質、底質、および底生生物の調査を行い、震災前のデータと比較することで、漁場および海底環境に与えた震災の影響を明らかにするとともに、漁場環境および底生生物も含めた海底環境の回復過程を明らかにすることを目的とする。具体的には以下の通りである。 1.津波により女川湾内に堆積したと考えられる泥の堆積状況とその起源を明らかにするとともに、津波後の堆積状況の変化を経時的に明らかにする。2.水質、底質環境(粒度組成、有機物量、および、PCB、ダイオキシン、油分等の有害物質)を調べ、特に漁場および養殖場の有害物質の蓄積状況を把握する。さらに、養殖が再開された後の養殖場の有機物量の変化等から、養殖が海底環境に与える影響を明らかにする。3.津波による底生生物の分布および群集構造の変化と回復過程を明らかにする。
漁場環境と底生生物に関する調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 震災後における養殖場を含めた女川湾の有害物質、重金属類等の水質、底質、および底生生物の調査を行い、震災前のデータと比較することで、漁場および海底環境に与えた震災の影響を明らかにするとともに、漁場環境および底生生物も含めた海底環境の回復過程を明らかにすることを目的とする。具体的には以下の通りである。 1 津波により女川湾内に堆積したと考えられる泥の堆積状況とその起源を明らかにするとともに、津波後の堆積状況の変化を経時的に明らかにする。 2 水質、底質環境(粒度組成、有機物量、および、PCB、ダイオキシン、油分等の有害物質)を調べ、特に漁場および養殖場の有害物質の蓄積状況を把握する。さらに、養殖が再開された後の養殖場の有機物量の変化等から、養殖が海底環境に与える影響を明らかにする。 3 津波による底生生物の分布および群集構造の変化と回復過程を明らかにする。 4 ホタテの成長を指標として養殖環境のモニタリング
宮城県沿岸域における湾内の海水流動調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/05/01 - 2014/03/31 震災後の海洋環境及び漁場環境の回復過程を把握するため、宮城県沿岸域の湾において海水流動調査と水質調査を実施し、震災後の湾内の海水流動を把握するとともに、海水流動が及ぼす海洋環境と漁場環境への影響を明らかにする。
宮城県沿岸域における湾内の海水流動調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/05/01 - 2014/03/31 震災後の海洋環境及び漁場環境の回復過程を把握するため、宮城県沿岸域の湾において海水流動調査と水質調査を実施し、震災後の湾内の海水流動を把握するとともに、海水流動が及ぼす海洋環境と漁場環境への影響を明らかにする。
女川湾における瓦礫追跡調査 2013 その他 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 東日本大震災の巨大地震と大津波によって大きく変化したと予測される女川湾の海底地形状況の変化を把握すると共に、瓦礫の分布状況の把握と瓦礫の経時的な変化(埋没状況、破損、腐敗劣化状態など)や周辺域の生物蝟集等の状況を観察する。
河口・干潟域における環境調査と生物調査 2013 フィールド調査 三陸南部
石巻湾
2013/04/01 - 2014/03/31 2011年3月に起きた東北地方太平洋沖地震と津波により東北地方沿岸域は大きく攪乱された。陸域と海域をつなぐ河口域、干潟は多様性に富む多くの生物が生息し、水産学の観点からは稚魚や仔魚をはじめとする水産資源生物の初期生活史の成育場として、また種々の水産資源生物の餌となるマクロベントスの生息場として、そして生態系や生態系サービスの観点から重要な水域であることが認識されている。地震・津波によって河口域と干潟環境が受けた影響について水質、底質の経時的調査を行い、その水域環境の変化に伴う生物相の遷移を明らかにし、水域の変遷・回復過程を環境学的、生物学的、水産学的に把握する。今後の河口・干潟における水産資源の持続的利用、生態系の安定について検討する。
河口・干潟域における環境調査と生物調査 2013 フィールド調査 石巻湾 2013/04/01 - 2014/03/31 2011年3月に起きた東北地方太平洋沖地震と津波により東北地方沿岸域は大きく攪乱された。陸域と海域をつなぐ河口域、干潟は多様性に富む多くの生物が生息し、水産学の観点からは稚魚や仔魚をはじめとする水産資源生物の初期生活史の成育場として、また種々の水産資源生物の餌となるマクロベントスの生息場として、そして生態系や生態系サービスの観点から重要な水域であることが認識されている。地震・津波によって河口域と干潟環境が受けた影響について水質、底質の経時的調査を行い、その水域環境の変化に伴う生物相の遷移を明らかにし、水域の変遷・回復過程を環境学的、生物学的、水産学的に把握する。今後の河口・干潟における水産資源の持続的利用、生態系の安定について検討する。
岩手県南部海域の沿岸海洋調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 本調査は、東日本大震災が沿岸生態系に与えた影響とその後の回復過程を把握することを目的として、震災以前から調査を実施していた越喜来湾と大船渡湾において水質および浮遊生物調査を継続して実施している。
岩手県南部海域の沿岸海洋調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 本調査は、東日本大震災が沿岸生態系に与えた影響とその後の回復過程を把握することを目的として、震災以前から調査を実施していた越喜来湾と大船渡湾において水質および浮遊生物調査を継続して実施した。さらに、今年度は越喜来湾の底質調査を夏季に実施した。
岩手県南部海域の岩礁域・護岸壁の生物相モニタリング 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 本調査は、東日本大震災が潮間帯植物、動物の生物相に与えた影響とその後の回復過程を把握することを目的として、吉浜湾の岩礁域では年1回目視調査、大船渡湾の港湾桟橋壁面では隔月で水中カメラ調査を実施。また、震災後に新たに発見された外来フジツボについては、東北日本沿岸の主要漁港を網羅的に訪れ生息確認調査を実施(2-3年を要す)。
岩手県南部海域の岩礁域・護岸壁の生物相モニタリング 2013 フィールド調査 三陸北部
三陸南部
石巻湾
2013/04/01 - 2014/03/31 本調査は、東日本大震災が潮間帯植物、動物の生物相に与えた影響とその後の回復過程を把握することを目的として、吉浜湾の岩礁域において、潮間帯域の海藻相、無脊椎動物相を春季と夏季に調査を実施した。大船渡湾の上平揚船場の港湾桟橋壁面において隔月に水中カメラ調査を行い、壁面に生息する生物群集の鉛直密度の変化を調べた。また、震災後に新たに発見された外来フジツボのPerforatus perforatusについては、新潟から秋田にかけての東北日本海沿岸および宮城から岩手県宮古湾までの主要漁港を訪れ生息確認調査を実施した。
岩手県南部海域における魚類の再生産に関する実態調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 本調査は、東日本大震災が魚類の再生産に与えた影響とその後の回復過程を把握することを目的として、砕波帯やアマモ場における仔稚魚の出現動態を毎月1回実施する。
岩手県南部海域における魚類の再生産に関する実態調査 2013 フィールド調査 三陸北部
三陸南部
2013/04/01 - 2014/03/31 東日本大震災が魚類の再生産に与えた影響とその後の回復過程、および防潮堤工事等の影響を把握することを目的として、越喜来湾の砕波帯やアマモ場に設定した定点において仔稚魚の出現動態を毎月1回実施した。また、浪板海岸のアマモ場の面積測定と防波堤におけるホヤの個体数を調査した。盛川においてはアユの天然遡上数を調べた。大槌湾と野田湾においては、ヒラメ稚魚の出現動態を調べた。
岩手県南部海域における有害・有毒プランクトン調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 ・有毒・有害渦鞭毛藻について大船渡湾、越喜来湾の各2-3定点において月1回の定期的な栄養細胞のモニタリングを行う。・大船渡湾の数定点において、底泥中の麻ひ性貝毒原因渦鞭毛藻休眠胞子の水平、垂直分布を年2回程度調査して津波による底泥の撹乱と休眠胞子分布の関係を検討する。本調査は、岩手県水産技術センターおよび長崎大学の協力を得ながら進める。・高度に記憶喪失性貝毒を生産するP. multiseriesを大船渡湾、越喜来湾で定期的にモニターし、培養実験でその毒生産特性を調べ震災前と比較する。また、湾内の季節ごとの珪藻組成および貝類の毒化状況を調べ、今後の貝類毒化ポテンシャルを考察する。・前年度にN. navis-varingicaの分布が確認された大槌湾河口において、詳細にその分布特性を調べるとともに、周辺環境中の貝類の毒化状況を調べる。・以前にN. navis-varingicaの分布が確認されていたにもかかわらず、昨年度確認されなかった河口域について仙台から千葉に至る5地点を含めて調査を継続し、震災の影響を評価するとともに東南アジアを起点とする同種の分布拡大仮説を検証する。
岩手県南部海域における有害・有毒プランクトン調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 ・有毒・有害渦鞭毛藻について大船渡湾、越喜来湾の各2定点において月1回の半定期的な栄養細胞のモニタリングを行った。 ・大船渡湾の15定点において、表層底泥中の麻ひ性貝毒原因渦鞭毛藻休眠胞子の存在量を調べるとともに、存在量の高かった1定点においてその垂直分布を調査した。これらの調査は、岩手県水産技術センターおよび長崎大学の協力を得て行った。 ・大船渡湾と越喜来湾計7定点において、記憶喪失性貝毒生産珪藻の出現および二枚貝の毒性をモニターし、両湾のASP発生ポテンシャルを推定した。 ・震災後分布が確認されていない東日本沿岸7河口域の記憶喪失性貝毒生産Nitzschia navis-varingicaについて、その再出現を調査し、同種の分布拡大機構と関連付けながらその危険性を考察した。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2012 調査航海 三陸南部 2012/04/28 - 2012/05/03 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。航海を前半と後半に分け、本航海は前半に相当。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac netを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2012 調査航海 三陸南部 2012/04/28 - 2012/05/03 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行った。航海を前半と後半に分け、本航海は前半に相当。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac netを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行った。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2012 調査航海 三陸南部 2012/08/07 - 2012/08/12 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。航海を前半と後半に分け、本航海は前半に相当。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac netを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2012 調査航海 三陸南部 2012/08/07 - 2012/08/12 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行った。航海を前半と後半に分け、本航海は前半に相当。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac netを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行った。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2013 調査航海 三陸南部 2013/09/14 - 2013/09/21 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。航海を前半と後半に分け、本航海は前半に相当。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac netを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2013 調査航海 三陸南部 2013/09/14 - 2013/09/21 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行った。航海を前半と後半に分け、本航海は前半に相当。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac netを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行った。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2012 調査航海 三陸南部 2013/01/19 - 2013/01/25 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。航海を前半と後半に分け、本航海は前半に相当。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac netを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2012 調査航海 三陸南部 2013/01/19 - 2013/01/25 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行った。航海を前半と後半に分け、本航海は前半に相当。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac netを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行った。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2013 調査航海 三陸南部 2013/12/08 - 2013/12/16 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。航海を前半と後半に分け、本航海は前半に相当。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac netを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2013 調査航海 三陸南部 2013/12/08 - 2013/12/16 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行った。航海を前半と後半に分け、本航海は前半に相当。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac netを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行った。
三陸沖合の沈降粒子と基礎生産力 2013 調査航海 三陸北部
三陸南部
2014/03/22 - 2014/03/28 東北マリンサイエンス拠点形成事業(海洋生態系の調査研究)、沖合海底生態系の変動メカニズムの解明、海洋生物資源(漁場)環境の長期間モニタリングによる海洋環境モニタリングの一つで、三陸沖合における沈降粒子の組成と海洋表層の基礎生産力、合わせて海洋環境情報を集積する。
三陸沖合の沈降粒子と基礎生産力 2013 調査航海 三陸北部
三陸南部
2014/04/23 - 2014/04/25 東北マリンサイエンス拠点形成事業(海洋生態系の調査研究)、沖合海底生態系の変動メカニズムの解明、海洋生物資源(漁場)環境の長期間モニタリングによる海洋環境モニタリングの一つで、三陸沖合における沈降粒子の組成と海洋表層の基礎生産力、合わせて海洋環境情報を集積する。
三陸沿岸域における瓦礫マッピングおよび堆積物の環境調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/05/28 - 2014/12/30 各湾における瓦礫マッピングおよび津波堆積物の解明を目的とし、概査として1)サイドスキャンソナーイメージマッピング、2)マルチナロービーム測深、3)高分解能地層探査装置を用いた表層堆積物の分布を調べ、精査として1)瓦礫を対象としたROVによる海底観察、2)柱状採泥器を用いた表層堆積物試料採取、3)高精度マルチナロービーム測深による詳細地形解析を行う。
三陸沿岸域における瓦礫マッピングおよび堆積物の環境調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/05/28 - 2014/12/30 各湾における瓦礫マッピングおよび津波堆積物の解明を目的とし、概査として1)サイドスキャンソナーイメージマッピング、2)マルチナロービーム測深、3)高分解能地層探査装置を用いた表層堆積物の分布を調べ、精査として1)瓦礫を対象としたROVによる海底観察、2)柱状採泥器を用いた表層堆積物試料採取、3)高精度マルチナロービーム測深による詳細地形解析を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2013 調査航海 三陸南部 2014/03/12 - 2014/03/19 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。航海を前半と後半に分け、本航海は前半に相当。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac netを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2013 調査航海 三陸南部 2014/03/12 - 2014/03/19 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行った。航海を前半と後半に分け、本航海は前半に相当。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac netを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行った。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2014 調査航海 三陸南部 2014/04/14 - 2014/04/21 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。航海を前半と後半に分け、本航海は前半に相当。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac netを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2014 調査航海 三陸南部 2014/04/14 - 2014/04/21 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行った。航海を前半と後半に分け、本航海は前半に相当。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac netを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行った。
資源生物の分布・行動の把握と個体群構造の解析 2014 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
2014/04/01 - 2015/03/31 資源生物の分布・行動の把握
資源生物の分布・行動の把握と個体群構造の解析 2014 フィールド調査 三陸北部
三陸南部
2014/04/01 - 2015/03/31 資源生物の分布・行動の把握
宮城県沿岸域の栄養塩環境と低次生産の調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 女川湾では東日本大震災後、微生物環構成生物の現存量が減少しており、海洋生態系が大きく変化した可能性がある。そこで栄養塩濃度、植物プランクトン種組成、動物プランクトン種組成を調査する。さらに女川湾のSt.1では一次生産の測定に加えて、動物プランクトンで卓越するカイアシ類の二次生産、三次生産を測定する。以上の調査より、低次生産層の変化とその原因を究明する。また高次生産に移行する物質量を推定する。女川湾以外の宮城県沿岸域でも栄養塩濃度とプランクトン種組成を調査する。以上の知見から宮城県沿岸域の生態系の回復過程をモニタリングする。
宮城県沿岸域の栄養塩環境と低次生産の調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 女川湾では東日本大震災後、微生物環構成生物の現存量が減少しており、海洋生態系が大きく変化した可能性がある。そこで栄養塩濃度、植物プランクトン種組成、動物プランクトン種組成を調査する。さらに女川湾のSt.1では一次生産の測定に加えて、動物プランクトンで卓越するカイアシ類の二次生産、三次生産を測定する。以上の調査より、低次生産層の変化とその原因を究明する。また高次生産に移行する物質量を推定する。女川湾以外の宮城県沿岸域でも栄養塩濃度とプランクトン種組成を調査する。以上の知見から宮城県沿岸域の生態系の回復過程をモニタリングする。
宮城県沿岸域における湾内の海水流動調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 震災後の海洋環境及び漁場環境の回復過程を把握するため、宮城県沿岸域の湾において海水流動調査と水質調査を実施し、震災後の湾内の海水流動を把握するとともに、海水流動が及ぼす海洋環境と漁場環境への影響を明らかにする。
宮城県沿岸域における湾内の海水流動調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 震災後の海洋環境及び漁場環境の回復過程を把握するため、宮城県沿岸域の湾において海水流動調査と水質調査を実施し、震災後の湾内の海水流動を把握するとともに、海水流動が及ぼす海洋環境と漁場環境への影響を明らかにする。
宮城県の湾内における植物プランクトンと海洋環境の経時変動に関する調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 志津川湾、追波湾、雄勝湾、女川湾、鮫浦湾の堤防において、水質計による水質(水温、塩分、濁度、溶存酸素、クロロフィル)測定と栄養塩およびクロロフィル測定用試水採取のための採水をバンドン採水器を用いて海表面から行う。船舶を用いた湾内の調査も不定期に実施し、堤防の結果と比較する。
宮城県の湾内における植物プランクトンと海洋環境の経時変動に関する調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 志津川湾、追波湾、雄勝湾、女川湾、鮫浦湾の堤防において、水質計による水質(水温、塩分、濁度、溶存酸素、クロロフィル)測定と栄養塩およびクロロフィル測定用試水採取のための採水をバンドン採水器を用いて海表面から行う。船舶を用いた湾内の調査も不定期に実施し、堤防の結果と比較する。
志津川湾岩礁生態系調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 志津川湾奥に設定した永久調査区においてアラメ群落のモニタリング調査を継続し、2013年11月~2014年2月に群落が縮小した原因を検討するとともに、広域調査の実施により、他の地点でもアラメ群落が縮小しているか否かを確認する。また、キタムラサキウニとエゾバフンウニの籠養殖を行い、ワカメあるいはマコンブの給餌が生殖巣の品質に与える影響を明らかにする。さらに、養殖ワカメの高品質化を目標として、効率的な栄養塩添加技術を検討する。加えて、震災3年後の秋季にはワカメの芽落ちが発生した養殖ロープにニホンコツブムシが多数認められたため、同種の密度、サイズ組成、摂食量を調べ、芽落ちとの因果関係を検討する。
志津川湾岩礁生態系調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 志津川湾奥に設定した永久調査区においてアラメ群落のモニタリング調査を継続し、2013年11月~2014年2月に群落が縮小した原因を検討するとともに、広域調査の実施により、他の地点でもアラメ群落が縮小しているか否かを確認する。また、キタムラサキウニとエゾバフンウニの籠養殖を行い、ワカメあるいはマコンブの給餌が生殖巣の品質に与える影響を明らかにする。さらに、養殖ワカメの高品質化を目標として、効率的な栄養塩添加技術を検討する。加えて、震災3年後の秋季にはワカメの芽落ちが発生した養殖ロープにニホンコツブムシが多数認められたため、同種の密度、サイズ組成、摂食量を調べ、芽落ちとの因果関係を検討する。
女川湾岩礁生態系調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/07/01 - 2014/07/31, 2014/10/01 - 2014/10/31 女川湾内に設定した7つの調査地点で、海図水深0 mを基点とし沖に向かって長さ100mあるいは深さ10 mに至るまでの調査ラインを設置し、水深1mごとの各水深に1m×1mの方形枠を10枠設置する。枠内のキタムラサキウニの密度と殻径組成調査および年齢査定用のサンプル採集を10月に行い、ライン近傍でホンダワラ類葉上動物サンプルの採集を7月に行う。また、このうち地点Aでは、7月に枠内の海藻被度調査と小型巻貝類サンプルの採集も行う。7月、10月ともに生物調査時に水質の鉛直分布の計測と、砂泥の堆積している地点では分析用砂泥の採取を行う。
女川湾岩礁生態系調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 女川湾内に設定した7つの調査地点で、海図水深0 mを基点とし沖に向かって長さ100mあるいは深さ10 mに至るまでの調査ラインを設置し、水深1mごとの各水深に1m×1mの方形枠を10枠設置する。枠内のキタムラサキウニの密度と殻径組成調査および年齢査定用のサンプル採集を10月に行い、ライン近傍でホンダワラ類葉上動物サンプルの採集を7月に行う。また、このうち地点Aでは、7月に枠内の海藻被度調査と小型巻貝類サンプルの採集も行う。7月、10月ともに生物調査時に水質の鉛直分布の計測と、砂泥の堆積している地点では分析用砂泥の採取を行う。
牡鹿半島岩礁生態系調査 2014 フィールド調査 石巻湾 2014/04/01 - 2015/03/31 牡鹿半島狐崎沿岸の2つの調査区域(エリアA、エリア B)を設け、震災による地盤沈下の後の個体群あるいは群集の動態変化をモニタリングする。エリアAでは褐藻エゾノネジモク群落とウニ各種の分布や生物季節データから、これらの種間相互関係を地盤沈下や海洋環境の変動との関係で明らかにする。エリアBでは、褐藻アラメ群落におけるアラメ各個体の生残と成長過程の追跡を行い、地盤沈下後の本群落の動態を環境との関係で明らかにする。また、植食性巻貝のコシダカガンガラの移動・成長・生残の調査や排除実験を実施し、アラメ群落の動態との関係を調べる。
牡鹿半島岩礁生態系調査 2014 フィールド調査 石巻湾 2014/04/01 - 2015/03/31 牡鹿半島狐崎沿岸の2つの調査区域(エリアA、エリア B)を設け、震災による地盤沈下の後の個体群あるいは群集の動態変化をモニタリングする。エリアAでは褐藻エゾノネジモク群落とウニ各種の分布や生物季節データから、これらの種間相互関係を地盤沈下や海洋環境の変動との関係で明らかにする。エリアBでは、褐藻アラメ群落におけるアラメ各個体の生残と成長過程の追跡を行い、地盤沈下後の本群落の動態を環境との関係で明らかにする。また、植食性巻貝のコシダカガンガラの移動・成長・生残の調査や排除実験を実施し、アラメ群落の動態との関係を調べる。
次世代シーケンサーを活用した最先端DNA多型分析の手法の開発と遺伝的多様性調査 2014 その他 石巻湾 2014/06/01 - 2015/03/31 次世代シーケンサー IonTorrentPGM を用いて DNA マーカーを開発し、大規模 DNA 分析により遺伝的多様性を評価するための方法論を確立する。対象とする生物種は、昨年度から解析を進めている東北地方の水産重要種であるマコガレイPseudopleuronectes yokohamae の他、シロザケ Oncorhynchus keta、海藻のアラメ,ホヤ,アワビ等の無脊椎動物を今後予定している。これらの生物の地理的・時間的遺伝的変異性とその変化を評価する。
次世代シーケンサーを活用した最先端DNA多型分析の手法の開発と遺伝的多様性調査 2014 その他 石巻湾 2014/06/01 - 2015/03/31 次世代シーケンサー IonTorrentPGM を用いて DNA マーカーを開発し、大規模 DNA 分析により遺伝的多様性を評価するための方法論を確立する。対象とする生物種は、昨年度から解析を進めている東北地方の水産重要種であるマコガレイPseudopleuronectes yokohamae の他、シロザケ Oncorhynchus keta、海藻のアラメ,ホヤ,アワビ等の無脊椎動物を今後予定している。これらの生物の地理的・時間的遺伝的変異性とその変化を評価する。
牡鹿半島周辺海域における魚類生息および資源調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 ①湾内において、筒・カゴ、刺網を用いた底魚とベントスの採集調査を行う。主要漁業対象種については、耳石を用いた年齢査定を行い、Age-length keyを作成する。②女川魚市場の刺網とカゴによる漁獲物の市場調査を行う。体長測定と尾数計数を行い、市場伝票整理および1.で得られるAge-length keyを基に、主要魚種の年齢組成、年級組成を推定する。③定置網(金華山周辺と志津川湾)の操業実態を、標本船に操業日報の記載を依頼して調査し、経年変化の把握に取り組む(データ入力と解析)。
牡鹿半島周辺海域における魚類生息および資源調査 2014 フィールド調査 三陸北部 2014/04/01 - 2015/03/31 ①湾内において、筒・カゴ、刺網を用いた底魚とベントスの採集調査を行う。主要漁業対象種については、耳石を用いた年齢査定を行い、Age-length keyを作成する。②女川魚市場の刺網とカゴによる漁獲物の市場調査を行う。体長測定と尾数計数を行い、市場伝票整理および1.で得られるAge-length keyを基に、主要魚種の年齢組成、年級組成を推定する。③定置網(金華山周辺と志津川湾)の操業実態を、標本船に操業日報の記載を依頼して調査し、経年変化の把握に取り組む(データ入力と解析)。
名取川河口域における漁業資源および漁場環境調査 2014 フィールド調査 石巻湾 2014/04/01 - 2015/03/31 1.名取川河口域において、前年度と同様にポンプ採集法により二枚貝の採集を行い、二枚貝類の分布密度を算出する。主要漁業対象種、主にアサリ、ヤマトシジミについては、殻長、体重を測定して、サイズ組成を求める。これらから二枚貝資源の現状を把握し、震災後の回復過程を明らかにする。2.漁場環境の特性を調べるために、水温塩分の観測を行う。底質環境特性として、粒度組成、シルト含有率、有機物量(炭素・窒素量)、安定同位体比の分析を行い、漁場環境の特性を解析する。3.新たな試みとして、漁場におけるアサリの稚貝着底を促進させるためのケージ実験を実施する。これらの調査研究をもとに、二枚貝資源の今後の動向を予測し、漁業復旧に必要な対策案を提示する。
名取川河口域における漁業資源および漁場環境調査 2014 フィールド調査 石巻湾 2014/04/01 - 2015/03/31 1.名取川河口域において、前年度と同様にポンプ採集法により二枚貝の採集を行い、二枚貝類の分布密度を算出する。主要漁業対象種、主にアサリ、ヤマトシジミについては、殻長、体重を測定して、サイズ組成を求める。これらから二枚貝資源の現状を把握し、震災後の回復過程を明らかにする。 2.漁場環境の特性を調べるために、水温塩分の観測を行う。底質環境特性として、粒度組成、シルト含有率、有機物量(炭素・窒素量)、安定同位体比の分析を行い、漁場環境の特性を解析する。 3.新たな試みとして、漁場におけるアサリの稚貝着底を促進させるためのケージ実験を実施する。 これらの調査研究をもとに、二枚貝資源の今後の動向を予測し、漁業復旧に必要な対策案を提示する。
河口・干潟域における環境調査と生物調査 2014 フィールド調査 三陸南部
石巻湾
2014/04/01 - 2015/03/31 2011年3月に起きた東北地方太平洋沖地震と津波により東北地方沿岸域は大きく攪乱された。陸域と海域をつなぐ河口域、干潟は多様性に富む多くの生物が生息し、水産学の観点からは稚魚や仔魚をはじめとする水産資源生物の初期生活史の成育場として、また種々の水産資源生物の餌となるマクロベントスの生息場として、そして生態系や生態系サービスの観点から重要な水域であることが認識されている。地震・津波によって河口域と干潟環境が受けた影響について水質、底質の経時的調査を行い、その水域環境の変化に伴う生物相の遷移を明らかにし、水域の変遷・回復過程を環境学的、生物学的、水産学的に把握する。今後の河口・干潟における水産資源の持続的利用、生態系の安定について検討する。
河口・干潟域における環境調査と生物調査 2014 フィールド調査 三陸南部
石巻湾
2014/04/01 - 2015/03/31 2011年3月に起きた東北地方太平洋沖地震と津波により東北地方沿岸域は大きく攪乱された。陸域と海域をつなぐ河口域、干潟は多様性に富む多くの生物が生息し、水産学の観点からは稚魚や仔魚をはじめとする水産資源生物の初期生活史の成育場として、また種々の水産資源生物の餌となるマクロベントスの生息場として、そして生態系や生態系サービスの観点から重要な水域であることが認識されている。地震・津波によって河口域と干潟環境が受けた影響について水質、底質の経時的調査を行い、その水域環境の変化に伴う生物相の遷移を明らかにし、水域の変遷・回復過程を環境学的、生物学的、水産学的に把握する。今後の河口・干潟における水産資源の持続的利用、生態系の安定について検討する。
仙台湾を中心とする沿岸生物のメタ個体群解析 2014 フィールド調査 石巻湾 2014/04/01 - 2015/03/31 主にセンサス法による生物多様性調査と生息環境解析。分子生物学的手法を用いた主要巻貝やカニ類のメタ群集解析、及びその分散制と環境フィルタリング機能の解明
大槌湾 海洋環境モニタリングリアルタイム中継 2014 係留系・観測ブイ 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 三陸沿岸の養殖漁業や定置網漁業において、漁場に栄養分を運ぶ沿岸流の経路・量・組成等の実態解明に対する期待は、極めて高い。「大槌湾 海洋環境モニタリングリアルタイム中継」計画ではそうした沿岸流の実態解明を目的として、様々な海洋環境モニタリング装置を三陸沿岸に係留する。また、長期的な視点からの実態解明に加えて、現場での日々の漁活動にも大きく資することも目的として、取得データ(水温や気象データ)をリアルタイムで誰でも閲覧できるようにインターネットを介して配信する。
大槌湾 海洋環境モニタリングリアルタイム中継 2014 係留系・観測ブイ 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 三陸沿岸の養殖漁業や定置網漁業において、漁場に栄養分を運ぶ沿岸流の経路・量・組成等の実態解明に対する期待は、極めて高い。「大槌湾 海洋環境モニタリングリアルタイム中継」計画ではそうした沿岸流の実態解明を目的として、様々な海洋環境モニタリング装置を三陸沿岸に係留する。また、長期的な視点からの実態解明に加えて、現場での日々の漁活動にも大きく資することも目的として、取得データ(水温や気象データ)をリアルタイムで誰でも閲覧できるようにインターネットを介して配信する。
漁場環境と底生生物に関する調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 震災後における養殖場を含めた女川湾の有害物質、重金属類等の水質、底質、および底生生物の調査を行い、震災前のデータと比較することで、漁場および海底環境に与えた震災の影響を明らかにするとともに、漁場環境および底生生物も含めた海底環境の回復過程を明らかにすることを目的とする。具体的には以下の通りである。1 津波により女川湾内に堆積したと考えられる泥の堆積状況とその起源を明らかにするとともに、津波後の堆積状況の変化を経時的に明らかにする。2 水質、底質環境(粒度組成、有機物量、および、PCB、ダイオキシン、油分等の有害物質)を調べ、特に漁場および養殖場の有害物質の蓄積状況を把握する。さらに、養殖が再開された後の養殖場の有機物量の変化等から、養殖が海底環境に与える影響を明らかにする。3 津波による底生生物の分布および群集構造の変化と回復過程を明らかにする。4 ホタテの成長を指標として養殖環境のモニタリング
漁場環境と底生生物に関する調査 2014 フィールド調査 本州東方 2014/04/01 - 2015/03/31 震災後における養殖場を含めた女川湾の有害物質、重金属類等の水質、底質、および底生生物の調査を行い、震災前のデータと比較することで、漁場および海底環境に与えた震災の影響を明らかにするとともに、漁場環境および底生生物も含めた海底環境の回復過程を明らかにすることを目的とする。具体的には以下の通りである。1 津波により女川湾内に堆積したと考えられる泥の堆積状況とその起源を明らかにするとともに、津波後の堆積状況の変化を経時的に明らかにする。2 水質、底質環境(粒度組成、有機物量、および、PCB、ダイオキシン、油分等の有害物質)を調べ、特に漁場および養殖場の有害物質の蓄積状況を把握する。さらに、養殖が再開された後の養殖場の有機物量の変化等から、養殖が海底環境に与える影響を明らかにする。3 津波による底生生物の分布および群集構造の変化と回復過程を明らかにする。4 ホタテの成長を指標として養殖環境のモニタリング
生態系ハビタットマッピングに利用するデータの収集 2014 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
石巻湾
2014/04/01 - 2015/03/31 研究チームでは、GISを利用して東北地域の沿岸から深海における海洋生物の分布状況と生息環境の情報を収集整理し、津波が海洋生態系に与えた影響を調べている。この目的のため、TEAMSの調査航海に加えて、研究機関のデータベースや他の研究調査プロジェクトなどから種々のデータ(海底地形や地理上の特徴、海底地質、ベントス分布など)を収集している。
生態系ハビタットマッピングに利用するデータの収集 2014 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
石巻湾
2014/04/01 - 2015/03/31 研究チームでは、GISを利用して東北地域の沿岸から深海における海洋生物の分布状況と生息環境の情報を収集整理し、津波が海洋生態系に与えた影響を調べている。この目的のため、TEAMSの調査航海に加えて、研究機関のデータベースや他の研究調査プロジェクトなどから種々のデータ(海底地形や地理上の特徴、海底地質、ベントス分布など)を収集した。
大槌湾における生態系と物質循環の動態に関する調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 大槌湾七戻崎沖の中央部より湾奥部の鵜住居川河口部までの範囲に面的に設けた7箇所の観測定点におけるCTD観測のほか、これらの測点の4箇所 では二スキン採水器による層別採水とノルパックネットによるプランクトン群集の採取を、7箇所ではスミスマッキンタイヤー式採泥器による堆積物の採取を行う予定。また大槌川・小鎚川・鵜住居川の河口付近で栄養塩濃度測定用の採水を行う。
大槌湾における生態系と物質循環の動態に関する調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 大槌湾七戻崎沖の中央部より湾奥部の鵜住居川河口部までの範囲に面的に設けた7箇所の観測定点におけるCTD観測のほか、これらの測点の4箇所 では二スキン採水器による層別採水とノルパックネットによるプランクトン群集の採取を、7箇所ではスミスマッキンタイヤー式採泥器による堆積物の採取を行う予定。また大槌川・小鎚川・鵜住居川の河口付近で栄養塩濃度測定用の採水を行う。
三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムの解明 2014 調査航海 三陸北部
三陸南部
本州東方
2014/06/23 - 2014/07/25 (1) 調査の目的本調査航海では、昨年度に引き続き「東北マリンサイエンス拠点形成事業」の一貫として、三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムを解明するため以下の調査を実施する。① 音響探査と瓦礫採集調査から、三陸沖合漁場における高精度な海底地形と瓦礫マッピング及び瓦礫分解プロセスを明らかにする。また、ROVによる観察から巨大瓦礫(沈船のようなもの)の正体を明らかにする。② バイオトラッキングシステムと資源生物観察から、三陸沖合漁場における資源生物の分布・行動を把握する。③ 昨年度設置したランダーシステムの回収と再設置、セジメントトラップの回収を行い、長期環境モニタリングに資する。XCTD等を用いてデータを取得する。④ 採集された資源生物の有害物質蓄積量の評価を行う。⑤ 生態系ハビタットマッピングの基礎情報を取得する。本航海で得られる結果は、三陸沖合における漁業者への有用な情報となり、地震と津波による流出物(瓦礫)が漁業や漁場環境、生態系変動へ与える影響を評価するための基礎データとなる。(2) 概要「なつしま」装備のマルチビーム音響測深機(Seabat8160)、曳航式サイドスキャンソナー(SSS、Edgetech 4200MP)、サブボトムプロファイラー(SBP、Edgetech 310)、合成開口ソナー等を用いた高精度の音響探査を実施し、東北沿岸の漁業者から情報提供の要望が強い、海底地形や底質分布、瓦礫分布の詳細(実態)を明らかにするためのマッピングを行う。また、「ハイパードルフィン」を用いて、瓦礫分布・水産資源生物の現存量評価のための高精度3D画像マッピング、巨大瓦礫の観察、水産資源生物の行動解析を行うためのバイオトラッキングシステムの設置・回収、沖合漁場環境変動を長期的に把握するためのモニタリングシステムの回収・再設置とセジメントトラップの回収、瓦礫の分解プロセスを解明ための瓦礫採集、水産資源生物を含む底生生物の群集構造や栄養段階の把握、有害物質の生物濃縮状況等を明らかにするための生物採集、環境モニタリングのための採水や採泥等を行う。
三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムの解明 2014 調査航海 三陸北部
三陸南部
本州東方
2014/06/23 - 2014/07/25 昨年度に引き続き「東北マリンサイエンス拠点形成事業(海洋生態系の調査研究)」の一貫として,三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムを解明することを目的に下記の調査を実施した。・ 「なつしま」搭載のマルチビーム音響測深機(MBES:Seabat8160),合成開口ソナー(SAS: synthetic aperture sonar)を用いた高精度の海底地形および海底探査・ 長期海洋環境モニタリングシステム(ランダー)の設置(1000m)と回収(300m)・ ソナー異常が見られた沈船らしき物体の調査・ セジメントトラップ回収・ 海洋環境計測(XCTDグリッド調査,表面海水のモニタリング調査など)・ バイオトラッキングシステムを用いた,水産資源生物の分布・行動調査(ピンガー取付け生物採集と放流,現場ピンガー取付け試験,ADCPを用いた環境調査)・ 高解像度の海底3Dマッピング調査(SeaXerocks:高高度3Dマッピング,Serpent高精度3Dマッピング・ 生物採集,採水,採泥(コア),瓦礫採集など
生物モニタリングによる環境保全調査 2014 フィールド調査 石巻湾 2014/04/01 - 2015/03/31 仙台湾ではイシガレイやヌマガレイ等の様々な異体類が、蒲生干潟や名取川河口域を稚魚育成の場として利用している。東北地方太平洋沖地震による津波は、完全にこれらの水域を飲み込み、長年堆積していた汚染物質が攪乱されるなど、底質が大きく変化したことが危惧されている。本研究では、稚魚の再生産過程を調査するとともに、生物モニタリングにより底質汚染の実態を調査することを目的とする。・ 昨年に引き続き蒲生干潟及び名取川河口域で稚魚の採集調査を行い、異体類を中心に稚魚生産力の修復過程を調査する。・ cyp1a1 (アリル炭化水素系系の毒物に反応して発現が上昇する遺伝子)の遺伝子発現を指標にして、フィールドで採取された稚魚の汚染程度を調査する。・ 実験室内で飼育した非汚染魚を採取した底質に曝露し、cyp1a1の発現を測定することにより、底質の汚染程度を調査する。
生物モニタリングによる環境保全調査 2014 フィールド調査 石巻湾 2014/04/01 - 2015/03/31 本課題では、①津波以前に稚魚育成場として重要な役割を果たしていた宮城県仙台市蒲生干潟、名取市名取川河口におけるカレイ類稚魚出現の年次変化を記録し汽水域の回復過程を調査すること、②汽水域の汚染状況の生物モニタリング法を開発すること、③その手法をもとに各汽水域の汚染程度の評価を行うことの三つを目的としている。 ①2水域でカレイ類稚魚を採取し、出現密度を2012と13年度と比較した。イシガレイとヌマガレイ稚魚が3月~6月に採集された。2012と13年度と比較すると、本年度は蒲生干潟では、イシガレイ稚魚の採補数が著しく低い傾向が認められた。名取川でもイシガレイ稚魚が極端に少なく、ヌマガレイ稚魚の密度が高い結果が得られた。2014年度は、このように2水域ともでイシガレイ稚魚の資源量の低下傾向が認められた。②メダカとヒラメで、標準毒物であるDCAに対するcyp1a1を含む8種類の異物代謝酵素遺伝子の応答をqPCRとISH系で解析した結果、両種ともにDCAに異物代謝酵素遺伝子が鋭敏に応答することが明らかになった。次に、蒲生干潟の汚泥に対する異物代謝遺伝子の応答をメダカとヒラメで比較した結果、ヒラメでのみ遺伝子発現の誘導が検出された。従って、汚泥の汚染程度の生物モニタリングには、メダカよりもヒラメ稚魚が適していると判断された。③2014年5月に採取した蒲生干潟底質はヒラメ稚魚の異物代謝遺伝子の発現を2.5倍程度に誘起し、名取川底質に各遺伝子の上昇作用は確認されなかった。以上より、蒲生干潟の底質には津波後3年を経ても何らかの汚染物質が含まれている可能性が示唆された。
雄勝湾におけるホタテガイ養殖の環境収容力 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/12/01 - 2014/12/31 雄勝湾の2定点に垂下養殖されているホタテガイを上層・下層に分けて、貝殻と軟体部の各部位の大きさ・重量・重量比を調べ、震災前との比較から成育状況を評価する。今年度の雄勝湾全体のホタテガイ養殖施設と垂下ホタテガイの復旧状況並びに生産量から割り出した、1連あたりの生産量からも成育状況を評価する。養殖環境として低次生産を担う植物プランクトン現存量をクロロフィルaとして評価し、垂下養殖期間中の湾全体としての餌料環境の評価を試み、餌料環境と成育状況評価から環境収容量を検討する。
雄勝湾におけるホタテガイ養殖の環境収容力 2014 フィールド調査 三陸南部 2015/01/01 - 2015/01/31 宮城県雄勝湾の2定点(St1, 2)に垂下養殖されているホタテガイを上層・下層に分け、ホタテガイの貝殻の計測、軟体部及び各器官(生殖腺、閉殻筋)の重量測定、その重量比を調べ、震災前との比較から成育状況を評価した。今年度の雄勝湾全体のホタテガイ養殖施設と垂下ホタテガイの復旧状況並びに生産量から割り出した、1連あたりの生産量からも成育状況を評価した。養殖環境として低次生産を担う植物プランクトン現存量をクロロフィルa量として測定し、垂下養殖期間中の湾全体としての餌料環境の推定することで、餌料環境と成育状況評価から環境収容量を検討した。
海産二枚貝類の人為催熟のための内分泌調節メカニズムの解明とその応用 2014 その他 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 海産二枚貝類の配偶子形成を上位で支配する神経ペプチドを種々の貝類で同定し、神経ペプチドによって誘導される生殖関連遺伝子群の同定と作用メカニズムの解析、神経ペプチドによる人為催熟に向けたin vitro、in vivoでの配偶子形成に及ぼす効果の検討を継続して行う。
海産二枚貝類の人為催熟のための内分泌調節メカニズムの解明とその応用 2014 その他 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 二枚貝類の配偶子形成を上位で支配する神経ペプチドや内分泌関連遺伝子を種々の海産二枚貝類で同定し、内因性のホルモンよって誘導される生殖関連遺伝子群の同定を試みた。具体的には遺伝子クローニングや次世代シーケンサーによる網羅的な解析、さらには公開されているトランスクリプトームリソースを用いた解析を実施した。また神経ペプチドによる人為催熟に向けた、合成ペプチドのin vivo投与も行うことで配偶子形成に及ぼす効果の検討を行った。一方、海産二枚貝類の配偶子放出を抑制的に支配する神経タンパクの構造機能を明らかにし、卵や精子における産卵誘発ホルモン(セロトニン)との関係と作用機序を検討するため、タンパク質発現系を用いた融合タンパク質の作製を試みた。
海産二枚貝類の人為的産卵誘発のための内分泌調節メカニズムの解明とその応用 2014 その他 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 海産二枚貝類の配偶子放出を抑制的に支配する神経タンパクの構造機能を明らかにし、卵や精子における産卵誘発ホルモン(セロトニン)との関係とその作用機序を解明し、人工産卵に向けた応用技術の開発を継続して目指す。
鵜住居川の河口域及び沿岸域における地形モニタリング 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/10/28 - 2014/11/07 鵜住居川の河口域の海底地形を調べるために、鵜住居川河口から水深15m付近までの領域で海底地形測量を行う。
河口・汽水域及び沿岸域における河川水の混合拡散のモニタリングとそのモデル化 2014 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2014/10/30 - 2014/11/01 大槌湾に流入する河川水の混合状態を観測するために、鵜住居川及び大槌川において河川流量及び潮流塩分の観測を行う。係留系を用いて流速・塩分の時間変化を測定し、河川内において曳航式のADCPを用い河川流量を見積もる。
河口・汽水域及び沿岸域における河川水の混合拡散のモニタリングとそのモデル化 2014 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2014/10/30 - 2014/11/01 大槌湾に流入する河川水の混合状態を観測するために、鵜住居川及び大槌川において河川流量及び潮流塩分の観測を行う。係留系を用いて流速・塩分の時間変化を測定し、河川内において曳航式のADCPを用い河川流量を見積もる。
河口・汽水域及び沿岸域における河川水の混合拡散のモニタリングとそのモデル化 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/11/17 - 2014/11/18 本調査は、河口・汽水域及び沿岸域における河川水の混合拡散、湾内水との混合状態を評価するひとつの指標として、微生物群集の組成を調べるために、河口域及び湾内において採水等を行う。採水と同時に酸化還元電位、pH、溶存酸素、蛍光光度及び電気伝導度等も計測する。
岩手県南部海域の沿岸海洋調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 本調査は、東日本大震災が沿岸生態系に与えた影響とその後の回復過程を把握することを目的として、震災以前から調査を実施していた越喜来湾と大船渡湾において水質および浮遊生物調査を継続して実施している。
岩手県南部海域の沿岸海洋調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 本調査は、東日本大震災が沿岸生態系に与えた影響とその後の回復過程を把握することを目的として、震災以前から調査を実施していた越喜来湾と大船渡湾において水質および浮遊生物調査を継続して実施している。
岩手県南部海域の岩礁域・護岸壁の生物相モニタリング 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 本調査は、東日本大震災が潮間帯植物、動物の生物相に与えた影響とその後の回復過程を把握することを目的として、吉浜湾の岩礁域では年1回目視調査、大船渡湾の港湾桟橋壁面では隔月で水中カメラ調査を実施。また、震災後に新たに発見された外来フジツボについては、東北日本沿岸の主要漁港を網羅的に訪れ生息確認調査を実施(2-3年を要す)。
岩手県南部海域の岩礁域・護岸壁の生物相モニタリング 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 本調査は、東日本大震災が潮間帯植物、動物の生物相に与えた影響とその後の回復過程を把握することを目的として、吉浜湾の岩礁域では年2-3回目視調査。
岩手県南部海域における魚類の再生産に関する実態調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 本調査は、東日本大震災が魚類の再生産に与えた影響とその後の回復過程を把握することを目的として、砕波帯やアマモ場における仔稚魚の出現動態を毎月1回実施する。また、大槌湾と野田湾ではヒラメ稚魚の動態等の調査を行う。
岩手県南部海域における魚類の再生産に関する実態調査 2014 フィールド調査 三陸北部
三陸南部
2014/04/01 - 2015/03/31 東日本大震災が魚類の再生産に与えた影響とその後の回復過程、および防潮堤工事等の影響を把握することを目的として、越喜来湾の砕波帯やアマモ場に設定した定点において仔稚魚の出現動態を調べた。また、浪板海岸のアマモ場の面積測定と防波堤におけるホヤの個体数を調査した。盛川ではアユの天然遡上数を調べた。大槌湾と野田湾においては、ヒラメ稚魚の出現動態を調べた。
岩手県南部海域における漁業対象生物の遺伝的集団構造の調査(アワビ、ナマコ、ウニ) 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 エゾアワビ、マナマコおよびキタムラサキウニは、三陸沿岸漁業を支える重要種である。これらの漁業は天然資源に依存しており、東日本大震災が天然海域に及ぼした影響を調べることは重要である。津波の影響により親集団の個体数が減少し、その結果遺伝的多様性の減少が予想される。本研究では、集団の衰弱を引き起こす遺伝的多様性の低下をモニターするために、マイクロサテライト(ms) DNAを指標として、遺伝的集団構造を震災前後の年齢群間で比較検討した。
岩手県南部海域における有害・有毒プランクトン調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 ・有毒・有害渦鞭毛藻について大船渡湾、越喜来湾の各2定点において月1回の定期的な栄養細胞のモニタリングを行う。 ・大船渡湾の数定点において、津波による底泥の撹乱によって生じた新たな水平分布の経年変化を調べる。本調査は、岩手県水産技術センターおよび長崎大学の協力を得ながら進める。 ・記憶喪失性貝毒生産珪藻の出現および二枚貝の毒性を大船渡湾、越喜来湾で定期的にモニターし、今後の貝類毒化ポテンシャルを考察する。 ・記憶喪失性貝毒生産N. navis-varingicaに関して分布拡大仮説と関連付けながら毒生産および分布特性を検討する。
岩手県南部海域における有害・有毒プランクトン調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 三陸沿岸では二枚貝、ホヤなどの養殖が振興されてきたが、同時に有毒渦鞭毛藻の発生に伴うこれら養殖生物の毒化現象が大きな問題となってきた。一方、記憶喪失性貝中毒(ASP)は、主にPseudo-nitzschia属珪藻が生産するドウモイ酸(DA)を原因物質とし、毒成分が魚介類に蓄積することにより中毒を引き起こす。P. multiseriesは三陸沿岸にも分布し、ホタテガイやムラサキイガイを弱いながらも毒化させている。また、同地域にはやはり高度にDAとイソドウモイ酸B(IB)を生産する底性珪藻Nitzschia navis-varingicaも分布する。これら有毒・有害微細藻の発生が東北大地震、大津波による環境変化および復興過程でどのように変化するかは、今後の水産業復興においても重要な問題である。 本小課題研究は、これまで我々が研究対象としてきた岩手県大船渡湾と越喜来湾を中心に有毒・有害微細藻の発生動態、ならびに記憶喪失性貝毒原因珪藻の発生・分布拡大機構および同地域の貝類の毒化ポテンシャルを明らかにすることを目的として実施した。
大槌湾の海洋環境モニタリング調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 大槌湾の海洋環境に対する震災の影響の実態を調査するために湾内に設けた 40 地点の観測定点でのモニタリング調査を2ヶ月に一回の頻度で実施する。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2014 調査航海 三陸南部 2014/08/09 - 2014/08/15 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac net、魚探・全周ソナーを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2014 調査航海 三陸南部 2014/08/09 - 2014/08/15 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac net、魚探・全周ソナーを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2014 調査航海 三陸南部 2014/10/09 - 2014/10/14 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac net、魚探・全周ソナー、ADCPを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2014 調査航海 三陸南部 2014/10/09 - 2014/10/16 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac net、魚探・全周ソナー、ADCPを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
河口・汽水域及び沿岸域における河川水の混合拡散のモニタリングとそのモデル化 2014 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2015/01/29 - 2015/01/31 大槌湾に流入する河川水の混合状態を観測するために、鵜住居川河川内において観測を行う。係留系及び曳航式CTD観測装置を用いて流速・塩分・水温の時間変化を測定し、河川内において曳航式のADCPを用い河川流量を見積もる。
河口・汽水域及び沿岸域における河川水の混合拡散のモニタリングとそのモデル化 2014 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2015/01/29 - 2015/01/31 大槌湾に流入する河川水の混合状態を観測するために、鵜住居川河川内において観測を行う。係留系及び曳航式CTD観測装置を用いて流速・塩分・水温の時間変化を測定し、河川内において曳航式のADCPを用い河川流量を見積もる。
三陸沖陸棚外縁における前線構造と海水交換過程(震災対応) 2013 調査航海 三陸南部 2013/07/05 - 2013/07/11 三陸沖陸棚外縁においてCTD、Underway CTD、TurboVMP、船舶ADCPによる観測を行う
三陸沖陸棚外縁における前線構造と海水交換過程(震災対応) 2013 調査航海 三陸南部 2013/07/05 - 2013/07/11 三陸沖陸棚外縁においてCTD、Underway CTD、TurboVMP、船舶ADCPによる観測を行った
大槌湾のCTD観測 2014 その他 三陸南部 2014/04/22 - 2014/04/23 メモリCTD Rinko-profiler (ASTD102-ALC-R02)を用いたCTD観測により、深度 [m] 、水温 [℃] 、塩分、電導度 [mS/cm]、EC25 [μS/cm]、Density [kg/m^3]、σT、Chl-Flu. [ppb]、Chl-a [μg/l]、濁度中レンジ [FTU]、DO [%]、DO [mg/l]、電池電圧 [V]を含むプロファイルデータを取得する。 各観測点での調査実施日時、緯度、経度、水深は別途CSVファイルに記載する。 (TimeLatLonDep_2014AprOtsuchiCTD_Tanaka.csv)
宮城県沖瓦礫マッピング調査 2014 その他 三陸南部 2014/04/01 - 2014/12/01 昨年度から取り組んでいる、宮城県より提供された底曳き網ガレキ回収操業野帳資料より瓦礫情報を電子化し分布や時系列解析の継続実施。
宮城県沖瓦礫マッピング調査 2014 その他 三陸南部 2014/04/01 - 2014/12/01 昨年度から取り組んで知る、宮城県より提供された底曳き網ガレキ回収操業野帳資料より瓦礫情報を電子化し分布や時系列解析の継続実施。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2014 調査航海 三陸南部 2015/03/05 - 2015/03/12 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac net、ADCP、魚探・全周ソナーを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2014 調査航海 三陸南部 2015/03/05 - 2015/03/10 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac net、ADCP、魚探・全周ソナーを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査 2014 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
2014/04/01 - 2015/03/31 研究チームでは、東北地域の沿岸から深海における海洋生物中に蓄積されている化学物質の濃度のモニタリングを行う。それと同時にアミノ酸の窒素同位体比を用いた個々の生物試料の正確な栄養段階を推定し,生物濃縮を念頭においたうえでの化学物質蓄積の実態について明らかにする。
魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査 2014 その他 三陸北部
三陸南部
石巻湾
2014/04/01 - 2015/03/31 研究チームでは、東北地域の沿岸から深海における海洋生物中に蓄積されている化学物質の濃度のモニタリングを行う。それと同時にアミノ酸の窒素同位体比を用いた個々の生物試料の正確な栄養段階を推定し,生物濃縮を念頭においたうえでの化学物質蓄積の実態について明らかにする。
音響機器を用いた海域調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/08/11 - 2014/12/26 三陸沖にて東北マリンサイエンス拠点形成事業のうち「海底環境の変動」に関する研究の基礎資料とするため、音響機器を用い海底地形、海底下浅層構造調査を行い高精度データを取得する。
音響機器を用いた海域調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/08/11 - 2014/12/26 三陸沖にて東北マリンサイエンス拠点形成事業のうち「海底環境の変動」に関する研究の基礎資料とするため、音響機器を用い海底地形、海底下浅層構造調査を行い高精度データを取得する。
宮城県沖瓦礫マッピング調査 2015 その他 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 昨年度から取り組んで知る、宮城県より提供された底曳き網ガレキ回収操業野帳資料より瓦礫情報を電子化し分布や時系列解析の継続実施。
小型ROV「クラムボン」を用いた海底瓦礫および生態系調査 2014 調査航海 三陸南部 2014/09/27 - 2014/10/06 本研究の目的は、震災後の沖合生態系の現状把握、特に津波瓦礫が与える影響を評価するとともに、震災前後での生物多様性の比較を、遺伝子レベルで実施することである。加えて調査海域において様々な食性,栄養段階の生物を採集して、津波によって陸上より流出した有害物質が海洋生物および環境にどのように蓄積しているのかを明らかにするとともに、セルロース等を分解する生物 および酵素探索のため木質瓦礫を採集する。またこの海域では海洋調査に必須の精密な海底地形図が震災後に作成されていないことから、本船搭載のマルチビーム音響測深機を用いた海底地形調査を実施する。
小型ROV「クラムボン」を用いた海底瓦礫および生態系調査 2014 調査航海 三陸南部 2014/09/27 - 2014/10/06 本研究の目的は、震災後の沖合生態系の現状把握、特に津波瓦礫が与える影響を評価するとともに、震災前後での生物多様性の比較を、遺伝子レベルで実施することである。加えて調査海域において様々な食性,栄養段階の生物を採集して、津波によって陸上より流出した有害物質が海洋生物および環境にどのように蓄積しているのかを明らかにするとともに、セルロース等を分解する生物 および酵素探索のため木質瓦礫を採集する。またこの海域では海洋調査に必須の精密な海底地形図が震災後に作成されていないことから、本船搭載のマルチビーム音響測深機を用いた海底地形調査を実施する。
音響機器を用いた海域調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2014/01/15 - 2014/03/31, 2013/11/18 - 2014/01/31 「海底環境の変動」に関する研究の基礎資料とするため、音響機器を用い海底地形、海底下浅層構造調査を行い高精度データを取得するものである。大型の機構船舶では調査が困難な水深約50m~120m海域付近の調査を行う。
音響機器を用いた海域調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/11/18 - 2014/01/31, 2014/01/15 - 2014/03/31 「海底環境の変動」に関する研究の基礎資料とするため、音響機器を用い海底地形、海底下浅層構造調査を行い高精度データを取得するものである。大型の機構船舶では調査が困難な水深約50m~120m海域付近の調査を行う。
三陸沿岸域における瓦礫マッピングおよび底質環境調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/06/12 - 2015/06/12 各湾における瓦礫マッピングおよび津波堆積物の解明を目的とし、概査として1)サイドスキャンソナーイメージマッピング、2)マルチナロービーム測深、3)高分解能地層探査装置を用いた表層堆積物の分布を調べ、精査として1)瓦礫を対象としたROVによる海底観察、2)柱状採泥器を用いた表層堆積物試料採取、3)高精度マルチナロービーム測深による詳細地形解析を行う。
三陸沿岸域におけるガレキマッピングおよび底質環境調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/06/12 - 2015/06/12 各湾における瓦礫マッピングおよび津波堆積物の解明を目的とし、概査として1)サイドスキャンソナーイメージマッピング、2)マルチナロービーム測深、3)高分解能地層探査装置を用いた表層堆積物の分布を調べ、精査として1)瓦礫を対象としたROVによる海底観察、2)柱状採泥器を用いた表層堆積物試料採取、3)高精度マルチナロービーム測深による詳細地形解析を行う。
KY15-08 調査航海 2015 調査航海 三陸北部
三陸南部
石巻湾
常磐北部
2015/05/02 - 2015/05/20 「かいよう」装備のマルチビーム音響測深機(SEABEAM2112)を用いて、これまでにデータが得られていない海域を中心に音響探査を実施し、海底地形図を作成する。また、「ハイパードルフィン」を用いて、瓦礫分布・水産資源生物の現存量評価のためのステレオ視カメラによる画像マッピング、巨大瓦礫の観察、水産資源生物の行動解析を行うためのバイオトラッキングシステムの設置・回収、沖合漁場環境変動を長期的に把握するためのモニタリングシステムの回収・再設置、瓦礫の分解プロセスを解明ための瓦礫採集、水産資源生物を含む底生生物の群集構造や栄養段階の把握、有害物質の生物濃縮状況等を明らかにするための生物採集、環境モニタリングのための採水や採泥等を行う。
KY15-08 調査航海 2015 調査航海 三陸北部
三陸南部
石巻湾
常磐北部
2015/05/02 - 2015/05/20 「かいよう」装備のマルチビーム音響測深機(SEABEAM2112)を用いて、これまでにデータが得られていない海域を中心に音響探査を実施し、海底地形図を作成する。また、「ハイパードルフィン」を用いて、瓦礫分布・水産資源生物の現存量評価のためのステレオ視カメラによる画像マッピング、巨大瓦礫の観察、水産資源生物の行動解析を行うためのバイオトラッキングシステムの設置・回収、沖合漁場環境変動を長期的に把握するためのモニタリングシステムの回収・再設置、瓦礫の分解プロセスを解明ための瓦礫採集、水産資源生物を含む底生生物の群集構造や栄養段階の把握、有害物質の生物濃縮状況等を明らかにするための生物採集、環境モニタリングのための採水や採泥等を行う。
宮城県の湾内における植物プランクトンと海洋環境の経時変動に関する調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 志津川湾、追波湾、雄勝湾、女川湾、鮫ノ浦湾の堤防において、水質計による水質(水温、塩分、濁度、溶存酸素、クロロフィル)測定と栄養塩およびクロロフィル測定用試水採取のための採水をバンドン採水器を用いて海表面から行う。船舶を用いた湾内の調査も不定期に実施し、堤防の結果と比較する。
宮城県の湾内における植物プランクトンと海洋環境の経時変動に関する調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 志津川湾、追波湾、雄勝湾、女川湾、鮫ノ浦湾の堤防において、水質計による水質(水温、塩分、濁度、溶存酸素、クロロフィル)測定と栄養塩およびクロロフィル測定用試水採取のための採水をバンドン採水器を用いて海表面から行う。船舶を用いた湾内の調査も不定期に実施し、堤防の結果と比較する。
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(1000m) 2014 係留系・観測ブイ 三陸南部 2014/06/24 - 2015/03/31 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。昨年度設置したシステムによる観測の継続
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(981m) 2014 係留系・観測ブイ 三陸南部 2014/06/24 - 2015/05/11 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。昨年度設置したシステムによる観測の継続
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(764m) 2014 係留系・観測ブイ 三陸南部 2014/10/02 - 2015/03/31 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。昨年度設置したシステムによる観測の継続
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(764m) 2014 係留系・観測ブイ 三陸南部 2014/10/02 - 2015/03/07 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。昨年度設置したシステムによる観測の継続
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(764m) 2015 係留系・観測ブイ 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。昨年度設置したシステムによる観測の継続
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(764m) 2015 係留系・観測ブイ 三陸南部 2014/10/02 - 2016/03/07 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。 昨年度設置したシステムによる観測の継続
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(1000m) 2015 係留系・観測ブイ 三陸南部 2015/04/01 - 2015/05/11 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。昨年度設置したシステムによる観測の継続
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(955m) 2015 係留系・観測ブイ 三陸南部 2015/05/14 - 2016/03/08 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。昨年度設置したシステムによる観測の継続
岩手県南部海域における魚類の再生産に関する実態調査 2015 フィールド調査 三陸南部
三陸北部
2015/04/01 - 2016/03/31 本調査は、東日本大震災が魚類の再生産に与えた影響とその後の回復過程を把握することを目的として、砕波帯やアマモ場における仔稚魚の出現動態を毎月1回実施する。また、大槌湾と野田湾ではヒラメ稚魚の動態等の調査を行う。
岩手県南部海域における魚類の再生産に関する実態調査 2015 フィールド調査 三陸北部
三陸南部
2015/04/01 - 2016/03/31 東日本大震災が魚類の再生産に与えた影響とその後の回復過程、および防潮堤工事等の影響を把握することを目的として、越喜来湾の砕波帯やアマモ場に設定した定点において仔稚魚の出現動態を調べた。また、浪板海岸のアマモ場の面積測定と防波堤におけるホヤの個体数を調査した。 大槌湾と野田湾においては、ヒラメ稚魚の出現動態を調べた。
宮城県沿岸域における養殖魚類の水産増養殖技術の開発 2014 その他 2014/04/01 - 2015/03/31 サケ科魚類の人為生産システムの効率化および再構築を目標として、光環境が成長と生理におよぼす影響を明らかにする。
宮城県沿岸域における養殖魚類の水産増養殖技術の開発 2014 その他 2014/04/01 - 2015/03/31 サケ科魚類の人為生産システムの効率化および再構築を目標として、光環境が成長と生理におよぼす影響を明らかにする。
岩手県南部海域における漁業対象生物の遺伝的集団構造の調査(アワビ、ナマコ、ウニ) 2015 その他 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 エゾアワビ、マナマコおよびキタムラサキウニは、三陸沿岸漁業を支える重要種である。これらの漁業は天然資源に依存しており、東日本大震災が天然海域に及ぼした影響を調べることは重要である。津波の影響により親集団の個体数が減少し、その結果遺伝的多様性の減少が予想される。本研究では、集団の衰弱を引き起こす遺伝的多様性の低下をモニターするために、マイクロサテライト(ms) DNAを指標として、遺伝的集団構造を震災前後の年齢群間で比較検討する。本年度は、新たな年齢群の標本を入手し、msDNA座数を増加して分析する。また、ミトコンドリア(mt)DNAの分析も行い、遺伝的多様性の変化の有無を詳細に検討する。
岩手県南部海域における漁業対象生物の遺伝的集団構造の調査(アワビ、ナマコ、ウニ) 2015 その他 三陸北部 2015/04/01 - 2016/03/31 エゾアワビ、マナマコおよびキタムラサキウニは、三陸沿岸漁業を支える重要種である。これらの漁業は天然資源に依存しており、東日本大震災が天然海域に及ぼした影響を調べることは重要である。津波の影響により親集団の個体数が減少し、その結果遺伝的多様性の減少が予想される。本研究では、集団の衰弱を引き起こす遺伝的多様性の低下をモニターするために、マイクロサテライト(ms) DNAを指標として、遺伝的集団構造を震災前後の年齢群間で比較検討する。本年度は、新たな年齢群の標本を入手し、msDNA座数を増加して分析する。また、ミトコンドリア(mt)DNAの分析も行い、遺伝的多様性の変化の有無を詳細に検討する。
岩手県南部海域における有毒・有害プランクトン調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 三陸沿岸では二枚貝、ホヤなどの養殖が振興されてきたが、同時に有毒微細藻の発生に伴う毒化現象が解決すべき課題の一つとなってきた。大船渡湾では震災後に麻ひ性貝毒原因渦鞭毛藻の休眠胞子量が著しく増加するとともに、貝類の毒化がより激甚化し、養殖業復興にとって危惧される問題となっている。一方、記憶喪失性貝中毒(ASP)は、Pseudo-nitzschia属珪藻が生産するドウモイ酸(DA)を原因物質とし、食物連鎖を介して毒が魚介類に蓄積することにより中毒を引き起こす。高毒生産種のP. multiseriesは三陸沿岸にも分布し、ホタテガイやムラサキイガイを弱いながらも毒化させている。 これら有毒・有害微細藻の発生が今後どのような変化するかは、水産業復興においても重要な問題である。本研究は、これまで我々が研究対象としてきた大船渡市大船渡湾を中心に有毒微細藻休眠胞子の存在量、分布、ならびに記憶喪失性貝毒原因珪藻の発生と毒性、毒性に影響を与える要因、分布拡大経路等を調べることにより同地域の貝類の毒化ポテンシャルを明らかにする。
岩手県南部海域における有毒・有害プランクトン調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 三陸沿岸では二枚貝、ホヤなどの養殖が振興されてきたが、同時に有毒微細藻の発生に伴う毒化現象が解決すべき課題の一つとなってきた。大船渡湾では震災後に麻ひ性貝毒原因渦鞭毛藻の休眠胞子量が著しく増加するとともに、貝類の毒化がより激甚化し、養殖業復興にとって危惧される問題となっている。一方、記憶喪失性貝中毒(ASP)は、Pseudo-nitzschia属珪藻が生産するドウモイ酸(DA)を原因物質とし、食物連鎖を介して毒が魚介類に蓄積することにより中毒を引き起こす。高毒生産種のP. multiseriesは三陸沿岸にも分布し、ホタテガイやムラサキイガイを弱いながらも毒化させている。 これら有毒・有害微細藻の発生が今後どのような変化するかは、水産業復興においても重要な問題である。本研究は、これまで我々が研究対象としてきた大船渡市大船渡湾を中心に有毒微細藻休眠胞子の存在量、分布、ならびに記憶喪失性貝毒原因珪藻の発生と毒性、毒性に影響を与える要因、分布拡大経路等を調べることにより同地域の貝類の毒化ポテンシャルを明らかにする。
沿岸底生魚類の動態と個体群診断調査 2014 その他 2014/04/01 - 2015/03/31 (1)背景・目的 地震・津波の影響にかかわらず、沿岸の海産生物は温暖化による地球環境変化の影響を受けてきた。2011年3月11の震災の影響をみるためには、過去数十年の異なる地点での個体数動態を解析し、分布・個体数の変化をみる必要がある。本研究では、沖合底びき網漁業漁場別漁獲統計資料を利用し、数の動態データの傾向と要因解析を行い、温暖化などの地球環境変化および震災・地震の影響を明らかにする。また、太平洋マダラに焦点を当て、以下を明らかにすることを目的とする。(1) RAD-seqによりゲノムワイドなSNPマーカーを開発し、環境適応に関する遺伝子マーカーを検出する。環境適応にリンクするSNPマーカーを用いて、太平洋マダラ個体群の環境への影響評価手法を開発する。(2)方法個体数動態解析 ・1993年から2012年の沖合底びき網漁業漁場別漁獲統計資料、JCOPEから得た各海域での海水温,塩分濃度、潮流などを用いて、底生魚類(タラ類、ヒラメ類、カレイ類)7種の分布変化および個体数動態を解析した。本年度は、比較として、東北沖の他、道東、オホーツク海、日本海の資料も入手し、解析した。・そのために、まず、一般化線形モデルによるCPUE(単位努力量当たり漁獲量)の標準化を行い、CPUEに影響する要因を考慮した相対的な漁獲量を算出した。・一般加法モデル(GAM)を用いて、水温、塩分、深度、年が標準化CPUEに与える傾向を検出した。太平洋マダラの遺伝的集団構造解析・東北沿岸、北海道沖、日本海沿岸の計19地点から合計234個体のサンプルから、次世代シークエンサーIllumina HighSeqを用いたRAD-seq解析を行った。総計12942のSNPが得られた。この中から、集団に共通なSNPを所得し、さらにMinor alleleを除去した2563から389のSNPを用いて集団遺伝解析および自然選択を受けているSNPの検出を試みた。
沿岸底生魚類の動態と個体群診断調査 2014 その他 2014/04/01 - 2015/03/31 (1)背景・目的 地震・津波の影響にかかわらず、沿岸の海産生物は温暖化による地球環境変化の影響を受けてきた。2011年3月11の震災の影響をみるためには、過去数十年の異なる地点での個体数動態を解析し、分布・個体数の変化をみる必要がある。本研究では、沖合底びき網漁業漁場別漁獲統計資料を利用し、数の動態データの傾向と要因解析を行い、温暖化などの地球環境変化および震災・地震の影響を明らかにする。また、太平洋マダラに焦点を当て、以下を明らかにすることを目的とする。(1) RAD-seqによりゲノムワイドなSNPマーカーを開発し、環境適応に関する遺伝子マーカーを検出する。環境適応にリンクするSNPマーカーを用いて、太平洋マダラ個体群の環境への影響評価手法を開発する。(2)方法個体数動態解析 ・1993年から2012年の沖合底びき網漁業漁場別漁獲統計資料、JCOPEから得た各海域での海水温,塩分濃度、潮流などを用いて、底生魚類(タラ類、ヒラメ類、カレイ類)7種の分布変化および個体数動態を解析した。本年度は、比較として、東北沖の他、道東、オホーツク海、日本海の資料も入手し、解析した。・そのために、まず、一般化線形モデルによるCPUE(単位努力量当たり漁獲量)の標準化を行い、CPUEに影響する要因を考慮した相対的な漁獲量を算出した。・一般加法モデル(GAM)を用いて、水温、塩分、深度、年が標準化CPUEに与える傾向を検出した。太平洋マダラの遺伝的集団構造解析・東北沿岸、北海道沖、日本海沿岸の計19地点から合計234個体のサンプルから、次世代シークエンサーIllumina HighSeqを用いたRAD-seq解析を行った。総計12942のSNPが得られた。この中から、集団に共通なSNPを所得し、さらにMinor alleleを除去した2563から389のSNPを用いて集団遺伝解析および自然選択を受けているSNPの検出を試みた。
岩手県南部海域における漁業対象生物の遺伝的集団構造の調査(アワビ、ナマコ、ウニ) 2014 その他 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 エゾアワビ、マナマコおよびキタムラサキウニは、三陸沿岸漁業を支える重要種である。これらの漁業は天然資源に依存しており、東日本大震災が天然海域に及ぼした影響を調べることは重要である。津波の影響により親集団の個体数が減少し、その結果遺伝的多様性の減少が予想される。本研究では、集団の衰弱を引き起こす遺伝的多様性の低下をモニターするために、マイクロサテライトDNAおよびミトコンドリアDNAを指標として、遺伝的集団構造を震災前後の年齢群間で比較検討した。
岩手県南部海域における漁業対象生物の遺伝的集団構造の調査(アワビ、ナマコ、ウニ) 2014 その他 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 エゾアワビ、マナマコおよびキタムラサキウニは、三陸沿岸漁業を支える重要種である。これらの漁業は天然資源に依存しており、東日本大震災が天然海域に及ぼした影響を調べることは重要である。津波の影響により親集団の個体数が減少し、その結果遺伝的多様性の減少が予想される。本研究では、集団の衰弱を引き起こす遺伝的多様性の低下をモニターするために、マイクロサテライトDNAおよびミトコンドリアDNAを指標として、遺伝的集団構造を震災前後の年齢群間で比較検討した。
大槌湾における付着生物調査 2013 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 大槌湾の異なる調査地点に水温ロガーを付属した付着板を水深5 m間隔で設置することにより,各地点における付着生物相の季節変化を調査する.
大槌湾における付着生物調査 2013 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 大槌湾の異なる調査地点に水温ロガーを付属した付着板を水深5 m間隔で設置することにより,各地点における付着生物相の季節変化を調査した.
松島湾における付着生物相調査 2014 フィールド調査
係留系・観測ブイ
石巻湾 2014/04/01 - 2015/03/31 松島湾のカキ養殖棚数地点に付着板と温度ロガーを設置することで,松島湾内の養殖カキにみられる付着生物相の季節変動を明らかとする.
大槌湾における付着生物調査 2015 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 大槌湾の異なる調査地点に水温ロガーを付属した付着板を水深5 m間隔で設置することにより,各地点における付着生物相の季節変化を調査する.
雄勝湾におけるホタテガイ養殖の環境収容力 2015 フィールド調査 三陸南部 2016/01/01 - 2016/01/31 雄勝湾の2定点に垂下養殖されているホタテガイを上層・下層に分けて、貝殻と軟体部の各部位の大きさ・重量・重量比を調べ、震災前との比較から成育状況を評価する。今年度の雄勝湾全体のホタテガイ養殖施設と垂下ホタテガイの復旧状況並びに生産量から割り出した、1連あたりの生産量からも成育状況を評価する。養殖環境として低次生産を担う植物プランクトン現存量をクロロフィルaとして評価し、垂下養殖期間中の湾全体としての餌料環境の評価を試み、餌料環境と成育状況評価から環境収容量を検討する。
雄勝湾におけるホタテガイ養殖の環境収容力 2015 フィールド調査 三陸南部 2016/01/01 - 2016/01/31 宮城県雄勝湾の2定点(St1, 2)に垂下養殖されているホタテガイを上層・下層に分け、ホタテガイの貝殻の計測、軟体部全体及び各器官(生殖腺、閉殻筋)の重量測定、それらの軟体部全体に対する重量比を調べ、震災前との比較から成育状況を評価した。また、養殖漁場環境の評価を行うため、養殖地点における水温とクロロフィルa量を毎月モニタリングし、外部環境と餌料環境の変化からホタテガイの成育状況を評価した。
海産二枚貝類の人為催熟のための内分泌調節メカニズムの解明とその応用 2015 その他 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 二枚貝類の配偶子形成を上位で支配する神経ペプチドや内分泌関連遺伝子を種々の海産二枚貝類で同定し、内因性のホルモンよって誘導される生殖関連遺伝子群の同定を試みる。具体的には遺伝子クローニングや次世代シーケンサーによる網羅的な解析、さらには公開されているトランスクリプトームリソースを用いた解析の実施を計画している。また神経ペプチドによる人為催熟に向けた、合成ペプチドのin vivo投与も行うことで配偶子形成に及ぼす効果の検討を行う予定である。一方、海産二枚貝類の配偶子放出を抑制的に支配する神経タンパクの構造機能を明らかにし、卵や精子における産卵誘発ホルモン(セロトニン)との関係と作用機序を検討するため、タンパク質発現系を用いた融合タンパク質の作製を試る。
海産二枚貝類の人為催熟のための内分泌調節メカニズムの解明とその応用 2015 その他 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 これまでに、二枚貝類の配偶子形成を上位で支配する神経ペプチドや内分泌関連遺伝子を種々の海産二枚貝類で同定し、内因性のホルモンよって誘導される生殖関連遺伝子群の同定を試みた。具体的には遺伝子クローニングやトランスクリプトームリソースを用いた解析を実施した。また、神経ペプチド投与による二枚貝類の人工催熟を実現するため、合成GnRHペプチドのin vivo投与や器官培養系への添加を行うことで、配偶子形成の促進させるかを検討した。一方、海産二枚貝類の配偶子放出を抑制的に支配する神経タンパクの構造機能を明らかにし、卵や精子における産卵誘発ホルモン(セロトニン)との関係と作用機序を検討した。
大槌湾における付着生物調査 2014 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 大槌湾の異なる調査地点に水温ロガーを付属した付着板を水深5 m間隔で設置することにより,各地点における付着生物相の季節変化を調査する.
大槌湾における付着生物調査 2014 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 大槌湾の異なる調査地点に水温ロガーを付属した付着板を水深5 m間隔で設置することにより,各地点における付着生物相の季節変化を調査した.
松島湾における付着生物相調査 2015 フィールド調査
係留系・観測ブイ
石巻湾 2015/04/01 - 2016/03/31 松島湾のカキ養殖棚数地点に付着板と温度ロガーを設置することで,松島湾内の養殖カキにみられる付着生物相の季節変動を明らかとする.
大槌湾の底生生物相調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/08/26 - 2013/08/27 大槌湾の岩礁域でスキューバ潜水により底生生物を採集し,津波後の底生生物の多様性およびその後の底生生物相の変化を明らかとする.
大槌湾の底生生物相調査 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/08/26 - 2013/08/27 大槌湾の岩礁域でスキューバ潜水により底生生物を採集し,津波後の底生生物の多様性およびその後の底生生物相の変化を明らかとした.
大槌湾の底生生物相調査 2012 フィールド調査 三陸南部 2013/02/27 - 2013/02/28 大槌湾の岩礁域でスキューバ潜水により底生生物を採集し,津波後の底生生物の多様性およびその後の底生生物相の変化を明らかとする.
大槌湾の底生生物相調査 2012 フィールド調査 三陸南部 2013/02/27 - 2013/02/28 大槌湾の岩礁域でスキューバ潜水により底生生物を採集し,津波後の底生生物の多様性およびその後の底生生物相の変化を明らかとする.
大槌湾の底生生物相調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2015/02/23 - 2015/02/24 大槌湾の岩礁域でスキューバ潜水により底生生物を採集し,津波後の底生生物の多様性およびその後の底生生物相の変化を明らかとする.
大槌湾の底生生物の多様性およびコケムシ群集の生態に関する調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/08/07 - 2014/08/07, 2014/10/09 - 2014/10/09, 2015/03/20 - 2015/03/20 ドレッジおよびROVを用いて,大槌湾の底生生物を採集するとともに,コケムシをとりまく底生生物群集を観察する。
大槌湾周辺の付着生物群集に関する調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 遠隔操作水中無人探査機(ROV)を用いて,大槌湾周辺の付着生物群集を観察する.また,大槌湾口部において,水深90 mの生物群集における津波の影響についても調査する.
岩手県南部海域の沿岸海洋調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 本調査は、東日本大震災が沿岸生態系に与えた影響とその後の回復過程を把握 することを目的として、震災以前から調査を実施していた越喜来湾と大船渡湾 において水質および浮遊生物調査を継続して実施している。
岩手県南部海域の沿岸海洋調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 本調査は、東日本大震災が沿岸生態系に与えた影響とその後の回復過程を把握することを目的として、震災以前から調査を実施していた越喜来湾と大船渡湾 において水質および浮遊生物調査を継続して実施した。
宮城県沿岸域における養殖魚類の水産増養殖技術の開発 2015 その他 2015/04/01 - 2016/03/31 サケ科魚類の人為生産システムの効率化および再構築を目標として、光環境が成長と生理におよぼす影響を明らかにする。
宮城県沿岸域における養殖魚類の水産増養殖技術の開発 2015 その他 2015/04/01 - 2016/03/31 サケ科魚類の人為生産システムの効率化および再構築を目標として、光環境が成長と生理におよぼす影響を明らかにする。
漁場環境と底生生物に関する調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 震災後における宮城県三陸南部海域における有害物質、重金属類等の底質、および底生生物の調査を行い、震災前のデータと比較することで、漁場および海底環境に与えた震災の影響を明らかにするとともに、漁場環境および底生生物も含めた海底環境の回復過程を明らかにすることを目的とする。具体的には以下の通りである。1 底質環境(粒度組成、有機物量、硫化物量)を経時的に調べ、養殖場の有機物量の変化等から、養殖が海底環境に与える影響を明らかにする。2 津波による底生生物の分布および群集構造の変化と回復過程を明らかにする。3 ホタテの成長を指標とした養殖環境のモニタリング。4 アサリ、マボヤ、ウニ類の養殖場の適地の検討
漁場環境と底生生物に関する調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 震災後における宮城県三陸南部海域における有害物質、重金属類等の底質、および底生生物の調査を行い、震災前のデータと比較することで、漁場および海底環境に与えた震災の影響を明らかにするとともに、漁場環境および底生生物も含めた海底環境の回復過程を明らかにすることを目的とする。具体的には以下の通りである。 1 底質環境(粒度組成、有機物量、硫化物量)を経時的に調べ、養殖場の有機物量の変化等から、養殖が海底環境に与える影響を明らかにする。 2 津波による底生生物の分布および群集構造の変化と回復過程を明らかにする。 3 ホタテの成長を指標とした養殖環境のモニタリング 4 アサリ、マボヤ、ウニ類の養殖場の適地の検討
宮城県沿岸域における湾内の海水流動調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 震災後の海洋環境及び漁場環境の回復過程を把握するため、宮城県沿岸域の湾において海水流動調査と水質調査を実施し、震災後の湾内の海水流動を把握するとともに、海水流動が及ぼす海洋環境と漁場環境への影響を明らかにする。
沿岸底生魚類の動態と個体群診断調査 2015 その他 2015/04/01 - 2016/03/31 (1)背景・目的 地震・津波の影響にかかわらず、沿岸の海産生物は温暖化による地球環境変化の影響を受けてきた。2011年3月11の震災の影響をみるためには、過去数十年の異なる地点での個体数動態を解析し、分布・個体数の変化をみる必要がある。本研究では、まず、沖合底びき網漁業漁場別漁獲統計資料を利用し、数の動態データの傾向と要因解析を行い、温暖化などの地球環境変化および震災・地震の影響を明らかにする。さらに、同種内で個体数が増大している地域と減少している地域がある種を特定し、それらを用いて網羅的遺伝子解析を行い、環境変化の影響によって個体数の変化に関係する遺伝子群を検出する。また、青森沖で捕獲されたマダラが基準を超える放射線が検出されたこに関連し、分子マーカーを用いて、マダラの移動分散を調べる。(2)方法・沿岸底生魚類の分布変化と動態変化の解析:1996年からの太平洋北区、北海道、日本海区沖合底びき網漁業漁場別漁獲統計資料、各海域での底水温、塩分濃度、溶存酸素量、クロロフィル量などを用いて、底生魚類(タラ類、ヒラメ類、カレイ類)7種の分布変化および個体数動態をGAMMを用いて解析したが、本年度は時空間動態モデルによる解析を行い、環境要因や漁獲数が漁獲高に与える効果を推定する。これにより、時空間自己相関の影響を除去し、環境変化による応答を予測するモデルを作成する。・本年度は、これまでに検出された1万のSNPマーカーを調べ、集団間で異なる選択を受けているSNPを探索する。また、温度、クロロフィル量、塩分濃度、溶存酸素量などと関連するSNPを探索する。また、これまでに温度適応に関係しているとみなされているヘモグロビンの遺伝子および遺伝子間領域の多型の検出を行う。・漁獲統計を用いた結果と環境と対応するSNPを用いて、今後の環境変化にどう漁獲高が影響を受けるかを予測するモデルを構築する。
沿岸底生魚類の動態と個体群診断調査 2015 その他 2015/04/01 - 2016/03/31 (1)背景・目的 地震・津波の影響にかかわらず、沿岸の海産生物は温暖化による地球環境変化の影響を受けてきた。2011年3月11の震災の影響をみるためには、過去数十年の異なる地点での個体数動態を解析し、分布・個体数の変化をみる必要がある。本研究では、まず、沖合底びき網漁業漁場別漁獲統計資料を利用し、数の動態データの傾向と要因解析を行い、温暖化などの地球環境変化および震災・地震の影響を明らかにする。さらに、同種内で個体数が増大している地域と減少している地域がある種を特定し、それらを用いて網羅的遺伝子解析を行い、環境変化の影響によって個体数の変化に関係する遺伝子群を検出する。また、青森沖で捕獲されたマダラが基準を超える放射線が検出されたこに関連し、分子マーカーを用いて、マダラの移動分散を調べる (2)方法 ・沿岸底生魚類の分布変化と動態変化の解析:1996年からの太平洋北区、北海道、日本海区沖合底びき網漁業漁場別漁獲統計資料、各海域での底水温、塩分濃度、溶存酸素量、クロロフィル量などを用いて、底生魚類(タラ類、ヒラメ類、カレイ類)7種の分布変化および個体数動態をGAMMを用いて解析したが、本年度は時空間動態モデルによる解析を行い、環境要因や漁獲数が漁獲高に与える効果を推定する。これにより、時空間自己相関の影響を除去し、環境変化による応答を予測するモデルを作成する。 ・本年度は、これまでに検出された1万のSNPマーカーを調べ、集団間で異なる選択を受けているSNPを探索する。また、温度、クロロフィル量、塩分濃度、溶存酸素量などと関連するSNPをする。また、これまでに温度適応に関係しているとみなされているヘモグロビンの遺伝子および遺伝子間領域の多型の検出を行う。 ・漁獲統計を用いた、結果と環境と対応するSNPを用いて、今後の環境変化にどう漁獲高が影響を受けるかを予測するモデルを構築する。
宮城県沿岸域の栄養塩環境と低次生産の調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 女川湾では東日本大震災後、微生物環構成生物の現存量が減少しており、海洋生態系が大きく変化した可能性がある。そこで栄養塩濃度、植物プランクトン種組成、動物プランクトン種組成を調査する。さらに女川湾のSt.1では一次生産の測定に加えて、動物プランクトンで卓越するカイアシ類の二次生産、三次生産を測定する。以上の調査より、低次生産層の変化とその原因を究明する。また高次生産に移行する物質量を推定する。女川湾以外の宮城県沿岸域でも栄養塩濃度とプランクトン種組成を調査する。以上の知見から宮城県沿岸域の生態系の回復過程をモニタリングする。
宮城県沿岸域の栄養塩環境と低次生産の調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 女川湾では東日本大震災後、微生物環構成生物の現存量が減少しており、海洋生態系が大きく変化した可能性がある。そこで栄養塩濃度、植物プランクトン種組成、動物プランクトン種組成を調査する。さらに女川湾のSt.1では一次生産の測定に加えて、動物プランクトンで卓越するカイアシ類の二次生産、三次生産を測定する。以上の調査より、低次生産層の変化とその原因を究明する。また高次生産に移行する物質量を推定する。女川湾以外の宮城県沿岸域でも栄養塩濃度とプランクトン種組成を調査する。以上の知見から宮城県沿岸域の生態系の回復過程をモニタリングする。
生物モニタリングによる環境保全調査 2015 フィールド調査 石巻湾 2015/04/01 - 2016/03/31 仙台湾ではイシガレイやヌマガレイ等の様々な異体類が、蒲生干潟や名取川河口域を稚魚育成の場として利用している。東北地方太平洋沖地震による津波は、完全にこれらの水域を飲み込み、長年堆積していた汚染物質が攪乱されるなど、底質が大きく変化したことが危惧されている。本研究では、稚魚の再生産過程を調査するとともに、生物モニタリングにより底質汚染の実態を調査することを目的とする。・ 昨年に引き続き蒲生干潟及び名取川河口域で稚魚の採集調査を行い、異体類を中心に稚魚生産力の修復過程を調査する。・ cyp1a1 (アリル炭化水素系の毒物に反応して発現が上昇する遺伝子)の遺伝子発現を指標にして、フィールドで採取された稚魚の汚染程度を調査する。・ 実験室内で飼育した非汚染魚を採取した底質に曝露し、cyp1a1の発現を測定することにより、底質の汚染程度を調査する。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2015 調査航海 三陸南部 2015/08/02 - 2015/08/09 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac net、ADCP、魚探・全周ソナーを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2015 調査航海 三陸南部 2015/08/02 - 2015/08/09 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac net、ADCP、魚探・全周ソナーを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2015 調査航海 三陸南部 2015/09/29 - 2015/10/04 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac net、ADCP、魚探・全周ソナーを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2015 調査航海 三陸南部 2015/09/29 - 2015/10/04 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac net、ADCP、魚探・全周ソナーを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
小型ROV「クラムボン」を用いた海底瓦礫および生態系調査 2015 調査航海 三陸南部 2015/11/09 - 2015/11/23 本研究の目的は、震災後の沖合生態系の現状把握、特に津波瓦礫が与える影響を評価するとともに、震災前後での生物多様性の比較を、遺伝子レベルで実施することである。加えて調査海域において様々な食性,栄養段階の生物を採集して、津波によって陸上より流出した有害物質が海洋生物および環境にどのように蓄積しているのかを明らかにする。またこの海域では海洋調査に必須の精密な海底地形図が震災後に作成されていないことから、本船搭載のマルチビーム音響測深機を用いた海底地形調査を実施する。
小型ROV「クラムボン」を用いた海底瓦礫および生態系調査 2015 調査航海 三陸南部
三陸北部
常磐北部
2015/11/09 - 2015/11/23 本研究の目的は、震災後の沖合生態系の現状把握、特に津波瓦礫が与える影響を評価するとともに、震災前後での生物多様性の比較を、遺伝子レベルで実施することである。加えて調査海域において様々な食性,栄養段階の生物を採集して、津波によって陸上より流出した有害物質が海洋生物および環境にどのように蓄積しているのかを明らかにする。またこの海域では海洋調査に必須の精密な海底地形図が震災後に作成されていないことから、本船搭載のマルチビーム音響測深機を用いた海底地形調査を実施する。
岩手県南部海域の岩礁域・護岸壁の生物相モニタリング 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 本調査は、東日本大震災が潮間帯植物、動物の生物相に与えた影響とその後の回復過程を把握することを目的として、吉浜湾の岩礁域では年1回目視調査、大船渡湾の港湾桟橋壁面では隔月で水中カメラ調査を実施する。
岩手県南部海域の岩礁域・護岸壁の生物相モニタリング 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 本調査は、東日本大震災が潮間帯植物、動物の生物相に与えた影響とその後の回復過程を把握することを目的として、吉浜湾の岩礁域では年1回目視調査、大船渡湾の港湾桟橋壁面では隔月で水中カメラ調査を実施する。
女川湾の瓦礫調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 女川湾内に残存していると思われる瓦礫について、サイドスキャンソナーを使って、瓦礫の位置、数、物体形状等の調査を行う。
女川湾の瓦礫調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 音響測深機を用いて女川湾の瓦礫分布状況の経年変化について調べた。
牡鹿半島周辺海域における魚類生息および資源調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 ①湾内において、筒・カゴ、刺網を用いた底魚とベントスの採集調査を行う。主要漁業対象種については、耳石を用いた年齢査定を行い、Age-length keyを作成する。②女川魚市場の刺網とカゴによる漁獲物の市場調査を行う。体長測定と尾数計数を行い、市場伝票整理および1.で得られるAge-length keyを基に、主要魚種の年齢組成、年級組成を推定する。③定置網(金華山周辺と志津川湾)の操業実態を、標本船に操業日報の記載を依頼して調査し、経年変化の把握に取り組む(データ入力と解析)。
牡鹿半島周辺海域における魚類生息および資源調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 ①湾内において、筒・カゴ、刺網を用いた底魚とベントスの採集調査を行う。主要漁業対象種については、耳石を用いた年齢査定を行い、Age-length keyを作成する。 ②女川魚市場の刺網とカゴによる漁獲物の市場調査を行う。体長測定と尾数計数を行い、市場伝票整理および①で得られるAge-length keyを基に、主要魚種の年齢組成、年級組成を推定する。 ③定置網(金華山周辺と志津川湾)の操業実態を、標本船に操業日報の記載を依頼して調査し、経年変化の把握に取り組む(データ入力と解析)。
河口・干潟域における環境調査と生物調査 2015 フィールド調査 三陸南部
石巻湾
2015/04/01 - 2016/03/31 2011年3月に起きた東北地方太平洋沖地震と津波により東北地方沿岸域は大きく攪乱された。陸域と海域をつなぐ河口域、干潟は多様性に富む多くの生物が生息し、水産学の観点からは稚魚や仔魚をはじめとする水産資源生物の初期生活史の成育場として、また種々の水産資源生物の餌となるマクロベントスの生息場として、そして生態系や生態系サービスの観点から重要な水域であることが認識されている。地震・津波によって河口域と干潟環境が受けた影響について水質、底質の経時的調査を行い、その水域環境の変化に伴う生物相の遷移を明らかにし、水域の変遷・回復過程を環境学的、生物学的、水産学的に把握する。今後の河口・干潟における水産資源の持続的利用、生態系の安定について検討する。
牡鹿半島岩礁生態系調査 2015 フィールド調査 石巻湾 2015/04/01 - 2016/03/31 牡鹿半島狐崎沿岸において、震災による地盤沈下の後の個体群あるいは群集の動態変化をモニタリングする。エリアBにおいて、褐藻アラメ群落におけるアラメ各個体の生残と成長過程の追跡を行い、地盤沈下後の本群落の動態を環境との関係で明らかにする。また、植食性巻貝のコシダカガンガラの移動・成長・生残の調査や排除実験を実施し、アラメ群落の動態との関係を調べる。
牡鹿半島岩礁生態系調査 2015 フィールド調査 石巻湾 2015/04/01 - 2016/03/31 牡鹿半島狐崎沿岸において、震災による地盤沈下の後の個体群あるいは群集の動態変化をモニタリングする。エリアBにおいて、褐藻アラメ群落におけるアラメ各個体の生残と成長過程の追跡を行い、地盤沈下後の本群落の動態を環境との関係で明らかにする。また、植食性巻貝のコシダカガンガラの移動・成長・生残の調査や排除実験を実施し、アラメ群落の動態との関係を調べる。
名取川河口域における漁業資源および漁場環境調査 2015 フィールド調査 石巻湾 2015/04/01 - 2016/03/31 名取川河口域水域の漁業の立て直しに向けた取り組みの一環として,漁業対象生物に焦点を絞り調査を進める。 1. 漁場の物理環境の調査と水温・塩分に関するモニタリング。 2. アサリの分布実態と物理環境特性。 3. 名取川のヤマトシジミの分布実態と物理環境特性。 4. 天然アユの遡上に関するモニタリング
名取川河口域における漁業資源及び漁場環境調査 2015 フィールド調査 石巻湾 2015/04/01 - 2016/03/31 震災後の名取川河口汽水域における内水面漁業資源(アユ,アサリ,ヤマトシジミ)の資源状態の把握と漁場環境特性を解明し,漁業立て直しをサポートする. 1.漁場の物理環境特性(水深,水温,塩分など)解明のためのモニタリングを実施する 2.アサリ個体群の資源状態(分布密度,加入状況,サイズ組成)を解析する. 3.ヤマトシジミ個体群の資源状態(分布密度,加入状況,サイズ組成)を解析する. 4.天然アユの遡上状態をモニタリングする
生態系ハビタットマッピングに利用するデータの収集 2015 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
石巻湾
2015/04/01 - 2016/03/31 研究チームでは、GISを利用して東北地域の沿岸から深海における海洋生物の分布状況と生息環境の情報を収集整理し、津波が海洋生態系に与えた影響を調べている。この目的のため、TEAMSの調査航海に加えて、研究機関のデータベースや他の研究調査プロジェクトなどから種々のデータ(海底地形や地理上の特徴、海底地質、ベントス分布など)を収集している。特にクモヒトデ類の分布の収集と推定を予定している。
生態系ハビタットマッピングに利用するデータの収集 2015 その他 下北
三陸北部
三陸南部
石巻湾
2015/04/01 - 2016/03/31 研究チームでは、GISを利用して東北地域の沿岸から深海における海洋生物の分布状況と生息環境の情報を収集整理し、津波が海洋生態系に与えた影響を調べている。この目的のため、TEAMSの調査航海に加えて、研究機関のデータベースや他の研究調査プロジェクトなどから種々のデータ(海底地形や地理上の特徴、海底地質、ベントス分布など)を収集した。特に今年度クモヒトデ類の分布の収集結果に基づく分布推定図を作成した。
三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムの解明 2015 調査航海 三陸北部
三陸南部
2016/03/04 - 2016/03/11 ・音響による地形調査 ・ステレオ視カメラによる瓦礫・底生生物の定量的計測 ・資源生物の分布・行動の把握 ・長期モニタリングシステムによる環境変動の把握
三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムの解明 2015 調査航海 三陸北部
三陸南部
2016/03/04 - 2016/03/11 ・音響による地形調査   岩手沖で2測線の地形調査を行った。 ・ステレオ視カメラによる瓦礫・底生生物の定量的計測  ハイパードルフィンのスキッドに装着し、適宜各潜航で観察を実施してハビタットマッピングの基礎情報を取得した。 ・資源生物の分布・行動の把握  KY15-08航海において大槌沖水深700m地点に設置したバイオトラッキングシステム基準局5台、ADCP1台を回収し、データを取得した。 ・長期モニタリングシステムによる環境変動の把握  釜石沖の海底谷水深760mおよび大槌沖水深1000m地点およびに設置した長期モニタリングシステム(ランダー)をそれぞれ回収し、タイムラプス映像・画像や環境データを取得した。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2015 調査航海 三陸南部 2016/03/16 - 2016/03/22 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。鹿島沖、及び大槌湾、釜石湾、女川湾とその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、ADCP、魚探・全周ソナーを用いた観測および採水、採泥を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2015 調査航海 三陸南部 2016/03/16 - 2016/03/22 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。鹿島沖、及び大槌湾、釜石湾、女川湾とその東方海域の定点において、CTD、Multiple corer、Norpac net、ADCP、魚探・全周ソナーを用いた観測および採水、採泥、プランクトン採集を行う。
大槌湾の底生生物相調査 2015 フィールド調査 三陸南部 2016/02/17 - 2016/02/17 大槌湾の岩礁域でスキューバ潜水により底生生物を採集し,津波後の底生生物の多様性およびその後の底生生物相の変化を明らかとする.
三陸沿岸域におけるガレキマッピングおよび底質環境調査 2016 フィールド調査 三陸南部 2016/07/01 - 2017/03/20 各湾における瓦礫マッピングおよび津波堆積物の解明を目的とし、概査として1)サイドスキャンソナーイメージマッピング、2)マルチナロービーム測深、3)高分解能地層探査装置を用いた表層堆積物の分布を調べ、精査として1)瓦礫を対象としたROVによる海底観察、2)柱状採泥器を用いた表層堆積物試料採取、3)高精度マルチナロービーム測深による詳細地形解析を行う。
三陸沿岸域におけるガレキマッピングおよび底質環境調査 2016 フィールド調査 三陸南部 2016/07/01 - 2017/03/20 各湾における瓦礫マッピングおよび津波堆積物の解明を目的とし、概査として 1)サイドスキャンソナーイメージマッピング 2)マルチナロービーム測深 3)高分解能地層探査装置を用いた表層堆積物の分布 を調べ、精査として 1)瓦礫を対象としたROVによる海底観察 2)柱状採泥器を用いた表層堆積物試料採取 3)高精度マルチナロービーム測深による詳細地形解析 を行う。
宮城県沖瓦礫マッピング調査 2016 その他 三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 2011年度分から取り組んでいる、宮城県より提供された底曳き網ガレキ回収操業野帳資料より瓦礫情報を電子化し分布や時系列解析の継続実施。
魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査 2015 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
2015/04/01 - 2016/03/31 研究チームでは、東北地域の沿岸から深海における海洋生物中に蓄積されている化学物質の濃度のモニタリングを行う。それと同時にアミノ酸の窒素同位体比を用いた個々の生物試料の正確な栄養段階を推定し,生物濃縮を念頭においたうえでの化学物質蓄積の実態について明らかにする。
魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査 2015 その他 三陸北部
三陸南部
石巻湾
2015/04/01 - 2016/03/31 研究チームでは、東北地域の沿岸から深海における海洋生物中に蓄積されている化学物質の濃度のモニタリングを行う。それと同時にアミノ酸の窒素同位体比を用いた個々の生物試料の正確な栄養段階を推定し,生物濃縮を念頭においたうえでの化学物質蓄積の実態について明らかにする。
魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査 2016 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
2016/04/01 - 2017/03/31 研究チームでは、東北地域の沿岸から深海における海洋生物中に蓄積されている化学物質の濃度のモニタリングを行う。それと同時にアミノ酸の窒素同位体比を用いた個々の生物試料の正確な栄養段階を推定し,生物濃縮を念頭においたうえでの化学物質蓄積の実態について明らかにする。
魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査 2016 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
2016/04/01 - 2017/03/31 研究チームでは、東北地域の沿岸から深海における海洋生物中に蓄積されている化学物質の濃度のモニタリングを行う。それと同時にアミノ酸の窒素同位体比を用いた個々の生物試料の正確な栄養段階を推定し,生物濃縮を念頭においたうえでの化学物質蓄積の実態について明らかにする。
大槌湾における生態系と物質循環の動態に関する調査 2011 フィールド調査 三陸南部 2011/04/01 - 2012/03/31 大槌湾七戻崎沖の中央部より湾奥部の鵜住居川河口部までの範囲に面的に設けた20箇所の観測定点におけるCTD観測のほか、これらの測点の4箇所 では二スキン採水器による層別採水とノルパックネットによるプランクトン群集の採取を、12箇所ではスミスマッキンタイヤー式採泥器による堆積物の採取を行う予定。また大槌川・小鎚川・鵜住居川の河口付近で栄養塩濃度測定用の採水を行う。
大槌湾における生態系と物質循環の動態に関する調査 2011 フィールド調査 三陸南部 2011/04/01 - 2012/03/31 大槌湾七戻崎沖の中央部より湾奥部の鵜住居川河口部までの範囲に面的に設けた20箇所の観測定点におけるCTD観測のほか、これらの測点の4箇所 では二スキン採水器による層別採水とノルパックネットによるプランクトン群集の採取を、12箇所ではスミスマッキンタイヤー式採泥器による堆積物の採取を行う予定。また大槌川・小鎚川・鵜住居川の河口付近で栄養塩濃度測定用の採水を行う。
大槌湾における生態系と物質循環の動態に関する調査 2012 フィールド調査 三陸南部 2012/04/01 - 2013/03/31 大槌湾七戻崎沖の中央部より湾奥部の鵜住居川河口部までの範囲に面的に設けた20箇所の観測定点におけるCTD観測のほか、これらの測点の4箇所 では二スキン採水器による層別採水とノルパックネットによるプランクトン群集の採取を、12箇所ではスミスマッキンタイヤー式採泥器による堆積物の採取を行う予定。また大槌川・小鎚川・鵜住居川の河口付近で栄養塩濃度測定用の採水を行う。
大槌湾における生態系と物質循環の動態に関する調査 2012 フィールド調査 三陸南部 2012/04/01 - 2013/03/31 大槌湾七戻崎沖の中央部より湾奥部の鵜住居川河口部までの範囲に面的に設けた20箇所の観測定点におけるCTD観測のほか、これらの測点の4箇所 では二スキン採水器による層別採水とノルパックネットによるプランクトン群集の採取を、12箇所ではスミスマッキンタイヤー式採泥器による堆積物の採取を行う予定。また大槌川・小鎚川・鵜住居川の河口付近で栄養塩濃度測定用の採水を行う。
大槌湾における生態系と物質循環の動態に関する調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 大槌湾七戻崎沖の中央部より湾奥部の鵜住居川河口部までの範囲に面的に設けた8箇所の観測定点におけるCTD観測のほか、これらの測点の5箇所 では二スキン採水器による層別採水とノルパックネットによるプランクトン群集の採取を、8箇所ではスミスマッキンタイヤー式採泥器による堆積物の採取を行う予定。また大槌川・小鎚川・鵜住居川の河口付近で栄養塩濃度測定用の採水を行う。
大槌湾における生態系と物質循環の動態に関する調査 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 大槌湾七戻崎沖の中央部より湾奥部の鵜住居川河口部までの範囲に面的に設けた8箇所の観測定点におけるCTD観測のほか、これらの測点の5箇所 では二スキン採水器による層別採水とノルパックネットによるプランクトン群集の採取を、8箇所ではスミスマッキンタイヤー式採泥器による堆積物の採取を行う予定。また大槌川・小鎚川・鵜住居川の河口付近で栄養塩濃度測定用の採水を行う。
生態系ハビタットマッピングに利用するデータの収集 2016 その他 下北
三陸北部
三陸南部
石巻湾
2016/04/01 - 2017/03/31 研究チームでは、GISを利用して東北地域の沿岸から深海における海洋生物の分布状況と生息環境の情報を収集整理し、津波が海洋生態系に与えた影響を調べている。この目的のため、TEAMSの調査航海に加えて、研究機関のデータベースや他の研究調査プロジェクトなどから種々のデータ(海底地形や地理上の特徴、海底地質、ベントス分布など)を収集している。今年度は特に魚類の分布情報の収集と予備的な分布の推定を予定している。
生態系ハビタットマッピングに利用するデータの収集 2016 その他 三陸北部
三陸南部
石巻湾
下北
2016/04/01 - 2017/03/31 研究チームでは、GISを利用して東北地域の沿岸から深海における海洋生物の分布状況と生息環境の情報を収集整理し、津波が海洋生態系に与えた影響を調べている。この目的のため、TEAMSの調査航海に加えて、研究機関のデータベースや他の研究調査プロジェクトなどから種々のデータ(海底地形や地理上の特徴、海底地質、ベントス分布など)を収集している。今年度は特に魚類の分布情報の収集と予備的な分布の推定を予定していた。
音響機器を用いた海域調査とデータ解析 2016 調査航海 三陸南部 2016/11/01 - 2016/12/27 大槌湾湾口部から沖合にかけての測深作業を実施する。
音響機器を用いた海域調査とデータ解析 2016 調査航海 三陸南部 2016/11/01 - 2016/12/27 大槌湾湾口部から沖合にかけての測深作業を実施する。
高次捕食者の行動生態 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 沿岸に設置された定置網に混獲されるアカウミガメとアオウミガメを譲り受け、国際沿岸海洋研究センターにおいて一定期間飼育した後、各種観測機器を取り付けて放流する。取り付けた装置を数日後に回収することによって、遊泳速度・加速度・地磁気・深度・温度・画像を得る。
高次捕食者の行動生態 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 沿岸に設置された定置網に混獲されるアカウミガメとアオウミガメを譲り受け、国際沿岸海洋研究センターにおいて一定期間飼育した後、各種観測機器を取り付けて放流した。取り付けた装置を数日後に回収することによって、遊泳速度・加速度・地磁気・深度・温度・画像が得られた。
高次捕食者の行動生態 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 沿岸に設置された定置網に混獲されるアカウミガメとアオウミガメを譲り受け、国際沿岸海洋研究センターにおいて一定期間飼育した後、各種観測機器を取り付けて放流する。取り付けた装置を数日後に回収することによって、遊泳速度・加速度・地磁気・深度・温度・画像を得る。
高次捕食者の行動生態 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 沿岸に設置された定置網に混獲されるアカウミガメとアオウミガメを譲り受け、国際沿岸海洋研究センターにおいて一定期間飼育した後、各種観測機器を取り付けて放流した。取り付けた装置を数日後に回収することによって、遊泳速度・加速度・地磁気・深度・温度・画像が得られた。
高次捕食者の行動生態 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 沿岸に設置された定置網に混獲されるアカウミガメとアオウミガメを譲り受け、国際沿岸海洋研究センターにおいて一定期間飼育した後、各種観測機器を取り付けて放流する。取り付けた装置を数日後に回収することによって、遊泳速度・加速度・地磁気・深度・温度・画像を得る。
高次捕食者の行動生態 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 沿岸に設置された定置網に混獲されるアカウミガメとアオウミガメを譲り受け、国際沿岸海洋研究センターにおいて一定期間飼育した後、各種観測機器を取り付けて放流した。取り付けた装置を数日後に回収することによって、遊泳速度・加速度・地磁気・深度・温度・画像が得られた。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2016 調査航海 三陸南部 2016/11/10 - 2016/11/17 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、1.CTD観測及び採水、2.ノルパックネットによる生物採取、3.マルチプルコアラーによる堆積物採取、4. 生物ドレッジによる生物採取、5. ビームトロールによる生物採取、6. 全周型スキャニングソーナー及び計量魚群探知機による観測、7. LISSTによる海中粒子観測、を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2016 調査航海 三陸南部 2016/11/10 - 2016/11/17 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行った。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において 1.CTD観測及び採水 2.ノルパックネットによる生物採取 3.マルチプルコアラーによる堆積物採取 4. 生物ドレッジによる生物採取 5. ビームトロールによる生物採取 6. 全周型スキャニングソーナー及び計量魚群探知機による観測 7. LISSTによる海中粒子観測 を行った。
女川湾における潮間帯生物の分布に関する調査 2016 フィールド調査 三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 春季と秋季に湾内の岩礁域3地点において潮間帯動植物の分布調査を行い、女川湾岩礁生態系の特徴とその季節変化を把握する。
女川湾における潮間帯生物の分布に関する調査 2016 フィールド調査 三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 春季と秋季に湾内の岩礁域3地点において潮間帯動植物の分布調査を行い、女川湾岩礁生態系の特徴とその季節変化を把握する。
女川湾におけるアマモ場・藻場の分布に関する調査 2016 フィールド調査 三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 女川湾内の定点においてアマモ場とホンダワラ藻場の調査を定期的に行い、藻場の生産量や随伴生物との関係から女川藻場の現状を把握する。
女川湾におけるアマモ場・藻場の分布に関する調査 2016 フィールド調査 三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 女川湾内の定点においてアマモ場とホンダワラ藻場の調査を定期的に行い、藻場の生産量や随伴生物との関係から女川藻場の現状を把握する。
雄勝湾におけるホタテガイ養殖の環境収容力 2016 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 雄勝湾の2定点に垂下養殖されているホタテガイを上層・下層に分けて、貝殻と軟体部の各部位の大きさ・重量・重量比を調べ、震災前との比較から成育状況を評価する。今年度の雄勝湾全体のホタテガイ養殖施設と垂下ホタテガイの復旧状況並びに生産量から割り出した、1連あたりの生産量からも成育状況を評価する。養殖環境として低次生産を担う植物プランクトン現存量をクロロフィルaとして評価し、垂下養殖期間中の湾全体としての餌料環境の評価を試み、餌料環境と成育状況評価から環境収容量を検討する。また、この雄勝湾水域のクロロフィルa濃度の評価への衛星リモートセンシングデータの有効性を評価することを、定線観測や水質環境リモート監視機能を持つ観測ブイによる定点観測データと比較することによって評価する。
雄勝湾におけるホタテガイ養殖の環境収容力 2016 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 雄勝湾の2定点に垂下養殖されているホタテガイを上層・下層に分けて、貝殻と軟体部の各部位の大きさ・重量・重量比を調べ、震災前との比較から成育状況を評価する。今年度の雄勝湾全体のホタテガイ養殖施設と垂下ホタテガイの復旧状況並びに生産量から割り出した、1連あたりの生産量からも成育状況を評価する。養殖環境として低次生産を担う植物プランクトン現存量をクロロフィルaとして評価し、垂下養殖期間中の湾全体としての餌料環境の評価を試み、餌料環境と成育状況評価から環境収容量を検討する。また、この雄勝湾水域のクロロフィルa濃度の評価への衛星リモートセンシングデータの有効性を評価することを、定線観測や水質環境リモート監視機能を持つ観測ブイによる定点観測データと比較することによって評価する。
海産二枚貝類の性統御、人工催熟、着底変態誘導のための内分泌調節メカニズムの解明とその応用 2016 その他 三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 ホタテガイの性統御と人工催熟への応用が期待される生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)の受容機構を担うGnRH受容体(GnRHR)cDNA遺伝子の単離を、構築したトランスクリプトームライブラリーの探索、PCRクローニングによって実施する。幼生の着底機構を明らかにするため、マガキの受精から着底変態に至る幼生発生の過程における、種々の神経の分化発達を定量的に解析する。
海産二枚貝類の性統御、人工催熟、着底変態誘導のための内分泌調節メカニズムの解明とその応用 2016 その他 三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 ホタテガイの性統御と人工催熟への応用が期待される生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)の受容機構を担うGnRH受容体(GnRHR)cDNA遺伝子の単離を、構築したトランスクリプトームライブラリーの探索、PCRクローニングによって実施する。幼生の着底機構を明らかにするため、マガキの受精から着底変態に至る幼生発生の過程における、種々の神経の分化発達を定量的に解析する。
胃内容物の形態観察とDNA解析によるシロザケOncorhynchus keta稚魚の食性解析比較 2015 調査航海 三陸北部
三陸南部
2013/05/23 - 2013/06/05 北日本沿岸から採集されたシロザケ稚魚を用いて,胃内容物の形態観察とDNA解析による稚魚食性解析の比較を行う
胃内容物の形態観察とDNA解析によるシロザケOncorhynchus keta稚魚の食性解析比較 2015 調査航海 三陸北部
三陸南部
2013/05/23 - 2013/06/05 北日本沿岸から採集されたシロザケ稚魚を用いて,胃内容物の形態観察とDNA解析による稚魚食性解析の比較を行った
胃内容物の形態観察とDNA解析によるシロザケOncorhynchus keta稚魚の食性解析比較 2016 調査航海 三陸北部
三陸南部
2013/05/23 - 2013/06/05 北日本沿岸から採集されたシロザケ稚魚を用いて,胃内容物の形態観察とDNA解析による稚魚食性解析の比較を行う
胃内容物の形態観察とDNA解析によるシロザケOncorhynchus keta稚魚の食性解析比較 2016 調査航海 三陸北部
三陸南部
2013/05/23 - 2013/06/05 北日本沿岸から採集されたシロザケ稚魚を用いて,胃内容物の形態観察とDNA解析による稚魚食性解析の比較を行った
三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムの解明 2016 フィールド調査
調査航海
三陸北部
三陸南部
常磐北部
2017/03/12 - 2017/03/31 本航海では、豊富な三陸沖合の資源を支える環境を理解することを目標とし、より長期間の海底環境データを取得する。また、海洋観測、FRRF-RINKOプロファイラーによる基礎生産量の測定、魚探による生物分布調査、NORPACネットによるプランクトンの採取、マルチナロービーム音響測深機による海底地形測定、サイドスキャンソナー(SSS)を用いた底質調査、サブボトムプロファイラーを用いた地層調査を通して環境状況の理解を進める。特に、2014年3月の新青丸航海(KS-14-3航海)では2014年2-3月期に津軽海峡を通過した例年と異なる水塊が三陸北部へ影響していることが見られたのでそれと対比するデータの取得を行う。KS-16-19航海で確認された福島沖の段差構造近傍(2016年11月22日に発生した地震の震源域付近)における地形・地質構造調査を実施する。
三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムの解明 2016 フィールド調査
調査航海
三陸北部
三陸南部
本州東方
2017/03/12 - 2017/03/31 本航海では、豊富な三陸沖合の資源を支える環境を理解することを目標とし、より長期間の海底環境データを取得する。また、海洋観測、FRRF-RINKOプロファイラーによる基礎生産量の測定、魚探による生物分布調査、NORPACネットによるプランクトンの採取、マルチナロービーム音響測深機による海底地形測定、サイドスキャンソナー(SSS)を用いた底質調査、サブボトムプロファイラーを用いた地層調査を通して環境状況の理解を進める。特に、2014年3月の新青丸航海(KS-14-3航海)では2014年2-3月期に津軽海峡を通過した例年と異なる水塊が三陸北部へ影響していることが見られたのでそれと対比するデータの取得を行う。KS-16-19航海で確認された福島沖の段差構造近傍(2016年11月22日に発生した地震の震源域付近)における地形・地質構造調査を実施する。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2016 調査航海 三陸南部 2017/03/03 - 2017/03/10 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、1.CTD観測及び採水、2. 生物ドレッジによる生物採取、3.マルチプルコアラーによる堆積物採取、を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2016 調査航海 三陸南部 2017/03/03 - 2017/03/10 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行った。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において 1.CTD観測及び採水 2.生物ドレッジによる生物採取 3.マルチプルコアラーによる堆積物採取 を行った。
女川湾における調査データの統合的解析とハビタットマップの作成および生態系モデルの構築に関する解析 2016 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 女川湾内で得られた流動場・水質・底質・生物の調査結果を統合的に解析する。 女川湾内における風場の空間的な違いを明らかにするため、風向風速計を設置し連続観測を実施する。 女川湾の藻場分布を把握するため、ドローンにより岸沿いの画像撮影を行う。
女川湾における調査データの統合的解析とハビタットマップの作成および生態系モデルの構築に関する解析 2016 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 女川湾内で得られた流動場・水質・底質・生物の調査結果を統合的に解析する。 女川湾内における風場の空間的な違いを明らかにするため、風向風速計を設置し連続観測を実施する。 女川湾の藻場分布を把握するため、ドローンにより岸沿いの画像撮影を行う。
河口汽水域における漁業復興支援と漁場設計 2017 フィールド調査 三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 震災後の名取川河口域の漁業生物、アサリ、ヤマトシジミ、アユの資源状態の把握と漁場環境特性の把握と漁業立て直しのサポートを実践する 1. 漁場物理環境特性(水温、塩分、水深、底質)解明のためのモニタリングを継続する 2. アサリ個体群の資源状態(分布密度、サイズ組成、食性)を解析する 3. ヤマトシジミ個体群の資源状態(分布密度、サイズ組成、食性)を解析する 4. 天然アユの遡上状態をモニタリングすると同時に生態的特性を解明する
河口汽水域における漁業復興支援と漁場設計 2017 フィールド調査 三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 震災後の名取川河口域の漁業生物、アサリ、ヤマトシジミ、アユの資源状態の把握と漁場環境特性の把握と漁業立て直しのサポートを実践する 1.漁場物理環境特性(水温、塩分、水深、底質)解明のためのモニタリングを継続する 2.アサリ個体群の資源状態(分布密度、サイズ組成、食性)を解析する 3. ヤマトシジミ個体群の資源状態(分布密度、サイズ組成、食性)を解析する 4. 天然アユの遡上状態をモニタリングすると同時に生態的特性を解明する
三陸沿岸における持続的な栽培漁業を目指した遺伝的多様性調査 2016 その他 三陸北部 2016/04/01 - 2017/03/31 三陸沿岸の重要な栽培漁業対象種であるエゾアワビやマナマコの天然集団の遺伝的多様性を保全するため、数多くの天然個体からなる親貝集団を用いた種苗生産方法により人工種苗の遺伝的多様性を野性集団と同等にする試みがなされている。一方、このような種苗の遺伝的多様性について調べた例はない。本研究は、岩手県の各地で維持されている天然由来のエゾアワビ親貝集団と放流用人工種苗のDNA分析を行い、遺伝的多様性を評価する。
三陸沿岸における持続的な栽培漁業を目指した遺伝的多様性調査 2016 その他 三陸北部 2016/04/01 - 2017/03/31 三陸沿岸の重要な栽培漁業対象種であるエゾアワビやマナマコの天然集団の遺伝的多様性を保全するため、数多くの天然個体からなる親貝集団を用いた種苗生産方法により人工種苗の遺伝的多様性を野性集団と同等にする試みがなされている。一方、このような種苗の遺伝的多様性について調べた例はない。本研究は、岩手県の各地で維持されている天然由来のエゾアワビ親貝集団と放流用人工種苗のDNA分析を行い、遺伝的多様性を評価する。
河口汽水域における漁業の復興支援と漁場設計 2016 フィールド調査 三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 震災後の名取川河口域における内水面漁業の資源生物(アサリ、ヤマトシジミ、アユ)の資源状態の解析と漁場環境特性との関係を解明し、漁業の立て直しを支援する。 1.漁場の環境特性(水深、水温、塩分など)解明のためのモニタリングを実施する。 2.アサリ個体群の資源状態(分布密度、加入状況、サイズ組成)を解析する 3.ヤマトシジミ個体群の資源状態を(分布密度、加入状況、サイズ組成)を解析する 4.天然アユの遡上状態のモニタリングを実施する
河口汽水域における漁業の復興支援と漁場設計 2016 フィールド調査 2016/04/01 - 2017/03/31 震災後の名取川河口域における内水面漁業の資源生物(アサリ、ヤマトシジミ、アユ)の資源状態の把握と漁場環境特性を解明し、漁業の立て直しをサポートする 1. 漁場の物理環境特性(水深、水温、塩分)解明のためのモニタリングを実施する 2.アサリ個体群の資源状態(分布密度、加入状況、サイズ組成)の解析と生態的特性の解明 3.ヤマトシジミ個体群の資源状態(分布密度、加入状況、サイズ組成)の解析と生態的特性の解明 4.天然アユの遡上状態のモニタリングと生態的特性の解明
女川湾における養殖生産物の餌料と品質に関する調査 2016 フィールド調査 三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 女川湾において、養殖生物(ホタテガイ、マガキ、マボヤ)の震災後の餌料の解明と餌料と養殖生産物の品質との関係を調査する。
女川湾における養殖生産物の餌料と品質に関する調査 2016 フィールド調査 三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 女川湾において、養殖生物(ホタテガイ、マガキ、マボヤ)の震災後の餌料の解明と餌料と養殖生産物の品質との関係を調査する。
女川湾における養殖生産物と海域環境に関する調査 2016 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 海域環境に関する詳細な観測を行い、女川湾の海域環境の特性を把握するとともに、海域毎にホタテガイやマガキ等の養殖生産物の成長を追跡することで、海域環境と養殖生産物の成長との関係を明らかにする。
女川湾における養殖生産物と海域環境に関する調査 2016 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 海域環境に関する詳細な観測を行い、女川湾の海域環境の特性を把握するとともに、海域毎にホタテガイやマガキ等の養殖生産物の成長を追跡することで、海域環境と養殖生産物の成長との関係を明らかにする。
三陸沿岸域におけるガレキマッピングおよび底質環境調査 2017 フィールド調査 三陸南部 2017/06/03 - 2018/03/20 各湾における瓦礫マッピングおよび津波堆積物の解明を目的とし、概査として1)サイドスキャンソナーイメージマッピング、2)マルチナロービーム測深、3)高分解能地層探査装置を用いた表層堆積物の分布を調べ、精査として1)瓦礫を対象としたROVによる海底観察、2)柱状採泥器を用いた表層堆積物試料採取、3)高精度マルチナロービーム測深による詳細地形解析を行う。
三陸沿岸域におけるガレキマッピングおよび底質環境調査 2017 フィールド調査 三陸南部 2017/06/03 - 2018/03/20 各湾における瓦礫マッピングおよび津波堆積物の解明を目的とし、概査として1)サイドスキャンソナーイメージマッピング、2)マルチナロービーム測深、3)高分解能地層探査装置を用いた表層堆積物の分布を調べ、精査として1)瓦礫を対象としたROVによる海底観察、2)柱状採泥器を用いた表層堆積物試料採取、3)高精度マルチナロービーム測深による詳細地形解析を行う。
大槌湾の底生生物の多様性に関する調査 2016 フィールド調査 三陸南部 2016/06/27 - 2016/06/28, 2016/10/11 - 2016/10/12 ドレッジおよびROVを用いて,大槌湾の底生生物を採集するとともに,コケムシをとりまく底生生物群集を観察する.
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2017 調査航海 三陸南部 2017/04/09 - 2017/04/16 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において 1. CTD観測及び採水 2. ADCPによる海流観測 3. マルチプルコアラーによる堆積物採取 を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2017 調査航海 三陸南部 2017/04/09 - 2017/04/16 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において 1. CTD観測及び採水 2. ADCPによる海流観測 3. マルチプルコアラーによる堆積物採取 を行った。
KS-17-J08C航海:東北津波域における海洋生態系変動メカニズムの解明 2017 フィールド調査
係留系・観測ブイ
調査航海
三陸南部 2017/05/28 - 2017/06/15 地震と津波後の三陸沿岸の詳細な地形図を作成するために、女川沖の地理的調査を行う。また、CTDシステムを用いた観測を行うとともに生物学的・化学的成分分析のために海水試料の採取を行う。海底付近の海洋環境を長期的に監視するためのランダーを大槌沖の約1,000mの深さに設置する。
KS-17-J08C航海:東北津波域における海洋生態系変動メカニズムの解明 2017 フィールド調査
係留系・観測ブイ
調査航海
三陸南部 2017/05/28 - 2017/06/15 地震と津波後の三陸沿岸の詳細な地形図を作成するために、女川沖の地理的調査を行う。また、CTDシステムを用いた観測を行うとともに生物学的・化学的成分分析のために海水試料の採取を行う。海底付近の海洋環境を長期的に監視するためのランダーを大槌沖の約1,000mの深さに設置する。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2017 調査航海 三陸南部 2017/07/30 - 2017/08/06 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。 大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、 1. CTD観測及び採水 2. ADCPによる海流観測 3. ビームトロールによる底生生物採取 を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2017 調査航海 三陸南部 2017/07/30 - 2017/08/06 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。 大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、 1. CTD観測及び採水 2. ADCPによる海流観測 3. ビームトロールによる底生生物採取 を行った。
三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムの解明 (KS-17-J04) 2016 フィールド調査
調査航海
三陸北部
三陸南部
2017/02/11 - 2017/02/27 ● 調査概要 ・音響による地形調査   福島沖でSEABATおよびサブボトムプロファイラーによる海底地形・地質調査を行う。 ・海底観察下向きカメラの定量的計測  ハイパードルフィンのメインカメラおよびビークル後部に取り付けた海底観察下向きカメラにより、映像・画像の取得を行い、生物および瓦礫の定量的データを取得する。 ・腐肉食者および捕食者のバイオマス推定  ロープ式ベイトカメラ、ガラス球自己浮上式ベイトカメラおよび耐圧容器浮上式ベイトカメラを適宜海底に展開し、餌に引き寄せられた腐肉食者および捕食者のFirst Arrival Timeに関するデータを取得する。
三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムの解明 (KS-17-J04) 2016 フィールド調査
調査航海
三陸北部
三陸南部
2017/02/11 - 2017/02/27 ● 調査概要 ・音響による地形調査   福島沖でSEABATおよびサブボトムプロファイラーによる海底地形・地質調査を行う。 ・海底観察下向きカメラの定量的計測  ハイパードルフィンのメインカメラおよびビークル後部に取り付けた海底観察下向きカメラにより、映像・画像の取得を行い、生物および瓦礫の定量的データを取得する。 ・腐肉食者および捕食者のバイオマス推定  ロープ式ベイトカメラ、ガラス球自己浮上式ベイトカメラおよび耐圧容器浮上式ベイトカメラを適宜海底に展開し、餌に引き寄せられた腐肉食者および捕食者のFirst Arrival Timeに関するデータを取得する。
東北津波域における海洋生態系変動メカニズムの解明 (KS-17-J09C) 2017 フィールド調査 三陸北部
三陸南部
2017/07/08 - 2017/07/26 ・音響による地形調査   福島沖、宮城沖、岩手沖においてSEABATによる海底地形調査を行う。 ・XCTD、ADCPによる海洋環境情報の取得。 ・海底観察下向きカメラによる定性・定量的計測  ハイパードルフィンのメインカメラおよびビークル後部に取り付けた海底観察下向きカメラにより、映像・画像の取得を行い、生物および瓦礫の定量的データを取得する。とくに、岩手県釜石沖の海底谷の内外で生物相を比較する。 ・生態系モデルを構築するためのパラメータの抽出用試料のサンプリング  Ecopathモデルのfunctional groupの候補種として、胃内容物分析などを行うためのクモヒトデ類やダーリアイソギンチャク類等の底生生物を採集する。
東北津波域における海洋生態系変動メカニズムの解明 (KS-17-J09C) 2017 フィールド調査
調査航海
三陸北部
三陸南部
2017/07/08 - 2017/07/26 ・音響による地形調査   福島沖、宮城沖、岩手沖においてSEABATによる海底地形調査を行う。 ・XCTD、ADCPによる海洋環境情報の取得。 ・海底観察下向きカメラによる定性・定量的計測  ハイパードルフィンのメインカメラおよびビークル後部に取り付けた海底観察下向きカメラにより、映像・画像の取得を行い、生物および瓦礫の定量的データを取得する。とくに、岩手県釜石沖の海底谷の内外で生物相を比較する。 ・生態系モデルを構築するためのパラメータの抽出用試料のサンプリング  Ecopathモデルのfunctional groupの候補種として、胃内容物分析などを行うためのクモヒトデ類やダーリアイソギンチャク類等の底生生物を採集する。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2017 調査航海 三陸南部 2017/10/02 - 2017/10/09 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において 1. CTD観測及び採水 2. ADCPによる海流観測 3. ビームトロールによる底生生物採取 を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2017 調査航海 三陸南部 2017/10/02 - 2017/10/09 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において 1. CTD観測及び採水 2. ADCPによる海流観測 3. ビームトロールによる底生生物採取 を行った。
三陸沖のEcopath生態系モデル構築へ向けた底生生物の食物組成データ作成のための底生生物サンプリング 2017 調査航海 三陸北部
三陸南部
2018/02/01 - 2018/02/02, 2018/02/20 - 2018/02/23 岩手沖において岩手丸を用いて岩手県水産技術センターによって実施される着底トロール調査に同行し、底生生物を入手する。
三陸沖のEcopath生態系モデル構築へ向けた底生生物の食物組成データ作成のための底生生物サンプリング 2017 調査航海 三陸北部
三陸南部
2018/02/02 - 2018/02/02, 2018/02/22 - 2018/02/23 岩手沖において岩手丸を用いて岩手県水産技術センターによって実施される着底トロール調査に同行し、底生生物を入手する。
女川湾における岩礁潮間帯生物分布調査 2017 フィールド調査 三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 春季と秋季に湾内の岩礁域3地点において潮間帯動植物の分布調査を行い、女川湾岩礁生態系の特徴とその季節変化を把握する。
女川湾における岩礁潮間帯生物分布調査 2017 フィールド調査 三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 春季と秋季に湾内の岩礁域3地点において潮間帯動植物の分布調査を行い、女川湾岩礁生態系の特徴とその季節変化を把握する。
女川湾における藻場の分布と生物分布調査 2017 フィールド調査 三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 女川湾内の定点においてアマモ場とホンダワラ藻場の調査を定期的に行い、藻場の生産量や随伴生物との関係から女川藻場の現状を把握する。
女川湾における藻場の分布と生物分布調査 2017 フィールド調査 三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 女川湾内の定点においてアマモ場とホンダワラ藻場の調査を定期的に行い、藻場の生産量や随伴生物との関係から女川藻場の現状を把握する。
女川湾を中心とした底生生物の変化に関する調査 2017 フィールド調査 三陸南部
石巻湾
2017/04/01 - 2018/03/31 津波攪乱後の長期的な底生生物群集の動態を明らかにすることを目的とし、女川湾と蒲生干潟における底生生物の調査を行う。さらに蒲生干潟奥部に設置したロガーを用いて水温、塩分、溶存酸素濃度、水深の連続観測を行う。
女川湾を中心とした底生生物の変化に関する調査 2017 フィールド調査 三陸南部
石巻湾
2017/04/01 - 2018/03/31 津波攪乱後の長期的な底生生物群集の動態を明らかにすることを目的とし、女川湾と蒲生干潟における底生生物の調査を行う。さらに蒲生干潟奥部に設置したロガーを用いて水温、塩分、溶存酸素濃度、水深の連続観測を行う。
環境情報を用いた養殖場管理技術の開発 2017 フィールド調査 三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 宮城県長面浦および追波湾の漁場特性を把握するため、水質(栄養塩、クロロフィルa、プランクトン等)・底質環境モニタリング調査(粒度組成、TOC、TN、COD、AVS等)を行う。また、閉鎖性水域の対象域として、鮫浦湾の環境モニタリング調査を行う。
環境情報を用いた養殖場管理技術の開発 2017 フィールド調査 三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 宮城県長面浦および追波湾の漁場特性を把握するため、水質(栄養塩、クロロフィルa、プランクトン等)・底質環境モニタリング調査(粒度組成、TOC、TN、COD、AVS等)を行う。また、閉鎖性水域の対象域として、鮫浦湾の環境モニタリング調査を行う。
大槌湾 海洋環境モニタリングリアルタイム中継 2015 係留系・観測ブイ 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 三陸沿岸の養殖漁業や定置網漁業において、漁場に栄養分を運ぶ沿岸流の経路・量・組成等の実態解明に対する期待は、極めて高い。「大槌湾 海洋環境モニタリングリアルタイム中継」計画ではそうした沿岸流の実態解明を目的として、様々な海洋環境モニタリング装置を三陸沿岸に係留する。また、長期的な視点からの実態解明に加えて、現場での日々の漁活動にも大きく資することも目的として、取得データ(水温や気象データ)をリアルタイムで誰でも閲覧できるようにインターネットを介して配信する。
大槌湾 海洋環境モニタリングリアルタイム中継 2015 係留系・観測ブイ 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 三陸沿岸の養殖漁業や定置網漁業において、漁場に栄養分を運ぶ沿岸流の経路・量・組成等の実態解明に対する期待は、極めて高い。「大槌湾 海洋環境モニタリングリアルタイム中継」計画ではそうした沿岸流の実態解明を目的として、様々な海洋環境モニタリング装置を三陸沿岸に係留する。また、長期的な視点からの実態解明に加えて、現場での日々の漁活動にも大きく資することも目的として、取得データ(水温や気象データ)をリアルタイムで誰でも閲覧できるようにインターネットを介して配信する。
女川湾における養殖生産物と海域環境に関する調査 2017 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 海域環境に関する詳細な観測を行い、女川湾の海域環境の特性を把握するとともに、海域毎にホタテガイやマガキ等の養殖生産物の成長を追跡することで、海域環境と養殖生産物の成長との関係を明らかにする。
女川湾における養殖生産物と海域環境に関する調査 2017 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 海域環境に関する詳細な観測を行い、女川湾の海域環境の特性を把握するとともに、海域毎にホタテガイやマガキ等の養殖生産物の成長を追跡することで、海域環境と養殖生産物の成長との関係を明らかにする。
女川湾における調査データの統合的解析とハビタットマップの作成および生態系モデルの構築に関する解析 2017 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 (1)定期調査によって女川湾全域で得られた水質・底質・生物・流動場の調査結果をGISや他の地理統計学的手法を用いて解析する。 (2)女川原発温排水調査年次報告アーカイブデータを精査し、1990年以降の海洋物理・化学・生物物理データを抽出並びに解析・統合する。
女川湾における調査データの統合的解析とハビタットマップの作成および生態系モデルの構築に関する解析 2017 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 (1)定期調査によって女川湾全域で得られた水質・底質・生物・流動場の調査結果をGISや他の地理統計学的手法を用いて解析する。 (2)女川原発温排水調査年次報告アーカイブデータを精査し、1990年以降の海洋物理・化学・生物物理データを抽出並びに解析・統合する。
内分泌制御を応用した貝類の人工種苗生産とホタテガイの高度養殖生産管理 2017 フィールド調査
係留系・観測ブイ
その他
三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 増養殖漁場で生産対象となっている貝類の、脳ホルモンを起点とする性、性成熟、産卵および着底・変態に関わる調節分子の特定と相互関連を明らかにし、性統御・人工催熟・人工産卵・着底誘起への応用展開を図り、高度な人工種苗生産技術の開発を目指す。本年度は、ホタテガイにおいて二枚貝類の性統御と人工催熟に必須のGnRHペプチドに対する受容体の反応性を正確に評価できる培養細胞系の確立を行なう。最終的にはこの培養細胞系を用いて、種々の二枚貝類のGnRHペプチドの反応性から、二枚貝類に共通して使えるGnRHペプチドのデザインを行なうことを目的とする。 貝類の養殖漁場の環境調査や生産量を調査することで、生産性の向上と持続的な生産形態への提言を目指す。まずは、雄勝湾において、ホタテガイの養殖筏の数や生産量を調査し、震災前と比較を行うことでホタテガイの育成状況を把握する。また、養殖漁場環境の評価を行うため、養殖地点における水温と濾過食性生物の餌料の指標であるクロロフィルa量を毎月モニタリングするのに加え、水質環境リモート監視機能付き観測ブイにより、毎時クロロフィルa濃度と水温と濁度を測定し、クロロフィルa濃度は衛星リモートセンシングデータと比較を行う。
内分泌制御を応用した貝類の人工種苗生産とホタテガイの高度養殖生産管理 2017 フィールド調査
その他
三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 増養殖漁場で生産対象となっている貝類の、脳ホルモンを起点とする性、性成熟、産卵および着底・変態に関わる調節分子の特定と相互関連を明らかにし、性統御・人工催熟・人工産卵・着底誘起への応用展開を図り、高度な人工種苗生産技術の開発を目指す。本年度は、ホタテガイにおいて二枚貝類の性統御と人工催熟に必須のGnRHペプチドに対する受容体の反応性を正確に評価できる培養細胞系の確立を行なう。最終的にはこの培養細胞系を用いて、種々の二枚貝類のGnRHペプチドの反応性から、二枚貝類に共通して使えるGnRHペプチドのデザインを行なうことを目的とする。 貝類の養殖漁場の環境調査や生産量を調査することで、生産性の向上と持続的な生産形態への提言を目指す。まずは、雄勝湾において、ホタテガイの養殖筏の数や生産量を調査し、震災前と比較を行うことでホタテガイの育成状況を把握する。また、養殖漁場環境の評価を行うため、養殖地点における水温と濾過食性生物の餌料の指標であるクロロフィルa量を毎月モニタリングするのに加え、水質環境リモート監視機能付き観測ブイにより、毎時クロロフィルa濃度と水温と濁度を測定し、クロロフィルa濃度は衛星リモートセンシングデータと比較を行う。
大槌湾 海洋環境モニタリングリアルタイム中継 2016 係留系・観測ブイ 三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 三陸沿岸の養殖漁業や定置網漁業において、漁場に栄養分を運ぶ沿岸流の経路・量・組成等の実態解明に対する期待は、極めて高い。「大槌湾 海洋環境モニタリングリアルタイム中継」計画ではそうした沿岸流の実態解明を目的として、様々な海洋環境モニタリング装置を三陸沿岸に係留する。また、長期的な視点からの実態解明に加えて、現場での日々の漁活動にも大きく資することも目的として、取得データ(水温や気象データ)をリアルタイムで誰でも閲覧できるようにインターネットを介して配信する。
大槌湾 海洋環境モニタリングリアルタイム中継 2016 係留系・観測ブイ
三陸南部
2016/04/01 - 2017/03/31 三陸沿岸の養殖漁業や定置網漁業において、漁場に栄養分を運ぶ沿岸流の経路・量・組成等の実態解明に対する期待は、極めて高い。「大槌湾 海洋環境モニタリングリアルタイム中継」計画ではそうした沿岸流の実態解明を目的として、様々な海洋環境モニタリング装置を三陸沿岸に係留する。また、長期的な視点からの実態解明に加えて、現場での日々の漁活動にも大きく資することも目的として、取得データ(水温や気象データ)をリアルタイムで誰でも閲覧できるようにインターネットを介して配信する。
大槌湾 海洋環境モニタリングリアルタイム中継 2017 係留系・観測ブイ 三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 三陸沿岸の養殖漁業や定置網漁業において、漁場に栄養分を運ぶ沿岸流の経路・量・組成等の実態解明に対する期待は、極めて高い。「大槌湾 海洋環境モニタリングリアルタイム中継」計画ではそうした沿岸流の実態解明を目的として、様々な海洋環境モニタリング装置を三陸沿岸に係留する。また、長期的な視点からの実態解明に加えて、現場での日々の漁活動にも大きく資することも目的として、取得データ(水温や気象データ)をリアルタイムで誰でも閲覧できるようにインターネットを介して配信する。
大槌湾 海洋環境モニタリングリアルタイム中継 2017 係留系・観測ブイ 三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 三陸沿岸の養殖漁業や定置網漁業において、漁場に栄養分を運ぶ沿岸流の経路・量・組成等の実態解明に対する期待は、極めて高い。「大槌湾 海洋環境モニタリングリアルタイム中継」計画ではそうした沿岸流の実態解明を目的として、様々な海洋環境モニタリング装置を三陸沿岸に係留する。また、長期的な視点からの実態解明に加えて、現場での日々の漁活動にも大きく資することも目的として、取得データ(水温や気象データ)をリアルタイムで誰でも閲覧できるようにインターネットを介して配信する。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2017 調査航海 三陸南部 2018/03/03 - 2018/03/08 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。 大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において 1. CTD観測及び採水 2. マルチプルコアラーによる採泥 3. ビームトロールによる底生生物採取 を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2017 調査航海 三陸南部 2018/03/03 - 2018/03/08 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行った。 大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において 1. CTD観測及び採水 2. マルチプルコアラーによる採泥 3. ビームトロールによる底生生物採取 を行った。
大槌湾南部の波浪・水質プロファイルの連続観測 2013 係留系・観測ブイ 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 2012年10月に大槌湾南部長埼沖係留設置した風速計付きGPS波浪ブイと水質プロファイリングブイを継続運用し、海上の風向・風速と波浪 (波高・波周期・波向)および海面から海底 (40m)付近までの水質 (水温・塩分・溶存酸素・クロロフィル濃度・濁度・pH・ORP)の鉛直分布を1時間に1回の時間間隔で計測する。
大槌湾南部の波浪・水質プロファイルの連続観測 2013 係留系・観測ブイ 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 2012年10月に大槌湾南部長埼沖係留設置した風速計付きGPS波浪ブイと水質プロファイリングブイを継続運用し、海上の風向・風速と波浪 (波高・波周期・波向)および海面から海底 (40m)付近までの水質 (水温・塩分・溶存酸素・クロロフィル濃度・濁度・pH・ORP)の鉛直分布を1時間に1回の時間間隔で計測する。
大槌湾南部の風・波浪および表層・底層水質の連続観測 2014 係留系・観測ブイ 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 大槌湾南部長埼沖に風速計付きGPS波浪ブイと表層・底層水質観測ブイを係留設置し、海上の風向・風速と波浪 (波高・波周期・波向)および表層3mと底層35mの水質 (水温・塩分・硝酸塩濃度)を1時間に1回の時間間隔で計測する。
大槌湾南部の風・波浪および表層・底層水質の連続観測 2014 係留系・観測ブイ 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 大槌湾南部長埼沖に風速計付きGPS波浪ブイと表層・底層水質観測ブイを係留設置し、海上の風向・風速と波浪 (波高・波周期・波向)および表層3mと底層35mの水質 (水温・塩分・硝酸塩濃度)を1時間に1回の時間間隔で計測する。
大槌湾南部の風・波浪および表層・底層水質の連続観測 2015 係留系・観測ブイ 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 大槌湾南部長埼沖に風速計付きGPS波浪ブイと表層・底層水質観測ブイを係留設置し、海上の風向・風速と波浪 (波高・波周期・波向)および表層3mと底層35mの水質 (水温・塩分・硝酸塩濃度)を1時間に1回の時間間隔で計測する。
大槌湾南部の風・波浪および表層・底層水質の連続観測 2015 係留系・観測ブイ 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 大槌湾南部長埼沖に風速計付きGPS波浪ブイと表層・底層水質観測ブイを係留設置し、海上の風向・風速と波浪 (波高・波周期・波向)および表層3mと底層35mの水質 (水温・塩分・硝酸塩濃度)を1時間に1回の時間間隔で計測する。
大槌湾南部の風・波浪および表層・底層水質の連続観測 2016 係留系・観測ブイ 三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 大槌湾南部長埼沖に風速計付きGPS波浪ブイと表層・底層水質観測ブイを係留設置し、海上の風向・風速と波浪 (波高・波周期・波向)および表層3mと底層35mの水質 (水温・塩分・硝酸塩濃度)を1時間に1回の時間間隔で計測する。
大槌湾南部の風・波浪および表層・底層水質の連続観測 2016 係留系・観測ブイ 三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 大槌湾南部長埼沖に風速計付きGPS波浪ブイと表層・底層水質観測ブイを係留設置し、海上の風向・風速と波浪 (波高・波周期・波向)および表層3mと底層35mの水質 (水温・塩分・硝酸塩濃度)を1時間に1回の時間間隔で計測する。
大槌湾南部の風・波浪および表層・底層水質の連続観測 2017 係留系・観測ブイ 三陸南部 2017/04/01 - 2017/06/07 大槌湾南部長埼沖に風速計付きGPS波浪ブイと表層・底層水質観測ブイを係留設置し、海上の風向・風速と波浪 (波高・波周期・波向)および表層3mと底層35mの水質 (水温・塩分・硝酸塩濃度)を1時間に1回の時間間隔で計測する。
大槌湾南部の風・波浪および表層・底層水質の連続観測 2017 係留系・観測ブイ 三陸南部 2017/04/01 - 2017/06/07 大槌湾南部長埼沖に風速計付きGPS波浪ブイと表層・底層水質観測ブイを係留設置し、海上の風向・風速と波浪 (波高・波周期・波向)および表層3mと底層35mの水質 (水温・塩分・硝酸塩濃度)を1時間に1回の時間間隔で計測する。
復興活動が沿岸生態系に及ぼす影響評価に関する調査 2017 フィールド調査 三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 地震によって生じた地盤沈下への対応として行われた防波堤の改修工事が沿岸の岩礁生態系に及ぼす影響を評価するための調査を行う。岩礁潮下帯の海藻および動物相の経時変化をモニタリングする。
復興活動が沿岸生態系に及ぼす影響評価に関する調査 2017 フィールド調査 三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 地震によって生じた地盤沈下への対応として行われた防波堤の改修工事が沿岸の岩礁生態系に及ぼす影響を評価するための調査を行う。岩礁潮下帯の海藻および動物相の経時変化をモニタリングする。
大槌湾内係留流速観測 2013 係留系・観測ブイ 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 大槌湾内の3次元的な流動構造およびその変化を明らかにするため、超音波流速計および水温・塩分計を大槌湾内最大6カ所に係留する。得られたデータは栄養塩輸送等の基礎情報にするほか、流動モデル/生態系モデルの検証データとして供する。
大槌湾内係留流速観測 2013 係留系・観測ブイ 三陸南部 2013/04/01 - 2014/03/31 大槌湾内の3次元的な流動構造およびその変化を明らかにするため、超音波流速計および水温・塩分計を大槌湾内最大6カ所に係留する。得られたデータは栄養塩輸送等の基礎情報にするほか、流動モデル/生態系モデルの検証データとして供する。
大槌湾内係留流速観測 2014 係留系・観測ブイ 三陸南部 2014/04/01 - 2015/03/31 大槌湾内の3次元的な流動構造およびその変化を明らかにするため、超音波流速計および水温・塩分計を大槌湾内最大6カ所に係留する。得られたデータは栄養塩輸送等の基礎情報にするほか、流動モデル/生態系モデルの検証データとして供する。
大槌湾内係留流速観測 2015 係留系・観測ブイ 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 大槌湾内の3次元的な流動構造およびその変化を明らかにするため、超音波流速計および水温・塩分計を大槌湾内最大6カ所に係留する。得られたデータは栄養塩輸送等の基礎情報にするほか、流動モデル/生態系モデルの検証データとして供する。
大槌湾内係留流速観測 2015 係留系・観測ブイ 三陸南部 2015/04/01 - 2016/03/31 大槌湾内の3次元的な流動構造およびその変化を明らかにするため、超音波流速計および水温・塩分計を大槌湾内最大6カ所に係留する。得られたデータは栄養塩輸送等の基礎情報にするほか、流動モデル/生態系モデルの検証データとして供する。
女川湾における養殖生産物の餌料と品質に関する調査 2017 フィールド調査 三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 女川湾において、養殖生物(ホタテガイ、マガキ、マボヤ)の震災後の餌料の解明と餌料と養殖生産物の品質との関係を調査する。
女川湾における養殖生産物の餌料と品質に関する調査 2017 フィールド調査 三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 女川湾において、養殖生物(ホタテガイ、マガキ、マボヤ)の震災後の餌料の解明と餌料と養殖生産物の品質との関係を調査する。
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(約1000m) 2017 係留系・観測ブイ 三陸南部 2017/06/09 - 2018/08/30 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。 (2018年8月回収予定)
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(約1000m) 2017 係留系・観測ブイ 三陸南部 2017/06/08 - 2018/08/27 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。 (2018年8月回収予定)
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(214m) 2015 係留系・観測ブイ 三陸南部 2015/11/14 - 2016/03/24 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(214m) 2015 係留系・観測ブイ 三陸南部 2015/11/14 - 2016/03/24 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。
三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムの解明 2018 調査航海 三陸北部
三陸南部
2018/05/29 - 2018/06/17 音響による地形調査 海底観察下向きカメラの定量的計測 生態系モデル構築に必要な機能群候補生物のサンプリング
三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムの解明 2018 調査航海 三陸北部
三陸南部
2018/05/29 - 2018/06/17 音響による地形調査 海底観察下向きカメラの定量的計測 生態系モデル構築に必要な機能群候補生物のサンプリング
高次捕食者の行動生態 2016 フィールド調査 三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 沿岸に設置された定置網に混獲されるアカウミガメとアオウミガメを譲り受け、国際沿岸海洋研究センターにおいて一定期間飼育した後、各種観測機器を取り付けて放流する。取り付けた装置を数日後に回収することによって、遊泳速度・加速度・地磁気・深度・温度・画像を得る。 山田町船越大島のオオミズナギドリ繁殖地において調査を行い、育雛中のオオミズナギドリにビデオカメラを取り付け、採餌旅行中のデータを取得する。
高次捕食者の行動生態 2016 フィールド調査 三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 沿岸に設置された定置網に混獲されるアカウミガメとアオウミガメを譲り受け、国際沿岸海洋研究センターにおいて一定期間飼育した後、各種観測機器を取り付けて放流した。取り付けた装置を数日後に回収することによって、遊泳速度・加速度・地磁気・深度・温度・画像が得られた。 山田町船越大島のオオミズナギドリ繁殖地において調査を行い、育雛中のオオミズナギドリにビデオカメラを取り付け、採餌旅行中のデータを取得した。
高次捕食者の行動生態 2017 フィールド調査 三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 沿岸に設置された定置網に混獲されるアカウミガメとアオウミガメを譲り受け、国際沿岸海洋研究センターにおいて一定期間飼育した後、各種観測機器を取り付けて放流する。取り付けた装置を数日後に回収することによって、遊泳速度・加速度・地磁気・深度・温度・画像を得る。 山田町船越大島のオオミズナギドリ繁殖地において調査を行い、育雛中のオオミズナギドリにビデオカメラを取り付け、採餌旅行中のデータを取得する。
高次捕食者の行動生態 2017 フィールド調査 三陸南部 2017/04/01 - 2018/03/31 沿岸に設置された定置網に混獲されるアカウミガメとアオウミガメを譲り受け、国際沿岸海洋研究センターにおいて一定期間飼育した後、各種観測機器を取り付けて放流した。取り付けた装置を数日後に回収することによって、遊泳速度・加速度・地磁気・深度・温度・画像が得られた。 山田町船越大島のオオミズナギドリ繁殖地において調査を行い、育雛中のオオミズナギドリにビデオカメラを取り付け、採餌旅行中のデータを取得した。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2018 調査航海 三陸南部 2018/07/22 - 2018/07/30 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、 (1)自由落下曳航式CTD(UCTD)観測 (2)ADCP付ハイスピードリバーボート(HSRB)曳航による表層流速高解像度観測 (3)乱流計(VMP250)による乱流観測 (4)CTD観測及び採水 (5)NORPACネット及び小型リングネットによる動物プランクトン採取 (6)現場型懸濁粒子画像解析装置(LISST)による海中粒子観測 (7)マルチプルコアラーによる堆積物及び底生生物採取 (8)ビームトロールによる底生生物採取 (9)バケツ採水 (10)アウトリーチ活動(新青丸航海の広報)を目的としたドローンによる洋上での観測風景等の撮影 を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2018 調査航海 三陸南部 2018/07/22 - 2018/07/30 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、 (1)自由落下曳航式CTD(UCTD)観測 (2)ADCP付ハイスピードリバーボート(HSRB)曳航による表層流速高解像度観測 (3)乱流計(VMP250)による乱流観測 (4)CTD観測及び採水 (5)NORPACネット及び小型リングネットによる動物プランクトン採取 (6)現場型懸濁粒子画像解析装置(LISST)による海中粒子観測 (7)マルチプルコアラーによる堆積物及び底生生物採取 (8)ビームトロールによる底生生物採取 (9)バケツ採水 (10)アウトリーチ活動(新青丸航海の広報)を目的としたドローンによる洋上での観測風景等の撮影 を行った。
魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査 2017 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
2017/04/01 - 2018/03/31 研究チームでは、東北地域の沿岸から深海における海洋生物中に蓄積されている化学物質の濃度のモニタリングを行う。それと同時にアミノ酸の窒素同位体比を用いた個々の生物試料の正確な栄養段階を推定し,生物濃縮を念頭においたうえでの化学物質蓄積の実態について明らかにする。
魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査 2017 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
2017/04/01 - 2018/03/31 研究チームでは、東北地域の沿岸から深海における海洋生物中に蓄積されている化学物質の濃度のモニタリングを行う。それと同時にアミノ酸の窒素同位体比を用いた個々の生物試料の正確な栄養段階を推定し,生物濃縮を念頭においたうえでの化学物質蓄積の実態について明らかにする。
魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査 2018 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
2018/04/01 - 2019/03/31 研究チームでは、東北地域の沿岸から深海における海洋生物中に蓄積されている化学物質の濃度のモニタリングを行う。それと同時にアミノ酸の窒素同位体比を用いた個々の生物試料の正確な栄養段階を推定し,生物濃縮を念頭においたうえでの化学物質蓄積の実態について明らかにする。
魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査 2018 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
2018/04/01 - 2019/03/31 研究チームでは、東北地域の沿岸から深海における海洋生物中に蓄積されている化学物質の濃度のモニタリングを行う。それと同時にアミノ酸の窒素同位体比を用いた個々の生物試料の正確な栄養段階を推定し,生物濃縮を念頭においたうえでの化学物質蓄積の実態について明らかにする。
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(約300mと約1000m) 2018 係留系・観測ブイ 三陸南部 2017/06/09 - 2018/08/30 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。 (2018年7月投入、8月回収予定)
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(約300mと約1000m) 2018 係留系・観測ブイ 三陸南部 2017/06/09 - 2018/08/30 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムによる観測と回収。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2018 調査航海 三陸南部 2019/03/16 - 2019/03/26 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、 (1)自由落下曳航式CTD(UCTD)観測 (2)ADCP付ハイスピードリバーボート(HSRB)曳航による表層流速高解像度観測 (3)乱流計(VMP250)による乱流観測 (4)CTD観測及び採水 (5)現場型懸濁粒子画像解析装置(LISST)による海中粒子観測 を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2018 調査航海 三陸南部 2019/03/16 - 2019/03/26 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行った。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、 (1)自由落下曳航式CTD(UCTD)観測 (2)ADCP付ハイスピードリバーボート(HSRB)曳航による表層流速高解像度観測 (3)乱流計(VMP250)による乱流観測 (4)CTD観測及び採水 (5)現場型懸濁粒子画像解析装置(LISST)による海中粒子観測 を行った。
女川湾における調査データの統合的解析とハビタットマップの作成および生態系モデルの構築に関する解析 2018 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2018/04/01 - 2019/03/31 (1)定期調査および定点観測によって女川湾全域で得られた水質・底質・生物・流動場の調査結果をGISや他の地理統計学的手法を用いて解析する。 (2)女川原発温排水調査年次報告アーカイブデータを精査し、1990年以降の海洋物理・化学・生物物理データを抽出並びに解析・統合する。 (3)高解像度衛星画像を使用して女川湾養殖筏の水平分布の経年変化を解析する。 (4)水中カメラを使用して女川湾養殖筏直下の底生生物相を観測する。
女川湾における調査データの統合的解析とハビタットマップの作成および生態系モデルの構築に関する解析 2018 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2018/04/01 - 2019/03/31 (1)定期調査および定点観測によって女川湾全域で得られた水質・底質・生物・流動場の調査結果をGISや他の地理統計学的手法を用いて解析する。 (2)女川原発温排水調査年次報告アーカイブデータを精査し、1990年以降の海洋物理・化学・生物物理データを抽出並びに解析・統合する。 (3)高解像度衛星画像を使用して女川湾養殖筏の水平分布の経年変化を解析する。 (4)水中カメラを使用して女川湾養殖筏直下の底生生物相を観測する。
河口沿岸域における漁業の復興支援と漁場設計 2018 フィールド調査 三陸南部 2018/04/01 - 2019/03/31 ①河口域の物理環境特性の解明と漁場環境シミュレーション(モニタリングの継続) *データロガーを設置、水深・水温・塩分の長期連続観測を実施する。 *水温塩分の変化過程と潮汐・気象条件・地形との関係を解析する。 *流況のデータと漁場の底質環境(粒度組成,含泥率など)の関係を解析する。 *航空写真による地形の変化過程を解析する。 ②アサリ、ヤマトシジミ、イソシジミ、など二枚貝の分布実態の調査とアサリ成長に関する実証試験 *これまでと同様の手法で分布調査を行い,生息密度を求める。 *名取川においてアサリの生育に関する実証試験を実施する。 ③河口域の基礎生産構造の解明 *潮汐に対応して基礎生産者の動態は大きく変化、これらを利用する資源生物の生態と密接に関わっている実態を明らかにする。二枚貝の食物摂取水深(川底直上1cm)の水について、潮汐に対応した採水を行い、微細藻類の組成、安定同位体比、栄養塩類の濃度を分析する。 ④ホッキガイの広域的資源調査と噴流式貝桁網漁業の技術移転 *組合と宮城県と共同でホッキガイ漁場全域の資源調査を行い、また、操業技術に関する研修を実施する。 ⑤アカガイの資源調査、生物特性の解析 *漁業者それぞれに操業日誌を記載してもらい、漁区毎のCPUEの解析により資源量を推定する。 ⑥天然アユの個体群維持機構の解明 *昨年までと同様の遡上モニタリングに加えて、アユ漁場環境の特性と生態的特性の関係の解析を行う。
河口沿岸域における漁業の復興支援と漁場設計 2018 フィールド調査 三陸南部 2018/04/01 - 2019/03/31 ①河口域の物理環境特性の解明と漁場環境シミュレーション(モニタリングの継続) *データロガーを設置、水深・水温・塩分の長期連続観測を実施する。 *水温塩分の変化過程と潮汐・気象条件・地形との関係を解析する。 *流況のデータと漁場の底質環境(粒度組成,含泥率など)の関係を解析する。 *航空写真による地形の変化過程を解析する。 ②アサリ、ヤマトシジミ、イソシジミ、など二枚貝の分布実態の調査とアサリ成長に関する実証試験 *これまでと同様の手法で分布調査を行い,生息密度を求める。 *名取川においてアサリの生育に関する実証試験を実施する。 ③河口域の基礎生産構造の解明 *潮汐に対応して基礎生産者の動態は大きく変化、これらを利用する資源生物の生態と密接に関わっている実態を明らかにする。二枚貝の食物摂取水深(川底直上1cm)の水について、潮汐に対応した採水を行い、微細藻類の組成、安定同位体比、栄養塩類の濃度を分析する。 ④ホッキガイの広域的資源調査と噴流式貝桁網漁業の技術移転 *組合と宮城県と共同でホッキガイ漁場全域の資源調査を行い、また、操業技術に関する研修を実施する。 ⑤アカガイの資源調査、生物特性の解析 *漁業者それぞれに操業日誌を記載してもらい、漁区毎のCPUEの解析により資源量を推定する。 ⑥天然アユの個体群維持機構の解明 *昨年までと同様の遡上モニタリングに加えて、アユ漁場環境の特性と生態的特性の関係の解析を行う。
内分泌制御を応用した貝類の人工種苗生産とホタテガイの高度養殖生産管理 2018 フィールド調査
係留系・観測ブイ
その他
三陸南部 2018/04/01 - 2019/03/31 【内分泌制御を応用した貝類の人工種苗生産の高度化】 ・脳ホルモンによる性統御と人工催熟:二枚貝類の性分化、成熟を調整する脳ホルモンであるホタテガイの2種類のGnRH(pyGnRH11AA-NH2とpyGnRH12AA-OH)を生体および生殖巣組織培養系への投与実験を行い、雌雄の性特異的遺伝子発現などを指標に性比や性成熟に与える影響について評価する。 ・脳ホルモンによる人工産卵:増養殖対象の貝類の産卵を調節する分子として、脳ホルモンの一種のセロトニンが産卵を誘起する。人工産卵にはそれを阻害している卵成熟休止因子(OMAF)からの完全な解除が必須である。抗体吸収によるOMAFの機能不全とそれによるセロトニン機能の増強を目的に、全長組換えOMAFタンパクのin vitro合成と、それに対する特異的な抗体の作成を行う。 ・二枚貝浮遊幼生の着底変態の中枢神経支配:マガキとアサリの着低・変態にいたる発生過程におけるモノアミン神経やペプチド神経の発達に着目し、それらの超高感度定量分析や転写量の定量解析によって、神経細胞の発生に伴う分化発達や着底・変態に関与する神経の特定を図った。 【雄勝湾におけるホタテガイ養殖漁場の高度養殖生産管理】 ・雄勝湾の餌料環境と生産性:定期定線観測による養殖漁場の餌料環境調査、ホタテガイの養殖施設数、生産量、生産性の調査により、養殖漁場の環境収容力をさぐり、生産性の向上と持続的な生産形態の提言を目指す。 ・リモートセンシングによる餌料環境評価:定期定線観測と水質環境リモート監視装置により観測されたChl.a量と衛星リモートセンシングデータ(MODIS)により推定されたクロロフィル量と比較することで、衛星データによる養殖湾内の餌料環境評価の実用性を検証する。
内分泌制御を応用した貝類の人工種苗生産とホタテガイの高度養殖生産管理 2018 フィールド調査
係留系・観測ブイ
その他
三陸南部 2018/04/01 - 2019/03/31 【内分泌制御を応用した貝類の人工種苗生産の高度化】 ・脳ホルモンによる性統御と人工催熟:二枚貝類の性分化、成熟を調整する脳ホルモンであるホタテガイの2種類のGnRH(pyGnRH11AA-NH2とpyGnRH12AA-OH)を生体および生殖巣組織培養系への投与実験を行い、雌雄の性特異的遺伝子発現などを指標に性比や性成熟に与える影響について評価する。 ・脳ホルモンによる人工産卵:増養殖対象の貝類の産卵を調節する分子として、脳ホルモンの一種のセロトニンが産卵を誘起する。人工産卵にはそれを阻害している卵成熟休止因子(OMAF)からの完全な解除が必須である。抗体吸収によるOMAFの機能不全とそれによるセロトニン機能の増強を目的に、全長組換えOMAFタンパクのin vitro合成と、それに対する特異的な抗体の作成を行う。 ・二枚貝浮遊幼生の着底変態の中枢神経支配:マガキとアサリの着低・変態にいたる発生過程におけるモノアミン神経やペプチド神経の発達に着目し、それらの超高感度定量分析や転写量の定量解析によって、神経細胞の発生に伴う分化発達や着底・変態に関与する神経の特定を図った。 【雄勝湾におけるホタテガイ養殖漁場の高度養殖生産管理】 ・雄勝湾の餌料環境と生産性:定期定線観測による養殖漁場の餌料環境調査、ホタテガイの養殖施設数、生産量、生産性の調査により、養殖漁場の環境収容力をさぐり、生産性の向上と自足的な生産形態の提言を目指す。 ・リモートセンシングによる餌料環境評価:定期定線観測と水質環境リモート監視装置により観測されたChl.a量と衛星リモートセンシングデータ(MODIS)により推定されたクロロフィル量と比較することで、衛星データによる養殖湾内の餌料環境評価の実用性を検証する。
女川湾における養殖生産物の餌料と品質に関する調査 2018 フィールド調査 三陸南部 2018/04/01 - 2019/03/31 女川湾において、養殖生物(ホタテガイ、マガキ、マボヤ)の震災後の餌料の解明と餌料と養殖生産物の品質との関係を調査する。
女川湾における養殖生産物の餌料と品質に関する調査 2018 フィールド調査 三陸南部 2018/04/01 - 2019/03/31 女川湾において、養殖生物(ホタテガイ、マガキ、マボヤ)の震災後の餌料の解明と餌料と養殖生産物の品質との関係を調査する。
環境情報を用いた養殖場管理技術の開発 2018 フィールド調査 三陸南部 2018/04/01 - 2019/03/31 長面浦の漁場特性を把握するため、水質(水温、塩分、クロロフィル、DO等)・底質環境モニタリング調査(粒度組成、TOC、TN、COD、AVS等)を行う。
環境情報を用いた養殖場管理技術の開発 2018 フィールド調査 三陸南部 2018/04/01 - 2019/03/31 長面浦の漁場特性を把握するため、水質(水温、塩分、クロロフィル、DO等)・底質環境モニタリング調査(粒度組成、TOC、TN、COD、AVS等)を行う。
女川湾における藻場の分布と生物分布調査 2018 フィールド調査 三陸南部 2018/04/01 - 2019/03/31 1.ホンダワラ藻場とアマモ場の定期調査 (1) 女川湾内の定点における1年間に4回のホンダワラ藻場と海草藻場における定期的な定量調査を継続する。 (2) 衛星写真データおよびドローン撮影データとの対照を行う。 (3) 2016年からの調査データの比較を行い、女川海域における藻場生産量の変動を調べる。 2.ホンダワラ藻場の葉上動物による女川藻場の相対評価 (1) 女川湾内の定点において葉上動物の採取調査を行い、可能な限り調査地点を増やす。また、採集対象とする海藻種も増やす。 (2) 2016年からの調査データの比較と多変量解析を行い、葉上動物群集組成と環境要因の関係性について調べる。
女川湾における岩礁潮間帯生物分布調査 2018 フィールド調査 三陸南部 2018/04/01 - 2019/03/31 1.永久方形枠内における動植物相の時空間的変化 (1) 女川湾内の3地点の岩礁潮間帯の高潮位・中潮位・低潮位に設置している各々4箇所ずつの永久方形枠の絶対潮位を計測する。 (2) 春から初夏の大潮の調査時に、各方形枠内の写真撮影で記録すると共に現場で生物被度を計測する。 (3) 各調査地点と各潮位での群集の特徴を解析する。また、過去2年の写真データの解析も併せて行うことにより、経時的変化も捉える。 2.女川湾岩礁潮間帯生物相の精査 (1) 女川湾内の3地点の岩礁潮間帯において、春から初夏の大潮干潮時に、動植物の採取と写真撮影を行う。 (2) 採取した動植物は研究室に持ち帰って精査する。 (3) 正確な種名を付した写真はBORASに登録すると共に、女川生物相の図録集に随時追加する。
シロザケ卵に感染した卵菌類の多様性とその感染経路 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/11/25 - 2015/03/31 岩手県のふ化場から採取されたシロザケ卵に感染した水カビ(卵菌類)の多様性把握とその感染経路の特定
シロザケ卵に感染した卵菌類の多様性とその感染経路 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/11/25 - 2015/03/31 岩手県のふ化場から採取されたシロザケ卵に感染した水カビ(卵菌類)の多様性把握とその感染経路の特定
シロザケ卵に感染した卵菌類の多様性とその感染経路 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/01/08 岩手県のふ化場から採取されたシロザケ卵に感染した水カビ(卵菌類)の多様性把握とその感染経路の特定
シロザケ卵に感染した卵菌類の多様性とその感染経路 2015 フィールド調査 三陸南部 2015/04/01 - 2016/01/08 岩手県のふ化場から採取されたシロザケ卵に感染した水カビ(卵菌類)の多様性把握とその感染経路の特定
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2019 調査航海 三陸南部 2019/05/01 - 2019/05/10 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、 1. CTD観測及び採水 2. ノルパックネットによる浮遊生物の採集 3. ビームトロールによる底生生物の採集 4. 自由落下曳航式CTD(UCTD)観測  5. 乱流計(VMP250)による乱流観測 6. 現場型懸濁粒子画像解析装置(LISST)による海中粒子観測 を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2019 調査航海 三陸南部 2019/05/01 - 2019/05/10 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者により、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、 1. CTD観測及び採水 2. ノルパックネットによる浮遊生物の採集 3. ビームトロールによる底生生物の採集 4. 自由落下曳航式CTD(UCTD)観測  5. 乱流計(VMP250)による乱流観測 6. 現場型懸濁粒子画像解析装置(LISST)による海中粒子観測 を行った。
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(981m) 2015 係留系・観測ブイ 三陸南部 2015/04/01 - 2015/05/11 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。 昨年度設置したシステムによる観測の継続。
岩手・大槌沖における海底環境計測システムによる長期時系列観測(981m) 2015 係留系・観測ブイ 三陸南部 2015/04/01 - 2015/05/11 海底環境の長期現場計測の一環として、各種物理・化学センサとカメラを搭載したランダーシステムの設置。 昨年度設置したシステムによる観測の継続。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2019 調査航海 三陸南部 2019/10/08 - 2019/10/16 東北三陸海域にて、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者が、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行う。大槌湾、釜石湾、女川湾およびその東方海域の定点において、 1. CTD観測及び採水 2. ノルパックネットによる浮遊生物の採集 3. ビームトロールによる底生生物の採集 4. 自由落下曳航式CTD(UCTD)観測 5. 乱流計(VMP250)による乱流観測 を行う。
巨大津波による三陸沿岸生態系の擾乱とその回復過程に関する研究(震災対応) 2019 調査航海 三陸南部 2019/10/08 - 2019/10/16 大槌湾東方海域および北海道南方海域において、東北マリンサイエンス拠点形成事業に関わる研究者が、浮遊生態系および底生生態系を中心にした総合的な観測を行った。 1. CTD観測及び採水 2. ノルパックネットによる浮遊生物の採集 3. ビームトロールによる底生生物の採集 4. 自由落下曳航式CTD(UCTD)観測 5. 乱流計(VMP250)による乱流観測 を行った。
魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査 2012 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
2012/04/01 - 2013/03/31 研究チームでは、東北地域の沿岸から深海における海洋生物中に蓄積されている化学物質の濃度のモニタリングを行う。それと同時にアミノ酸の窒素同位体比を用いた個々の生物試料の正確な栄養段階を推定し,生物濃縮を念頭においたうえでの化学物質蓄積の実態について明らかにする。
魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査 2012 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
2012/04/01 - 2013/03/31 研究チームでは、東北地域の沿岸から深海における海洋生物中に蓄積されている化学物質の濃度のモニタリングを行う。それと同時にアミノ酸の窒素同位体比を用いた個々の生物試料の正確な栄養段階を推定し,生物濃縮を念頭においたうえでの化学物質蓄積の実態について明らかにする。
雄勝湾におけるホタテガイ養殖の環境収容力 2019 フィールド調査 三陸南部 2019/04/01 - 2020/03/31 雄勝湾の2定点に垂下養殖されているホタテガイを上層・下層に分けて、貝殻と軟体部の各部位の大きさ・重量・重量比を調べ、震災前との比較から成育状況を評価する。今年度の雄勝湾全体のホタテガイ養殖施設と垂下ホタテガイの復旧状況並びに生産量から割り出した、1連あたりの生産量からも成育状況を評価する。養殖環境として低次生産を担う植物プランクトン現存量をクロロフィルaとして評価し、垂下養殖期間中の湾全体としての餌料環境の評価を試み、餌料環境と成育状況評価から環境収容量を検討する。また、この雄勝湾水域のクロロフィルa濃度の評価への衛星リモートセンシングデータの有効性を評価することを、定線観測や水質環境リモート監視機能を持つ観測ブイによる定点観測データと比較することによって評価する。
女川湾における岩礁潮間帯生物と藻場の分布調査 2019 フィールド調査 三陸南部 2019/04/01 - 2020/03/31 1.女川湾岩礁潮間帯生物相の調査 (1)女川湾内の3地点の岩礁潮間帯の高潮位・中潮位・低潮位に設置している各々4箇所ずつの永久方形枠の写真を撮影すると共に生物被度を計測する。各調査地点と各潮位での群集の特徴を解析する。また、過去2年の写真データの解析も併せて行うことにより、経時的変化も捉える。 (2) 女川湾内の3地点の岩礁潮間帯において、春から初夏の大潮干潮時に、動植物の写真撮影を行う。正確な種名を付した写真はTEAMSの生物アーカイブシステムに登録する。 2.ホンダワラ藻場とアマモ場の定期調査 (1) 女川湾内の定点における1年間に4回のホンダワラ藻場と海草藻場における定期的な定量調査を継続する。 (2) 同時に調査域のドローン撮影を行う。 (3) 2016年からの調査データの比較を行い、女川海域における藻場生産量の変動を調べる。
女川湾における岩礁潮間帯生物と藻場の分布調査 2019 フィールド調査 三陸南部 2019/04/01 - 2020/03/31 1.女川湾岩礁潮間帯生物相の調査 (1)女川湾内の3地点の岩礁潮間帯の高潮位・中潮位・低潮位に設置している各々4箇所ずつの永久方形枠の写真を撮影すると共に生物被度を計測する。各調査地点と各潮位での群集の特徴を解析する。また、過去2年の写真データの解析も併せて行うことにより、経時的変化も捉える。 (2) 女川湾内の3地点の岩礁潮間帯において、春から初夏の大潮干潮時に、動植物の写真撮影を行う。正確な種名を付した写真はTEAMSの生物アーカイブシステムに登録する。 2.ホンダワラ藻場とアマモ場の定期調査 (1) 女川湾内の定点における1年間に4回のホンダワラ藻場と海草藻場における定期的な定量調査を継続する。 (2) 同時に調査域のドローン撮影を行う。 (3) 2016年からの調査データの比較を行い、女川海域における藻場生産量の変動を調べる。
海産二枚貝類の性統御、人工催熟、着底変態誘導のための内分泌調節メカニズムの解明とその応用 2019 その他 三陸南部 2019/04/01 - 2020/03/31 ホタテガイの性統御と人工催熟への応用が期待される生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)の受容機構を担うGnRH受容体(GnRHR)cDNA遺伝子の単離を、構築したトランスクリプトームライブラリーの探索、PCRクローニングによって実施する。幼生の着底機構を明らかにするため、マガキの受精から着底変態に至る幼生発生の過程における、種々の神経の分化発達を定量的に解析する。
大槌湾奥砂浜域における魚類群集構造の解明 2012 フィールド調査 三陸南部 2012/08/06 - 2012/10/12 5m深,7m深,10m深の水深帯で2〜3回の曳網を行い,採集された魚類の種類別分布密度を把握する。
大槌湾奥砂浜域における魚類群集構造の解明 2013 フィールド調査 三陸南部 2013/08/02 - 2013/10/15 5m深,7m深,10m深の水深帯で2〜3回の曳網を行い,採集された魚類の種類別分布密度を把握する。
大槌湾奥砂浜域における魚類群集構造の解明 2014 フィールド調査 三陸南部 2014/08/04 - 2014/10/17 5m深,7m深,10m深の水深帯で2〜3回の曳網を行い,採集された魚類の種類別分布密度を把握する。
海洋生物資源環境の長期変動 KS-15-15 2015 調査航海 三陸北部
三陸南部
2015/11/01 - 2015/11/11 「新青丸」岩手県沿岸調査では、海底環境をモニターするランダーの設置と、マルチプルコアラーによる採泥、 CTDを用いた海洋観測、FRRF観測を実施する。
海洋生物資源環境の長期変動 KS-15-15 2015 調査航海 三陸北部
三陸南部
2015/11/01 - 2015/11/11 「新青丸」岩手県沿岸調査では、海底環境をモニターするランダーの設置と、マルチプルコアラーによる採泥、 CTDを用いた海洋観測、FRRF観測を実施する。
海洋生物資源環境の長期変動 KS-16-2 2015 調査航海 三陸北部
三陸南部
2016/03/25 - 2016/03/30 「新青丸」岩手県沿岸調査では、海底環境をモニターするランダーの確認、 CTDを用いた海洋観測、FRRF観測を実施する。
海洋生物資源環境の長期変動 KS-16-2 2015 調査航海 三陸北部
三陸南部
2016/03/25 - 2016/03/30 「新青丸」岩手県沿岸調査では、海底環境をモニターするランダーの確認、 CTDを用いた海洋観測、FRRF観測を実施した。
三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムの解明 2019 調査航海 三陸北部
三陸南部
2019/07/14 - 2019/08/07 音響による地形調査 海底観察下向きカメラの定量的計測 生態系モデル構築に必要な機能群候補生物のサンプリング
三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムの解明 2019 調査航海 三陸北部
三陸南部
2019/07/14 - 2019/08/07 ●音響による地形調査 ●XBTによる環境水温鉛直プロファイルの計測 ●ROVによるベントスおよび近底層性魚類の定量、定性的な調査 ●エコパスモデルに必要なのサンプリング ●ベイトカメラを用いた上位捕食者や腐肉食者の定性定量的分布データの取得
三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムの解明 2015 調査航海 三陸北部
三陸南部
2015/04/03 - 2015/04/12 「東北マリンサイエンス拠点形成事業」において当機構は、「沖合底層生態系の変動メカニズムの解明」を大目的とし (1)漁場における瓦礫マッピングと分解プロセスの解明 (2)資源生物の分布・行動の把握と個体群構造の解析 (3)海洋生物資源(漁業)環境の長期間モニタリング (4)生物の栄養段階と有害物質蓄積評価 (5)生態系ハビタットマッピング の5つのテーマのもと研究を遂行している。 本航海では(1)の漁場における地形と瓦礫の精密マッピングのため船装備の測深器および曳航式のサイドスキャンソナー(120/410 kHz)と合成開口ソナーを用いた調査を実施する。また、広域の海底地形データ取得のため、測深器による調査も実施する。
三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムの解明 2015 調査航海 2015/04/03 - 2015/04/12 「東北マリンサイエンス拠点形成事業」において当機構は、「沖合底層生態系の変動メカニズムの解明」を大目的とし (1)漁場における瓦礫マッピングと分解プロセスの解明 (2)資源生物の分布・行動の把握と個体群構造の解析 (3)海洋生物資源(漁業)環境の長期間モニタリング (4)生物の栄養段階と有害物質蓄積評価 (5)生態系ハビタットマッピング の5つのテーマのもと研究を遂行している。本航海では(1)の漁場における地形と瓦礫の精密マッピングのため船装備の測深器および曳航式のサイドスキャンソナー(120/410 kHz)と合成開口ソナーを用いた調査を実施した。曳航式SSSの調査では、青森沖水深900mに舟形の異常を検出し、また大槌沖ではHPDによる潜航調査が行われている海底谷を中心に調査を実施した。合成開口ソナーでは沿岸において水産庁による調査で瓦礫として分類されている異常域を中心に観測を実施した。また、広域の海底地形データ取得のため、測深器による調査も実施した。
河口沿岸域における漁業の復興支援と漁場設計 2019 フィールド調査 石巻湾 2019/04/01 - 2020/03/31 1.名取川河口域の物理環境のモニタリング *名取川河口域の定点にデータロガーを設置、水深・水温・塩分の長期連続観測を実施する。 *アサリの分布と塩分環境の変化との関係を明らかにするために、EFDCモデル(Environmental Fluid Dynamics Code)を用いてシミュレーションを行う。 *航空写真による河口地形の変化過程について解析する。 2.アサリ、ヤマトシジミ、イソシジミの分布実態の調査 *二枚貝それぞれの生息密度を求め、サイズ組成の変化の解析をおこなう。 *未利用二枚貝資源イソシジミの栄養機能成分の分析を行い、ヤマトシジミと比較する。 *アサリの現場成長実験を実施することにより、生育環境の評価を行う。 3.天然アユの個体群維持機構の解明 *天然アユの遡上モニタリングを実施する。名取川水系本流の名取川を追加して、アユの生態と環境特性との関係を明らかにする。 *アユの孵化日組成、体長組成の解析をおこない、広瀬川と名取川の比較を行う。 *アユの炭素窒素安定同位体解析、河川の微細藻類の安定同位体比解析を行う。河川水の栄養塩濃度の分析を行う。 *名取川水系の天然アユの個体群維持機構について考察する。 4.ホッキガイ資源の本格操業始動への支援と資源解析 *ホッキガイ操業の技術移転を完了する。ホッキガイの資源調査を実施する。 *漁場の環境特性の解析を行う。 *ホッキガイのブランド力をあげるために、栄養機能成分(遊離アミノ酸など)について分析する。 5.アカガイの資源調査、生物特性の解析 *操業日誌の記録から、漁区毎のCPUEの解析と資源変動のシミュレーションを行う。 *アカガイの貝殻構造の解析、成長線の解析と酸素安定同位体比解析を実施する。 成長速度の違いと漁場環境の関係を解明し、漁区別のアカガイの成長の違いを考慮した資源管理方策を構築する。
河口沿岸域における漁業の復興支援と漁場設計 2019 フィールド調査 石巻湾 2019/04/01 - 2020/03/31 1.名取川河口域の物理環境のモニタリング *名取川河口域の定点にデータロガーを設置、水深・水温・塩分の長期連続観測を実施する。 *アサリの分布と塩分環境の変化との関係を明らかにするために、EFDCモデル(Environmental Fluid Dynamics Code)を用いてシミュレーションを行う。 *航空写真による河口地形の変化過程について解析する。 2.アサリ、ヤマトシジミ、イソシジミの分布実態の調査 *二枚貝それぞれの生息密度を求め、サイズ組成の変化の解析をおこなう。 *未利用二枚貝資源イソシジミの栄養機能成分の分析を行い、ヤマトシジミと比較する。 *アサリの現場成長実験を実施することにより、生育環境の評価を行う。 3.天然アユの個体群維持機構の解明 *天然アユの遡上モニタリングを実施する。名取川水系本流の名取川を追加して、アユの生態と環境特性との関係を明らかにする。 *アユの孵化日組成、体長組成の解析をおこない、広瀬川と名取川の比較を行う。 *アユの炭素窒素安定同位体解析、河川の微細藻類の安定同位体比解析を行う。河川水の栄養塩濃度の分析を行う。 *名取川水系の天然アユの個体群維持機構について考察する。 4.ホッキガイ資源の本格操業始動への支援と資源解析 *ホッキガイ操業の技術移転を完了する。ホッキガイの資源調査を実施する。 *漁場の環境特性の解析を行う。 *ホッキガイのブランド力をあげるために、栄養機能成分(遊離アミノ酸など)について分析する。 5.アカガイの資源調査、生物特性の解析 *操業日誌の記録から、漁区毎のCPUEの解析と資源変動のシミュレーションを行う。 *アカガイの貝殻構造の解析、成長線の解析と酸素安定同位体比解析を実施する。 成長速度の違いと漁場環境の関係を解明し、漁区別のアカガイの成長の違いを考慮した資源管理方策を構築する。
KH-18-J02C航海:東北津波域における海洋生態系変動メカニズムの解明 2018 係留系・観測ブイ
調査航海
三陸北部
三陸南部
2018/07/01 - 2018/07/09 生態系空間モデル構築に反映するためのデータを取得するために三陸沖合において、海洋観測を行うとともに、ランダー、温度・塩分センサー付き自己昇降ウインチ(SEASAW)、流速計(ADCP)の設置を行う。また、必要に応じて、KS-17-J08C航海において大槌沖・水深約1000mに設置したランダーの応答確認を行う.
KH-18-J02C航海:東北津波域における海洋生態系変動メカニズムの解明 2018 係留系・観測ブイ
調査航海
三陸北部
三陸南部
2018/07/01 - 2018/07/09 生態系空間モデル構築に反映するためのデータを取得するために三陸沖合において、海洋観測を行うとともに、ランダー、温度・塩分センサー付き自己昇降ウインチ(SEASAW)、流速計(ADCP)の設置を行う。また、必要に応じて、KS-17-J08C航海において大槌沖・水深約1000mに設置したランダーの応答確認を行う。
KH-18-J03C航海:東北津波域における海洋生態系変動メカニズムの解明 2018 係留系・観測ブイ
調査航海
三陸北部
三陸南部
2018/08/21 - 2018/08/30 生態系空間モデル構築に反映するためのデータを取得するために三陸沖合にKH-18-J02Cで設置したランダー3台、温度・塩分センサー付き自己昇降ウインチ(SEASAW)、流速計(ADCP)の回収およびKS-17-J08C Leg2航海で設置したランダーを回収するともにCTDおよびFRRF-Rinkoプロファイラーによる海洋観測を行う。また、動物プランクトン採取を行う。
KH-18-J03C航海:東北津波域における海洋生態系変動メカニズムの解明 2018 係留系・観測ブイ
調査航海
三陸北部
三陸南部
2018/08/21 - 2018/08/30 生態系空間モデル構築に反映するためのデータを取得するために三陸沖合にKH-18-J02Cで設置したランダー3台、温度・塩分センサー付き自己昇降ウインチ(SEASAW)、流速計(ADCP)の回収およびKS-17-J08C Leg.2航海で設置したランダーを回収するともにCTDおよびFRRF-Rinkoプロファイラーによる海洋観測を行う。また、動物プランクトン採取を行う。
女川湾における調査データの統合的解析とハビタットマップの作成および生態系モデルの構築に関する解析 2019 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2019/04/01 - 2020/03/31 (1)定期調査および定点観測によって女川湾全域で得られた水質・底質・生物・流動場の調査結果をGISや他の地理統計学的手法を用いて解析する。 (2)女川原発温排水調査年次報告アーカイブデータを精査し、1990年以降の海洋物理・化学・生物物理データを抽出並びに解析・統合する。 (3)高解像度衛星画像を使用して女川湾養殖筏の水平分布の経年変化を解析する。 (4)水中カメラを使用して女川湾養殖筏直下の底生生物相を観測する。
女川湾における調査データの統合的解析とハビタットマップの作成および生態系モデルの構築に関する解析 2019 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2019/04/01 - 2020/03/31 (1)定期調査および定点観測によって女川湾全域で得られた水質・底質・生物・流動場の調査結果をGISや他の地理統計学的手法を用いて解析する。 (2)女川原発温排水調査年次報告アーカイブデータを精査し、1990年以降の海洋物理・化学・生物物理データを抽出並びに解析・統合する。 (3)高解像度衛星画像を使用して女川湾養殖筏の水平分布の経年変化を解析する。 (4)水中カメラを使用して女川湾養殖筏直下の底生生物相を観測する。
女川湾を中心とした底生生物の動態に関する調査 2016 フィールド調査 三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 採泥器を用いて底生動物を採集し、ホルマリンで固定後、下位のレベルまで同定し、その動態について解析する。
女川湾を中心とした底生生物相の変化に関する調査 2018 フィールド調査 三陸南部 / 石巻湾 2018/04/01 - 2019/03/31 月一回、女川湾湾奥の底質を採泥し、底生生物を固定、下位のレベルまで同定し、それらの動態の変化を解析する。
女川湾を中心とした底生生物相の変化に関する調査 2019 フィールド調査 三陸南部 / 石巻湾 2019/04/01 - 2020/03/31 女川湾奥において月1回採泥を行い、底生生物を採集、ホルマリンで固定後、それらを下位のレベルまで同定し、動態を解析する。
環境情報を用いた養殖場管理技術の開発 2020 フィールド調査 三陸南部 2020/04/01 - 2021/03/31 増養殖漁場を適正に管理し持続的な生産を維持するためには、環境収容力と環境浄化能力の2つの観点からの検討が重要であり、特に閉鎖性の高い水域では後者の情報が必要である。閉鎖性の高い長面浦をモデルフィールドとして、生産性を低下させる環境要因を調べ、健全な漁場環境を検討することにより、短期的な漁業復興は勿論のこと、将来も見据え、環境情報の活用により、持続的で高度な増養殖管理技術の開発を進める。
環境情報を用いた養殖場管理技術の開発 2019 フィールド調査 三陸南部 2019/04/01 - 2020/03/31 増養殖漁場を適正に管理し持続的な生産を維持するためには、最大持続生産力と環境浄化能力の2つの観点からの検討が重要であり、特に閉鎖性の高い水域では後者の情報が必要である。閉鎖性の高い長面浦をモデルフィールドとして、生産性を低下させる環境要因を調べ、健全な漁場環境を検討することにより、短期的な漁業復興は勿論のこと、将来も見据え、環境情報の活用により、持続的で高度な増養殖管理技術の開発を進める。
環境情報を用いた養殖場管理技術の開発 2019 フィールド調査 三陸南部 2019/04/01 - 2020/03/31 増養殖漁場の適正な管理方法を構築するため、閉鎖性水域の長面浦をモデルフィールドとして環境収容力と環境負荷の状況を調べた。
環境情報を用いた養殖場管理技術の開発 2016 フィールド調査 三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 増養殖漁場の適正な管理方法を構築するため、閉鎖性水域の長面浦をモデルフィールドとして環境収容力と環境負荷の状況を調べる。
環境情報を用いた養殖場管理技術の開発 2016 フィールド調査 三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 増養殖漁場の適正な管理方法を構築するため、閉鎖性水域の長面浦をモデルフィールドとして環境収容力と環境負荷の状況を調べる。
女川湾を中心とした漁場環境調査 2011 フィールド調査 三陸南部 2012/03/01 - 2012/03/31 女川湾のガレキ分布調査を行う
三陸沿岸域におけるガレキマッピングおよび底質環境調査 2018 フィールド調査 三陸南部 2018/06/01 - 2019/03/20 各湾における瓦礫マッピングおよび津波堆積物の解明を目的とし、概査として1)サイドスキャンソナーイメージマッピング、2)マルチナロービーム測深、3)高分解能地層探査装置を用いた表層堆積物の分布を調べ、精査として1)瓦礫を対象としたROVによる海底観察、2)柱状採泥器を用いた表層堆積物試料採取、3)高精度マルチナロービーム測深による詳細地形解析を行う。
三陸沿岸域におけるガレキマッピングおよび底質環境調査 2018 フィールド調査 三陸南部 2018/06/11 - 2019/02/18 各湾における瓦礫マッピングおよび津波堆積物の解明を目的とし、概査として1)サイドスキャンソナーイメージマッピング、2)マルチナロービーム測深、3)高分解能地層探査装置を用いた表層堆積物の分布を調べ、精査として1)瓦礫を対象としたROVによる海底観察、2)柱状採泥器を用いた表層堆積物試料採取、3)高精度マルチナロービーム測深による詳細地形解析を行う。
三陸沿岸域におけるガレキマッピングおよび底質環境調査 2019 フィールド調査 三陸南部 2019/06/01 - 2020/03/20 各湾における瓦礫マッピングおよび津波堆積物の解明を目的とし、概査として1)サイドスキャンソナーイメージマッピング、2)マルチナロービーム測深、3)高分解能地層探査装置を用いた表層堆積物の分布を調べ、精査として1)瓦礫を対象としたROVによる海底観察、2)柱状採泥器を用いた表層堆積物試料採取、3)高精度マルチナロービーム測深による詳細地形解析を行う。
三陸沿岸域におけるガレキマッピングおよび底質環境調査 2019 フィールド調査 三陸南部 2019/06/16 - 2019/11/03 各湾における瓦礫マッピングおよび津波堆積物の解明を目的とし、概査として1)サイドスキャンソナーイメージマッピング、2)マルチナロービーム測深、3)高分解能地層探査装置を用いた表層堆積物の分布を調べ、精査として1)瓦礫を対象としたROVによる海底観察、2)柱状採泥器を用いた表層堆積物試料採取、3)高精度マルチナロービーム測深による詳細地形解析を行う。
新たな藻場保全管理と高度海藻養殖技術の確立 2018 フィールド調査 三陸南部 2018/04/01 - 2019/03/31 1.新たな藻場保全管理技術の確立 (1) 志津川湾野島沿岸のアラメ藻場を直接摂食して崩壊させる閾値となるキタムラサキウニの密度と現存量を明らかにする。 (2) キタムラサキウニがアラメ藻場を崩壊させる摂食様式を明らかにする。 (3) ウニ除去によるアラメ藻場の再生過程を明らかにする。 (4) ウニ除去の効率化を図るため、ワカメ茎状部を用いてウニの行動を制御できるか否かを明らかにする。 (5) 大量に加入したキタムラサキウニ稚仔を養殖用種苗にするため、小型海藻数種を与えて、成長におよぼす効果を明らかにする。 2.高度海藻養殖技術の確立 (1) 海中用青色LEDライトの改良型を制作し、志津川湾内ワカメ養殖施設における現場耐久テストを実施する。 (2)改良型LEDライトを養殖現場に設置して、養殖ワカメの成長および食害生物の付着状況について、現場調査を実施する。
新たな藻場保全管理と高度海藻養殖技術の確立 2019 フィールド調査 三陸南部 2019/04/01 - 2020/03/31 1.新たな藻場保全管理技術の確立 (1) 志津川湾野島沿岸のアラメ藻場を直接摂食して崩壊させる閾値となるキタムラサキウニの密度と現存量を明らかにする。 (2) キタムラサキウニがアラメ藻場を崩壊させる摂食様式を明らかにする。 (3) ウニ除去によるアラメ藻場の再生過程を明らかにする。 (4) ウニ除去の効率化を図るため、ワカメ茎状部を用いてウニの行動を制御できるか否かを明らかにする。 (5) 大量に加入したキタムラサキウニ稚仔を養殖用種苗にするため、小型海藻数種を与えて、成長におよぼす効果を明らかにする。 2.高度海藻養殖技術の確立 (1) 海中用青色LEDライトの改良型を制作し、志津川湾内ワカメ養殖施設における現場耐久テストを実施する。 (2)改良型LEDライトを養殖現場に設置して、養殖ワカメの成長および食害生物の付着状況について、現場調査を実施する。
三陸沖の高解像度海洋モデルTHK50による海況の過去再現データセット 2019 その他 三陸北部
三陸南部
2019/04/01 - 2020/03/31 三陸沖の高解像度海洋モデルTHK50を使って数値シミュレーションを行うことにより海況の過去再現データセットを作成する。
三陸沖の高解像度海洋モデルTHK50による海況の過去再現データセット 2019 その他 三陸北部
三陸南部
2019/04/01 - 2020/03/31 三陸沖の高解像度海洋モデルTHK50を使って数値シミュレーションを行うことにより海況の過去再現データセットを作成した。
女川湾における養殖生産物の餌料と品質に関する調査 2019 フィールド調査 三陸南部 2019/04/01 - 2020/03/31 女川湾において、養殖生物(ホタテガイ、マガキ、マボヤ)の震災後の餌料の解明と餌料と養殖生産物の品質との関係を調査する。
女川湾における養殖生産物の餌料と品質に関する調査 2019 フィールド調査 三陸南部 2019/04/01 - 2020/03/31 女川湾において、養殖生物(ホタテガイ、マガキ、マボヤ)の震災後の餌料の解明と餌料と養殖生産物の品質との関係を調査する。
女川湾における養殖生産物の餌料と品質に関する調査 2020 フィールド調査 三陸南部 2020/04/01 - 2021/03/31 女川湾において、養殖生物(ホタテガイ、マボヤ)の震災後の餌料の解明と餌料と養殖生産物の品質との関係を調査する。
クラムボン映像から取得した生物画像 2020 その他 三陸北部
三陸南部
2020/04/01 - 2021/03/31 小型ROV「クランボン」のメインカメラで、三陸沖を主とする東北沖にて撮影した映像から生物のキャプチャ画像を取得し、分類情報を付与する。 これらの画像のいくつかについて、元となった映像のタイムコードと潜航データを参照して生物観察記録として整理する。
クラムボン映像から取得した生物画像 2020 その他 三陸北部
三陸南部
2020/04/01 - 2021/03/31 小型ROV「クランボン」のメインカメラで撮影した映像から生物のキャプチャ画像を取得し、分類情報を付与した。 これらの画像のいくつかについて、元となった映像のタイムコードと潜航データを参照して生物観察記録として整理した。
大槌湾の底生生物相調査 2016 フィールド調査 三陸南部 2017/02/23 - 2017/02/23 大槌湾の岩礁域でスキューバ潜水により底生生物を採集し,津波後の底生生物の多様性およびその後の底生生物相の変化を明らかとする.
松島湾における付着生物相調査 2016 フィールド調査
係留系・観測ブイ
石巻湾 2016/04/01 - 2017/03/31 松島湾のカキ養殖棚数地点に付着板と温度ロガーを設置することで,松島湾内の養殖カキにみられる付着生物相の季節変動を明らかとする.
大槌湾における付着生物調査 2016 フィールド調査
係留系・観測ブイ
三陸南部 2016/04/01 - 2017/03/31 大槌湾の異なる調査地点に水温ロガーを付属した付着板を水深5 m間隔で設置することにより,各地点における付着生物相の季節変化を調査する.
魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査 2019 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
2019/04/01 - 2020/03/31 研究チームでは、東北地域の沿岸から深海における海洋生物中に蓄積されている化学物質の濃度のモニタリングを行う。それと同時にアミノ酸の窒素同位体比を用いた個々の生物試料の正確な栄養段階を推定し,生物濃縮を念頭においたうえでの化学物質蓄積の実態について明らかにする。
魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査 2019 その他 三陸北部
三陸南部
本州東方
2019/04/01 - 2020/03/31 研究チームでは、東北地域の沿岸から深海における海洋生物中に蓄積されている化学物質の濃度のモニタリングを行う。それと同時にアミノ酸の窒素同位体比を用いた個々の生物試料の正確な栄養段階を推定し,生物濃縮を念頭においたうえでの化学物質蓄積の実態について明らかにする。
大槌湾のCTD観測 2014 その他 三陸南部 2014/10/01 - 2014/10/02 メモリCTD Rinko-profiler (ASTD102-ALC-R02)を用いたCTD観測により、深度 [m] 、水温 [℃] 、塩分、電導度 [mS/cm]、EC25 [μS/cm]、Density [kg/m^3]、σT、Chl-Flu. [ppb]、Chl-a [μg/l]、濁度中レンジ [FTU]、DO [%]、DO [mg/l]、電池電圧 [V]を含むプロファイルデータを取得する。 各観測点での調査実施日時、緯度、経度、水深は別途CSVファイルに記載する。 (TimeLatLonDep_2014AprOtsuchiCTD_Tanaka.csv)