実施年度
2016
タイトル
海産二枚貝類の性統御、人工催熟、着底変態誘導のための内分泌調節メカニズムの解明とその応用
課題・テーマ
課題1 漁場環境の変化プロセスの解明
代表機関:東北大学
テーマ2 三陸および仙台湾沿岸域の漁場管理法の策定と漁業復興支援への取り組み代表者 | 尾定 誠 |
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所属機関 | 東北大学 |
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所属部署 | 大学院農学研究科 |
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テーマ2 三陸および仙台湾沿岸域の漁場管理法の策定と漁業復興支援への取り組み代表者 | 原 素之 |
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所属機関 | 東北大学 |
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所属部署 | 大学院農学研究科 |
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調査内容調査期間(調査頻度)2016/04/01 - 2017/03/31
調査地域・海域
女川湾およびその他実験海域
調査種別その他
調査概要ホタテガイの性統御と人工催熟への応用が期待される生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)の受容機構を担うGnRH受容体(GnRHR)cDNA遺伝子の単離を、構築したトランスクリプトームライブラリーの探索、PCRクローニングによって実施する。幼生の着底機構を明らかにするため、マガキの受精から着底変態に至る幼生発生の過程における、種々の神経の分化発達を定量的に解析する。
調査実施内容
調査結果構築したトランスクリプトームデータから、受容機構を担うGnRH受容体(GnRHR)候補遺伝子断片を見つけ出し、PCRクローニングによって、ホタテガイのGnRHRの単離に成功した。ホタテガイGnRHRは性成熟初期に強く発現し、卵・精子の発達初期に生殖原細胞の分化発達に働いていることが示唆され、GnRHが性統御と人工催熟に応用可能であることを強く支持した。
また、マガキの受精から着底変態に至る幼生発生の過程における、種々の神経の分化発達を定量的に解析した結果、嚢胚期やD型幼生からドーパミン、ノルエピネフリン、セロトニン神経が分化し、100μmに成長した幼生から著しい増加を見せ、着底直前・着底後にピークを迎えた。GnRH神経は100μmに成長した幼生から発達していることが明らかになり、これら3種類の神経が着底変態を制御している可能性が推察された。
調査項目と取得データ
調査項目 | 取得データ・サンプル |
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ホタテガイのGnRH受容体の単離 | GnRH受容体cDNA遺伝子配列 |
幼生発達過程の神経分化の定量解析 | 各種脳内アミンの神経発達・分化の定量、機能解析 |
関連情報
実施(調査)窓口担当者
担当者名 | 尾定 誠 |
所属機関 | 東北大学 |
所属部署 | 大学院農学研究科 |
キーワード
実施年度 | 2016 |
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機関 | 東北大学 |
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調査種別 | その他 |
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海域区分 | 三陸南部 |
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分野 | 海洋生物・生態系 -> 生理
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