胃内容物の形態観察とDNA解析によるシロザケOncorhynchus keta稚魚の食性解析比較
実施年度
2016
タイトル
胃内容物の形態観察とDNA解析によるシロザケOncorhynchus keta稚魚の食性解析比較
課題・テーマ
課題3 沖合底層生態系の変動メカニズムの解明
代表機関:海洋研究開発機構
沖合底層生態系の変動メカニズムの解明
代表者
藤原 義弘
所属機関
海洋研究開発機構
所属部署
東日本海洋生態系変動解析プロジェクトチーム
調査内容
調査期間(調査頻度)
2013/05/23 - 2013/06/05
調査地域・海域
三陸沿岸
調査種別
調査航海
調査概要
北日本沿岸から採集されたシロザケ稚魚を用いて,胃内容物の形態観察とDNA解析による稚魚食性解析の比較を行った
調査実施内容
調査地域・海域の座標一覧
位置情報(点)
名称
釜石湾
座標値
39.256317,141.914417
名称
釜石湾
座標値
39.256983,141.915383
名称
山田湾
座標値
39.468483,141.995
名称
山田湾
座標値
39.469067,141.996167
名称
山田湾
座標値
39.469783,142.00485
名称
山田湾
座標値
39.494517,142.040783
名称
山田湾
座標値
39.493367,142.0356
位置情報(面)
名称
宮古湾
座標値
39.642517,141.9921/39.66165,142.009083
調査結果
北日本沿岸から採集されたシロザケ稚魚を用いて,胃内容物の形態観察とDNA解析による稚魚食性解析の比較を行った。DNA解析では形態観察より多くの餌生物を同定することができた。しかし先行研究同様に餌生物の消化の程度によってDNA検出の感度が異なり,さらに遺伝子データベースに目的の餌生物群の遺伝子配列が登録されていないため正確に同定できないものもあった。またDNA解析では餌生物の餌までも検出される可能性が示された。稚魚食性を正確に解析するには,DNA解析と形態観察それぞれの長所および短所を考慮する必要がある。
関連情報
関連する計画書
FY2016 胃内容物の形態観察とDNA解析によるシロザケOncorhynchus keta稚魚の食性解析比較
関連データ
ミトコンドリア遺伝子COIの遺伝子配列
実施(調査)窓口担当者
担当者名
瀧下 清貴
所属機関
海洋研究開発機構
所属部署
海洋生物多様性研究分野
キーワード
実施年度
2016
機関
海洋研究開発機構
調査種別
調査航海
海域区分
三陸北部
三陸南部
分野
海洋生物・生態系 -> 生物分類
海洋生物・生態系 -> 生態
海洋生物・生態系 -> 対象生物:魚類
海洋生物・生態系 -> 対象生物:プランクトン