三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムの解明

実施年度

2016

タイトル

三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムの解明

課題・テーマ

課題3 沖合底層生態系の変動メカニズムの解明
代表機関:海洋研究開発機構
沖合底層生態系の変動メカニズムの解明
代表者藤原 義弘
所属機関海洋研究開発機構
所属部署東日本海洋生態系変動解析プロジェクトチーム

調査内容

調査期間(調査頻度)
2017/03/12 - 2017/03/31
調査地域・海域
調査種別
フィールド調査, 調査航海
調査概要
本航海では、豊富な三陸沖合の資源を支える環境を理解することを目標とし、より長期間の海底環境データを取得する。また、海洋観測、FRRF-RINKOプロファイラーによる基礎生産量の測定、魚探による生物分布調査、NORPACネットによるプランクトンの採取、マルチナロービーム音響測深機による海底地形測定、サイドスキャンソナー(SSS)を用いた底質調査、サブボトムプロファイラーを用いた地層調査を通して環境状況の理解を進める。特に、2014年3月の新青丸航海(KS-14-3航海)では2014年2-3月期に津軽海峡を通過した例年と異なる水塊が三陸北部へ影響していることが見られたのでそれと対比するデータの取得を行う。KS-16-19航海で確認された福島沖の段差構造近傍(2016年11月22日に発生した地震の震源域付近)における地形・地質構造調査を実施する。

調査実施内容

調査地点図・航跡図・座標リスト
調査結果
目的 三陸沖の海底付近及び水柱の海洋環境についての理解を含め、三陸沖の陸棚域、陸棚斜面域で起きている海底境界層における現象の理解を深める。 調査研究の内容 本航海では、豊富な三陸沖合の資源を支える環境を理解することを目標とし、より長期間の海底環境データを取得した。 実施内容 (1)CTD採水装置によるCTD観測及び採水 (2)FRRF-RINKOプロファイラーによる観測 (3)NORPACネットによるプランクトンの採取 (4)魚群探知機による生物分布調査 (5)マルチナロービーム音響測深機による海底地形測定 (6)サイドスキャンソナー(SSS)曳航による海底の底質調査 (7)船舶装備のサブボトムプロファイラーを用いた地層調査

関連情報

実施(調査)窓口担当者

担当者名脇田昌英
所属機関海洋研究開発機構
所属部署東日本海洋生態系変動解析プロジェクトチーム

キーワード

実施年度2016
機関海洋研究開発機構
調査種別フィールド調査
調査航海
海域区分三陸北部
三陸南部
本州東方
分野海洋物理 -> 水温
海洋物理 -> 塩分
海洋物理 -> 透明度・濁度
海洋化学 -> 塩分
海洋化学 -> 溶存酸素
海洋化学 -> 栄養塩
海洋化学 -> 水素イオン濃度 (pH)
海洋化学 -> 有機物
海洋化学 -> 二酸化炭素・pCO2
海洋化学 -> メタン
海洋化学 -> 全炭酸
海洋化学 -> アルカリ度
海洋環境 -> 水素イオン濃度 (pH)
海洋環境 -> 栄養塩
海洋環境 -> 植物色素
海洋環境 -> 有機炭素
海洋環境 -> 有機窒素
海洋環境 -> 二酸化炭素・pCO2
海洋環境 -> アルカリ度
海洋環境 -> 基礎生産量
海洋環境 -> 媒体:海水
海洋生物・生態系 -> 生物分類
海洋生物・生態系 -> 対象生物:プランクトン
地形・地質・地球物理 -> 水深
地形・地質・地球物理 -> 地形