三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムの解明

実施年度

2015

タイトル

三陸沖合における海洋生態系変動メカニズムの解明

課題・テーマ

課題3 沖合底層生態系の変動メカニズムの解明
代表機関:海洋研究開発機構
テーマ1 底層生態系変動解析並び環境影響評価
代表者藤原 義弘
所属機関海洋研究開発機構
所属部署東日本海洋生態系変動解析プロジェクトチーム

調査内容

調査期間(調査頻度)
2015/04/03 - 2015/04/12
調査種別
調査航海
調査概要
「東北マリンサイエンス拠点形成事業」において当機構は、「沖合底層生態系の変動メカニズムの解明」を大目的とし (1)漁場における瓦礫マッピングと分解プロセスの解明 (2)資源生物の分布・行動の把握と個体群構造の解析 (3)海洋生物資源(漁業)環境の長期間モニタリング (4)生物の栄養段階と有害物質蓄積評価 (5)生態系ハビタットマッピング の5つのテーマのもと研究を遂行している。本航海では(1)の漁場における地形と瓦礫の精密マッピングのため船装備の測深器および曳航式のサイドスキャンソナー(120/410 kHz)と合成開口ソナーを用いた調査を実施した。曳航式SSSの調査では、青森沖水深900mに舟形の異常を検出し、また大槌沖ではHPDによる潜航調査が行われている海底谷を中心に調査を実施した。合成開口ソナーでは沿岸において水産庁による調査で瓦礫として分類されている異常域を中心に観測を実施した。また、広域の海底地形データ取得のため、測深器による調査も実施した。

調査実施内容

調査地域・海域の座標一覧
位置情報(面)
座標値37.5,141.4605/37.5,143.5/40.5,143.5/40.5,142.3614/40.52233,142.3614
調査地点図・航跡図・座標リスト
調査結果
本航海では、漁場における地形と瓦礫の精密マッピングのため船装備の測深器および曳航式のサイドスキャンソナー(120/410 kHz)と合成開口ソナーを用いた調査を実施した。曳航式SSSの調査は海底谷を中心に水深300-1000mで実施した。測深器による調査も実施した。

調査項目と取得データ

調査項目取得データ・サンプル
マルチビーム測深器、サイドスキャンソナー、合成開口ソナー海底地形

関連情報

実施(調査)窓口担当者

担当者名笠谷 貴史
所属機関海洋研究開発機構
所属部署海洋生物環境影響研究センター 東日本海洋生態系変動解析グループ

キーワード

実施年度2015
機関海洋研究開発機構
調査種別調査航海
分野地形・地質・地球物理 -> 水深
地形・地質・地球物理 -> 地形
地形・地質・地球物理 -> 海底表面形態