気象研究所などの研究グループは、高解像度の気候シミュレーションを行い、地球温暖化に伴う、中部山岳地域における将来の降雪の見通しを詳細に評価しました。この結果、今世紀末の北アルプスでの冬の降雪量は現在と比べて、雪が多く降る年はより多く、あまり降らない年はより少なくなる可能性があることが分かりました。
今回の研究成果は、北アルプスの水資源管理や生態系の研究に関連するものであり、今後、雪の多い北アルプスを有する自治体における気候変動適応計画の策定等に貢献していきます。
詳細は気象研究所のサイトをご覧下さい。