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プレスリリース

2021年 8月 26日
国立研究開発法人海洋研究開発機構

新型コロナウイルス感染者の発生について

海洋研究開発機構(以下当機構)では、所有船舶へ乗船予定である全ての者に対し、不要不急の外出自粛を指示するとともに、事前に新型コロナウイルスのPCR検査を実施し、陰性を確認した上で乗船を許可するなど、乗船者の健康管理・研究航海の安全管理に万全を期してきたところです。
今回、8月20日より研究航海を実施していた深海潜水調査船支援母船「よこすか」において、22日に乗船中の方1名に新型コロナウイルスの感染が強く疑われたため、23日に横須賀本部に一時帰港し、PCR検査を受けた結果、陽性が確認されました。
(以上8月24日当機構ホームページに掲載)
http://www.jamstec.go.jp/j/about/informations/notification_20210824.html

その後、上記の陽性の方を除く乗船者全員のPCR検査を実施したところ、本日までに新たに4名の陽性が確認され、今般の研究航海における陽性者は計5名となりました。
※本件について、所管の横須賀市保健所が集団感染と判断
陽性が確認された5名については、所管保健所の指示のもと、順次療養のために下船しているところです。
今後、当機構では所管保健所の指導に基づき、理事長を本部長とする対策本部のもと感染拡大防止に向けた対応を行ってまいります。
なお、今般実施していた研究航海については、現在の状況に鑑み中止とすることとしました。

※本件について、今後状況の変化があれば遂次当機構ホームページに掲載していきます。

【参考】今回の「よこすか」研究航海について
当初予定 8月20日(金)~9月8日(水)
日本沿岸海域に分布する非熱水型化学合成生物群集の環境適応と集団の連結性に関する研究のために、相模湾、南海トラフ、種子島沖などの海域調査を行う予定だった。

国立研究開発法人海洋研究開発機構
海洋科学技術戦略部 広報課
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