インターネット及び2004年5月15日のJAMSTEC横須賀本部施設公開において「しんかい6500」・「よこすか」太平洋大航海のニックネームの募集を行い、応募総数106件の中から、深海調査研究推進委員会による選考を行い、本航海に最もふさわしいニックネームを
「NIRAI KANAI」
としました。
言葉の意味
奄美・沖縄地方で信じられている、海の彼方あるいは海の底、地の底にある楽土。
(「大辞林」より抜粋)
英語表記
NI
ppon
R
idge
A
rc and
I
ntra-plate
K
ey processes
A
pprehension
NA
vigational
I
nitiative
命名者
神奈川県逗子市在住
松岡正子様
松岡様からのメッセージ
(「しんかい6500」の搭乗ハッチにて)
●これまでの大航海●
有人潜水調査船「しんかい6500」と支援母船「よこすか」は、過去にも1994年に大西洋・東太平洋(
MODE’94
;
M
id
O
cean Ridge
D
iving
E
xpedition)では約6ヶ月間。また1998年には大西洋・インド洋(
MODE’98
)での各約7ヶ月間の潜航調査航海において、
海洋プレート
の生成域に当たる大洋中央海嶺域の海洋地殻(プレート)形成と海洋底拡大の過程を調査しました。また、最近では
海洋地球研究船「みらい」
が2003年8月から約半年間の南半球周航観測航海(
BEAGLE 2003
;
B
lue
EA
rth
GL
obal
E
xpedition)を行い、
地球環境変動
への海洋の役割を解明するための気象の調査および海洋観測データの収集を行いました。
●
NIRAI KANAI
(「しんかい6500」、「よこすか」太平洋大航海)
について
●
今回の「しんかい6500」と「よこすか」の長期航海は、2004年6月20日に、母港である横須賀の海洋研究開発機構岸壁を出港し、これらの海域において「しんかい6500」及び「よこすか」により、
地球物理学的調査
や生物学的深海調査を行い、 2004年11月20日頃に横須賀に帰港の予定です。なお航海では、約1ヶ月毎に
パペーテ(タヒチ)
、
アピア(サモア独立国)
、
オークランド(ニュージーランド)
、
スバ(フィジー)
に入港いたします。
本航海以前の「しんかい6500」深海映像に関しては
こちら
でご覧いただけます。
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