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7月14日(水) 第828回潜航
観察者:海野 進 船長:飯嶋、船長補佐:柳谷

 本日は今回の最初の潜航調査日とあり、よこすか船内は朝から潜水船の着水準備が進められていた。
 いよいよ東太平洋海膨、南緯14度海域での潜航調査が始まる。
  潜航調査を行うときのタイムスケジュールを簡単に説明しよう。
06時00分・・・XBT計測、潜航用事前サーベイ(測深)、マップ作成
08時00分・・・体をほぐすためにラジオ体操、作業前ミーティング
08時05分・・・潜航前チェック開始
09時30分頃・・パイロット2名と研究者1名の計3名が潜水船に乗り込む
10時00分・・・潜航開始
17時00分・・・浮上
17時30分頃・・揚収完了、潜水船清水洗い
18時00分・・・充電開始、揚収後チェック開始、広域サーベイ
21時00分頃・・揚収後チェック終了、
次潜航準備完了状況により時間は前後するがこれが大まかな流れである。
 潜航中は船内で昼食を取ることになるのであるが、司厨長が持たせてくれるサンドイッチが美味である。魔法瓶に詰めたコーヒーもあるが、これも冷えた船内では絶妙なマッチングで気分が休まる。パイロットは交代で、研究者は観察を行いながら適宜昼食を取る。
 本日は巨大溶岩の中央火口付近の地形観察と岩石採集であったが、溶岩口での枕状溶岩の陥没跡を見つけることが出来た。またラバーピラー(溶岩柱)も観察でき、実りの多き調査となった。
 明日からの調査にさらなる期待が膨らむ。

 

着水直後のしんかい6500
(着水直後のしんかい6500)

 

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