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7月16日(金) 第830回潜航
観察者:岸本 清行 船長:櫻井 船長補佐:松本

本日も海況が良く潜航日和でした。朝起きた時に迷わず潜航が出来そうな海況の日は気分がよいものです。こちらの海域に来て以来ずっと海況がよいのですが最後までこの調子でいければ・・・・無理かな?

本日の潜航ですが、とにかくずーっと溶岩でした。場所により形状は少しづつ変化しますが堆積物の殆ど見られない溶岩が続きます。それが潜航目的なんですけど!。

航走を続けていると割れ目や3〜4m程度の高まりが頻繁に見えてきます。その地形の変化をきっかけに海底の溶岩の様子が、がらっと変化するのを見ていると本当にすごいなと思ってしまいます。 それにしてもこれほどまでに溶岩の続く潜航は初めてでした。初めてと言えば海水の透明度が凄いです。船上から見る海は他の外洋と同じく普通に?綺麗ですが、中層の透明度はかなりだと思われます。上昇中に気が付いたのですが、水深400m近くでも太陽光が差し込んで来てバスケットの輪郭が浮かんできていました。(残念ながら相模湾では80m程度で真っ暗です)百戦錬磨のパイロット:櫻井さんが驚いていたのですから、かなりのトピックスではないかと思います。このまま順調な調査が続くように頑張ります。

 

船橋より見たこの日の海面
(船橋より見たこの日の海面)

 

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