本日の潜航は昨日マーカーを設置したシマリング地点に研究機材を設置し、その後は北に向かいながら熱水の噴出を見つけることが目標でした。
海底で航走を始めてから約２０分程度で目標としていたマーカーを見つけることが出来たので時間的な余裕と気持ち的な余裕が得られました。
同じ場所で採水及び機器の設置を行うために、何処にどの様に着底するかで作業効率がかなり変わってくるため、パイロットは慎重に潜水船を着底させます。着底場所もきっちりと決まり作業に取りかかりました。観察者のJean-Louisさんが気さくに話しかけてきてくれたおかげで、機器の設置やサンプリングの時にお互いの意志疎通が出来、助かりました。毎回語学力不足を痛感します・・・・
残念ながらもうひとつの目標であった新しい熱水噴出口を見つけることができませんでした。明日からの潜航に期待します。
天候も機器の調子も良いので、このまま順調に調査が進むと良いと思っています。
