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10月11日(月)第849回潜航
観察者:鈴木 庸平 船長:櫻井 船長補佐:植木

本日の潜航は、新たな熱水噴出を探索です。
08時00分・・・潜航前チェック開始
09時55分・・・潜航開始
11時00分・・・着底
本日は少し高度を取り約5キロ位、熱水噴出を探索しながら航走。
航走中に黄色い変色域を視認し付近の観察を行ったが、熱水噴出口は、無く。
17時03分・・・浮上
17時40分頃・・揚収完了
18時00分・・・充電開始、揚収後チェック開始
19時30分頃・・揚収後チェック終了、次潜航準備完了





海上では天気とのつき合いは欠かせない。
今朝送られてきた気象衛星の赤外線画像を目にしたところ
調査海域付近に雲のかたまりが目に入った、前線だ。
これまで穏やかな海況が続いたせいか、
久しぶりに感じる風や船の揺れは、
計器の示す値以上のものに感じる。
船長、司令の慎重な海況判断が続いた結果、
本日の潜航は実施され、
そしてその8時間後には調査を終えた潜水船は母船に揚収された。

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