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10月26日(火)第851回潜航
観察者:Cornel de Ronde  船長:飯嶋、船長補佐:松本

本日はニュージーランド出航後初の潜航です。入港前に事前調査を行ったときは、かなりの時化模様で心配しましたが、今回調査海域に着いてみると前回が嘘のように潜航に適した海況になっていました。
本日の潜航ポイントのケルマデック島弧はニュージーランドの調査機関等が何度か調査に訪れたことがあるところなので事前に情報があり、的を絞った潜航が出来ました。
海底に着底後1時間もせずに目標としていたブラックスモーカーを見つけることができ、
その後も順調な潜航が出来ました。前回のラウ海盆に比べ生物の数が多く久しぶりに生物サンプリングの多い潜航となりました。
このまま、海況の良い状態が続くこと願っています。




乗船者のスペースはチタン合金で形成された直径2mの球であり、
出入口は球の頂部にある直径50cmの穴一箇所である。
潜航の際にはもちろんこの穴に蓋(ハッチ)を閉めて潜るわけだが、
深海では想像をこえる水圧が外部から押し寄せる為、
ハッチを閉める際には髪の毛一本の侵入も許されない。
着水前の作業ではハッチを閉める直前まで念入りな清掃と外観チェックが行われる。


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