6月19日、深海潜水調査で大活躍中の「しんかい6500」とその支援母船「よこすか」が、南太平洋を横断しながら深海調査を行う長期航海に出発いたしました。
この航海では、南太平洋の常に新しく海洋地殻が作られるところや、古い海洋地殻が沈み込むところで海底の観察調査や熱水生態系の生物学的調査を行い、活発に活動が行われている海域の詳細解明に貢献致します。
また、この長期航海にふさわしいニックネームを4月から5月にかけて募集したところ、合計106件の応募がありました。
深海調査研究推進委員会にて検討の結果、
神奈川県逗子市在住の松岡正子さんから応募がありましたNIRAI KANAI(NIppon
Ridge Arc and Intra-Plate Key process Apprehension)(「にらいかない」)が採択されました。
出航の前日には、石田船長をはじめ、今井司令や命名者である松岡さんにも参加して頂き、壮行会が行われました。
航海名の紹介や命名者である松岡さんの表彰も行われ、盛大に盛り上がりました。