浮遊性有孔虫データベース

グロビゲリネラ・キャリダ Globigerinella calida (Parker), 1962

グロビゲリネラ・キャリダ(Globigerinella calida)

分類

肉質虫亜門 - 根足虫鋼 - 有孔虫目 - グロビゲリナ上科 - グロビゲリナ科 - グロビゲリネラ属

時代

現生

特徴 

温帯種。殻は中-大型。成長初期では低いトロコイド状旋回であるが、成長するに従い、緩い平面旋回となる。チャンバーは卵形で、最終チャンバーは棒状に伸長したものとなる。各チャンバーの接合部面積は小さく、縫合線は深い。生体にはスパインが見られる。


サンプリング情報

産地:Okinawa area (26°37.9'N-127°47.5'E)
採取日:2002年3月8日 10:32AM


生きている姿

G. calidaは東シナ海から黒潮域まで普通に見られます。生きているときにはスパインを持ちますが、その付け根は矢羽根状になっています(電子顕微鏡写真参照)。生体は肉食で、飼育環境下ではアルテミアなどをよく食べます。

グロビゲリネラ・キャリダ(Globigerinella calida)
グロビゲリネラ・キャリダ(Globigerinella calida)

電子顕微鏡写真

スケール:100μm

スケール:10μm

まめ知識

G. calidaG. aequilateralisと区別がつけにくいですが、楕円のチェンバーをつけるのがG. calidaです。大きい個体だとすぐわかりますが、小さい個体だと分かりにくいことが多いですね。実際には表面構造が異なっており(G. aequilateralisのSEM画像参照)、実体顕微鏡下での質感がかなり異なりますので、よく違いを観察すれば区別することが出来ます。