浮遊性有孔虫データベース

グロボロタリア・クラッサフォルミス Globorotalia crassaformis (Galloway and Wissler), 1927

グロボロタリア・クラッサフォルミス(Globorotalia crassaformis)

分類

肉質虫亜門 - 根足虫鋼 - 有孔虫目-グロビゲリナ上科-グロボロタリア科-グロボロタリア属

時代

現生

特徴 

殻は中〜大型で、殻は厚い。殻室は亜球形で最終旋回は4〜4.5室である。棘状突起(spine)はもたない。外周部に縁どり(keel)をもつ。口孔はスリット状で、厚さの薄い口唇(lip)をもつ。殻の表面は小さな突起(pustules)が分布している。殻全体を横からみると円錐状〜台形であるが、個体によっては旋回面は外周の殻高が高くなるため、中心部がすり鉢状に窪むことがある。熱帯〜亜熱帯種。


電子顕微鏡写真

スケール:100μm

スケール:10μm
グロボロタリア・クラッサフォルミス(Globorotalia crassaformis)表面構造の拡大画像 小さないぼ状の突起がランダムに分布しています。
表面構造の拡大画像

小さないぼ状の突起がランダムに分布しています。


コラム 豆知識など

熱帯〜亜熱帯に分布の最大を持ち、日本近海の産出はまれです。この種はグロボロタリア・トゥランカトリノイデスと似ていますが、外周のチェンバー数が4から4.5であること、殻全体に分布するいぼ状の突起で区別することができます。このデータベースの標本は、西赤道太平洋(オントンジャワ海台:南緯2度、東経160度)の海底堆積物から産出したものです。