三陸沖の海のようす

「0215」バイオトラッキングシステムの開発とズワイガニを対象とした試験的運用

2013年10月6日~2013年10月19日

どこで

東北沖大平洋(三陸沖合)

しらべたこと

三陸沖合域におけるガレキなどをめぐる生物資源の経時的な行動や分布を把握するため、生き物自体に音響マーカーをつけて、その生き物がどう動くかを調べる(バイオトラッキング)システムの開発を行っています。
今回は、釜石沖(水深:430m)にて採集したズワイガニ10個体を対象に試験的に小型音響ピンガ(発信器)を装着して再放流し、展開した3基のバイオトラッキング基準局で信号を受波し、その行動を追跡しました。

わかったこと

精度の高いデータを得ることはできませんでしたが、基準局でピンガの信号を受波することは
確認することができました。

フォトギャラリー

音響マーカ
ピンガを船上で装着したズワイガニ
海底に設置した基準局
基準局No.1で受信できた信号
基準局No.2で受信できた信号
基準局No.3で受信できた信号

2013 秋
春秋
春
   

更なる改良を行い、
平成26年6月実施予定の航海で、
より精度の高いデータ取得を目指します。

   
     

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