三陸沖の海のようす

岩手県大槌沖海底300m、1000mにおける長期時系列環境モニタリングの結果

2013年3月12日~2013年10月14日

どこで

岩手県大槌沖

しらべたこと

岩手県大槌沖において海底及び海底付近の物理・科学環境および生物群集の長期モニタリングを行うため、ランダーと呼ばれる海底設置型のプラットフォームを開発し、ADCP、水温計、電気伝導度、濁度計、溶存酸素計、ビデオカメラシステムを搭載した。 この機器を岩手県大槌沖の水深300mと998mの場所に設置し、観測を行った。

わかったこと

水深300m地点では2.5℃~8℃までの水温変動が記録されたが、水深998mでは水温、塩分に大きな変動がなく一年を通じて約2.5℃であることを確認されました。

フォトギャラリー

海底設置型プラットフォーム「ランダー」
ランダー設置地点
水深300mのようす1(2013/3/21 8:00)
水深300mのようす2(2013/8/10 8:00)
水深998mのようす1(2013/10/25 23:57)
水深998mのようす2(2013/10/28 23:57)

2013 夏
春
秋夏
春
秋夏
春
秋
   

300m地点の水温は
比較的変動していますが、
1000m付近の水温は

ほぼ安定しています。

   
  

研究発表

小栗一将,古島靖夫,豊福高志,笠谷貴史,藤倉克則,渡邊修一,北里洋(2014) 岩手県大槌沖海底300m,1000mにおける長期時系列環境モニタリングの結果. 2014年5月17日,仙台.

  

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