白鳳丸KH13-3航海「中規模現象に伴う中央モード水の形成・輸送・散逸過程とその物質循環・生物過程への影響」(2013.04.30)
2013年4月2日~5月1日にかけて、海洋観測船「白鳳丸」によって、北太平洋北西部で海洋観測が行われ、アルゴフロートの投入(レ グ1)と水中グライダー試験観測(レグ2)を行いました。航海の目的は、初春季における日本の東海上の、黒潮と親潮が複雑に入り乱れている海域(混合水域 といいます)の状況を詳細に観測し、混合の物理過程、生態系変動のメカニズムを解明することです。そのために、アルゴフロートや水中グライダー観測をはじ めとして、海中深くの水を採取・分析したり、サンプルをとったりしました。航海は1カ月と長いため、2つの期間(レグ)に分け、途中釧路に寄港していま す。得られた成果、データは各担当研究者によって整備され、公開される予定です。
これから陸の見えない海の真ん中での観測が始まります。
パソコンやチェックシートを見ながら動作確認を行い、異常がないか確認します。
3日後の27日早朝、雷雨の中無事回収することができました。