第2回アルゴユーザーミーティング開催報告(2014.12.05)

日時平成26年12月5日(金) 13:00~17:00
場所東京海洋大学 越中島キャンパス 八十五周年記念会館(海洋工学部) (東京都江東区越中島2-1-6)
http://www.e.kaiyodai.ac.jp/contact.html
対象Argoを含むフロート観測あるいはフロートデータを用いて解析を行う(あるいは予定している・興味のある)研究者、大学院生、メーカー、代理店等。
参加者数60名(うち懇親会参加:41名)
世話人岩坂 直人(東京海洋大)、須賀 利雄(JAMSTEC/東北大)、谷 政信(気象庁)、小橋 史明(東京海洋大)、細田 滋毅(JAMSTEC)
後援アルゴ計画推進委員会

全球アルゴフロートは、現在既に3500台以上が常に海洋変動を観測し続けています。その膨大な量の水温・塩分データは、通信衛星を経 由し私たちの手元に送信され続け、 気象庁と(独)海洋研究開発機構(JAMSTEC)が日本のデータ品質管理を担い、高精度なアルゴフロートデータの提供に貢献しています。
第1回アルゴユーザーミーティングに 引き続き、 第2回アルゴユーザーミーティングでは、関心の高かったアルゴフロートのデータに焦点を当て、データ品質管理手法や最新のデータセット情報について紹介が ありました。 国内外のデータに関する情報、動向や、ユーザー側からの要望、質問などについて議論されました。 また、各研究者の研究ニーズを満たし、かつ全球アルゴ観測網に貢献するための、科研費等によるフロート購入・展開の方法について紹介がありました。

Q&Aでは、実際のアルゴフロートやデータ活用に関する、ユーザーにとって実践的な情報が多く含まれております。ミーティング中のQ&Aを資料にまとめましたので第2回アルゴユーザーミーティングQ&A集をご覧ください(第1回アルゴユーザーミーティングQ&A集はこちら)。



プログラム

*()は発表者(敬称略)
* 発表資料はすべてPDFです。

13:00~13:10開会、趣旨説明
13:10~13:401.アルゴデータの歴史(東京海洋大:岩坂 直人)資料
13:40~14:202.アルゴデータ品質管理:品質管理の解説や新フォーマットの概要(気象庁:佐々木 勇一、JAMSTEC:佐藤 佳奈子)資料
14:20~15:003.アルゴデータセット紹介:Advanced automatic QC (AQC) Argo Data データセット(JAMSTEC:佐藤 佳奈子)資料
15:00~15:20休憩
15:20~15:304.科研費等でアルゴフロートを購入する事例紹介(JAMSTEC:細田 滋毅)資料
15:30~15:505.各国のアルゴ格子化データ(水温・塩分)紹介(JAMSTEC:細田 滋毅)資料
15:50~16:106.気象庁によるアルゴフロートデータを利用した解析結果の紹介(気象庁:谷 政信)資料
16:10~16:307.生物・化学分野からのデータ活用方法と要望(東大大気海洋研:塩崎 拓平)資料
16:30~17:008.相談会・質問コーナー
17:00~17:30閉会挨拶(世話人:岩坂 直人)
17:30~19:30懇親会(東京海洋大生協・マリンカフェ)