
MIxed Layer data set of Argo, Grid Point Value
JAMSTECではArgoフロートの水温・塩分データを用いて全球格子化混合層データセットを作成しています。本ページは解析で得られた全球格子化混合層データセット「MILA GPV」を提供します。
[ 重要なお知らせ(2023年6月7日)]
2023年6月1日時点でGDACで公開されているArgoプロファイルを用いて2012~2022年のMILA GPV DMを更新し、公開しました。
[ 重要なお知らせ(2022年9月4日)]
主にreal time QC済みデータを用いて算出してきたこれまでのデータセット(以下、Near Real Time(NRT)と呼ぶ)に加えて、時間をおいてDelayed Mode QC済みデータを含めた再計算したデータセット(以下、Delayed Mode(DM)と呼ぶ)を公開します。DMは年に1度の更新とし、そのときにGlobal Data Assembly Centerで公開されている全てのArgoデータを用いてDMで公開している全期間を再計算します。このため、NRTに比べてDelayed Mode QC済みデータを多く用いたデータセットです。詳細は下記の資料概要をご確認ください。
[ 重要なお知らせ(2021年9月17日)]
ここ数年で投入されたArgoフロートに搭載されているCTDセンサーにおいて通常よりも高頻度で大きな高塩分ドリフトが発生していることに伴い、再計算を実施しました。再計算期間等の詳細はこちらの資料をご覧ください。2021年9月17日以前にMILA GPVデータをダウンロードした方はデータファイルの再ダウンロードを推奨します。
データセットについて
- 提供データ
- 混合層深度、混合層水温、混合層塩分、混合層密度を、表層10dbarの水温・密度値との差を利用して以下のように定義しました。
- 混合層特性(混合層定義: Δσθ=0.03kg/m3の等密度層深度、 ΔT=0.2°C等温度層深度のどちらか浅い方)
- 混合層特性(混合層定義: Δσθ=0.125kg/m3の等密度層深度、ΔT=0.5°C等温度層深度のどちらか浅い方)
- 等温度層特性(等温度層定義: ΔT=0.2°C)
- 等密度層特性(等密度層定義: Δσθ=0.03kg/m3)
- 等温度層特性(等温度層定義: ΔT=0.5°C)
- 等密度層特性(等密度層定義: Δσθ=0.125kg/m3)
- データ使用について
- データのご利用は原則自由ですが、発表等で引用を行う際は出典名を明示して下さい。
- 無断転載,再配布,改変,商業的利用等を禁じます。
- 掲載情報の正確性については万全を期していますが、利用者がこれらの情報を利用することによって生じたいかなる損失等について、何ら責任を負うものではありません。
- Citation: Shigeki Hosoda (2010) MIxed Layer data set of Argo, Grid Point Value. JAMSTEC. doi:10.17596/0000105
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