05:00 起床
気温21.4℃、気圧1008hPa、風速7.6m/sec、水温23.0℃。天候曇り。
本日も涼しそう。
06:00 ラジオゾンデ放球
06:30 セジメントトラップ係留準備
MWJ T森くんの指示でガラスフロート運搬、接続、ワイヤー準備。朝飯前の仕事だが、係留作業に慣れない研究者には重労働。
08:30 セジメントトラップ設置作業
今年からKEOブイのそばで観測を実施。NOAAブイの気象・海象データとセジメントトラップデータを連動させて解析、栄養塩の供給メカニズム、中でもエアロゾルの供給による生物地球化学の変化を見るのが主目的。
セジメントトラップは水深約5000m一層にのみ設置。従って係留系長さは全長約1000m。
08:48 セジメントトラップ着水
09:38 最後のガラスフロート群着水
T森くんの指示で研究者がガラスフロート運搬、接続、ワイヤー準備。来年以降の人員削減を考え研究者も係留系作業ができるように。”オオトリ”のシンカー接続部は自分が担当。
09:42 シンカーレッコ
10:20 着底確認。水深5770m。位置出し作業開始(SSBL、Super Short Base LIneの略、にて10分間トラッキングして位置出し)
10:33 トランスデューサーを吊り降ろしてDisable (Sleep)コマンド送信。
10:47 終了。とりあえず新しい観測がスタート。
これにてNOAA, JAMSTECの全ての係留系作業終了。
10:50 CTD/採水 1回目 2000mキャスト
12:00 ラジオゾンデ放球
13:30 CTD/採水 2回目 300mキャスト
大雨の中の採水。甲板員がはって下さったブルーシートテント”さまさま”である。今回は採水のみならず、ボトルの準備、ボトルの片付け、表面採水までお手伝い。長い間、ご無沙汰していた仕事を経験。大変良い勉強になりました。
15:00 ラジオゾンデ放球
15:00 プランクトンネット
1回目 300mキャスト
2回目 300mキャスト
17:00 漂流ブイ投入
本日は3個。前回のものを含めて計6個。キースが繋船甲板からレッコ。後2個投入予定。
17:00 自分はエアロゾルフィルターの交換。
これにてKEOサイトでの観測終了。
本船はJKEOサイトに向かう。ただし海況、そして帰路のことも考慮し、KEOサイトに向かって行けるところまで北上する。
18:00 ラジオゾンデ放球
今晩01:00から2時間おきにゾンデ放球とのこと。
夜、係留系関係者で打ち上げ(本航海。夜の観測が無いせいか、ビールの消費量が速い)
明日からはクルーズレポート、メタデートの作成、陸揚げ準備を開始する。