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浮遊性有孔虫データベース
Berggrenia pumilio (PARKER)
読み
ベルグレニア・プミリオ
和名
バーグレンウキダマ
分類
FORAMINIFERA - グロボタラメア綱 - ロタリイダ目
特徴
バーグレンウキダマのタイプ種である。殻は小型で、低いトロコイド状旋回である。最終旋回の房室は5.5~7室で、表面には棘(spine)を持たず、比較的平滑で,微小の壁孔が螺旋面の縫合線付近に多く分布する。
殻は亜球形.主口孔は薄いリム状のリップをもち、臍側~臍外部で低いアーチ状となる。殻は薄く、殻表面とくに螺旋面の縫合線に近い部分に不規則な壁孔を有する。最終室が矮小化する型(kummerform)がよく見られる。殻の最大長径は約0.15mmと極めて小さい。
バーグレンウキダマの“バーグレン”は著名な有孔虫研究者であるProf. Berggren A. William(人名)が由来。