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浮遊性有孔虫データベース
Globigerinoides elongatus (d’ORBIGNY)
読み
グロビゲリノイデス・エロンガートゥス
分類
FORAMINIFERA - グロボタラメア綱 - ロタリイダ目 - グロビゲリニダ亜目 - グロビゲリノイデア上科 - グロビゲリニダエ科 - アナウキダマ属
時代
現生
特徴
最終旋回は3室で形成されることからアナウキダマによく似るが、房室が成長後期にやや押しつぶされた形状になること、トロコイド状旋回の巻きが高いことで特徴付けられる。主口孔はアナウキダマよりやや狭い傾向にある。殻の最大長径は約600μm。他のアナウキダマ属と同様に赤道〜中緯度に広く分布し、特に亜熱帯域に多いが、アナウキダマと比較するとやや低い水温を好むとされる。渦鞭毛藻の共生藻をもつ。
種名の変更履歴
Globigerinoides pyramidalis (van DEN BROECK), 1876
生きている姿
コラム、まめ知識など
熱帯から温帯域に幅広く産出する種です。従来はアナウキダマと同種として扱われてきましたが、分子生物学的研究により、遺伝的に異なることが明らかとなっています。