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浮遊性有孔虫データベース
Globorotaloides hexagonus (NATLAND)
読み
グロボロタロイデス・ヘキサゴヌス
和名
マキウキダマモドキ
分類
FORAMINIFERA - グロボタラメア綱 - ロタリイダ目 - グロビゲリニダ亜目 - グロボロタリオイデア上科 - グロボロタリイダエ科 - マキウキダマモドキ属
特徴
マキウキダマモドキのタイプ種である。殻はトロコイド状旋回で、巻きの高さは低い。旋回面はほぼ平坦か、初期殻側がすり鉢状に凹むことがある。房室の形状は平たい球形で、臍面側でより膨らみをもつ。最終旋回の房室は6室からなる。殻の表面は蜂の巣状の壁孔が分布する。種小名の“ヘキサゴヌス“は、この壁孔の六角形の形(ヘキサゴン)が由来。殻の最大径は0.7mm。低緯度に低頻度で産出する。
種名の変更履歴
Globorotaloides hexagona (Natland)
電子顕微鏡写真
スケール:100μm
スケール:10μm
コラム、まめ知識など
和名であるマキウキダマモドキの由来は、マキウキダマに似ている(モドキ)からきています。種名の-oidesはモドキ、の意味合いがあります。
この標本は、赤道付近(オントンジャワ海台)の海底堆積物から得られたものです。