Globigerinita uvula (EHRENBERG)
グロビゲリニタ・ウヴラ Globigerinita uvula
殻は小型で、高いトロコイド状旋回である。最終旋回は3~4つの房室をもつ。房室は球形で主口孔は臍部に配置する。成体では主口孔は疱状板またはドーム状に膨らんだ最終室で覆い隠される場合がある。殻表面には小突起が分布するが、光学顕微鏡下では殻表面はなめらかで光沢があり、透明に見える。殻の最大長径は約0.1mm。太平洋全域、亜寒帯域を中心に熱帯まで広く産出する。 生体はペラゴ藻を共生藻に持つ。
読み
グロビゲリニタ・ウヴラ
分類
FORAMINIFERA - グロボタラメア綱 - ロタリイダ目 - グロビゲリニダ亜目 - キャンデイノイデア上科 - キャンデイニダエ科 - テリウキダマ属
時代
現生
特徴
殻は小型で、高いトロコイド状旋回である。最終旋回は3~4つの房室をもつ。房室は球形で主口孔は臍部に配置する。成体では主口孔は疱状板またはドーム状に膨らんだ最終室で覆い隠される場合がある。殻表面には小突起が分布するが、光学顕微鏡下では殻表面はなめらかで光沢があり、透明に見える。殻の最大長径は約0.1mm。太平洋全域、亜寒帯域を中心に熱帯まで広く産出する。 生体はペラゴ藻を共生藻に持つ。
サンプリング情報
産地: 北太平洋 [160度00分,47度00分]
電子顕微鏡写真
スケール:50μm
グロビゲリニタ・ウヴラ Globigerinita uvula スケール:50μm
側面
グロビゲリニタ・ウヴラ Globigerinita uvula スケール:50μm
側面
スケール:10μm
グロビゲリニタ・ウヴラ Globigerinita uvula スケール:10μm
表面構造
コラム、まめ知識など
テリウキダマに似ていますが、旋回軸方向に高く伸びていることが異なります。北太平洋亜寒帯域に年間を通して産出します。