ページの先頭

浮遊性有孔虫データベース
Turborotalita clarkei (RÖGL & BOLLI)
読み
タルボロタリタ・クラーケイ
分類
FORAMINIFERA - グロボタラメア綱 - ロタリイダ目 - グロビゲリニダ亜目 - グロビゲリノイデア上科 - グロビゲリニダエ科 - コウキダマ属
特徴
殻は低いトロコイド状旋回で、最終旋回は4.5〜5室からなる。殻の最大長径は約150 μmと、現生浮遊性有孔虫の中でも最小クラスである。T. quinquelobaによく似るが、より小型であり、かつ殻表面に比較的大きな窪み(ポア)がみられることで区別できる。主口孔は臍部の中央から、側面方向に開口する。成長の後期に厚く石灰化する。熱帯〜亜熱帯に出現するが、その生態はよくわかっていない。
種名の変更履歴
Berggrenia clarkei (RÖGL & BOLLI), 1973
電子顕微鏡写真
スケール:20μm
スケール:10μm
コラム、まめ知識など
小さいうえに、なかなかレアな種であります。見つけたらぜひご連絡ください。お待ちしています。