Turborotalita humilis (BRADY)
タルボロタリタ・ヒューミリス Turborotalita humilis
コウキダマ属のタイプ種である。小型で、低いトロコイド状に配列した4.5〜7室の卵形の房室からなり、最終螺旋は6〜8室からなる場合がある。成体では、最終室が舌状に臍部へ張り出すのが特徴である。最終室が臍部を完全に埋める場合もある。成長の最後期には厚く石灰化することがある。殻の最大長径は約0.26mm。熱帯〜亜熱帯に生息し、共生藻としてペラゴ藻をもつ。細胞質は黄緑色を呈する。
読み
タルボロタリタ・ヒューミリス
和名
コウキダマ
分類
FORAMINIFERA - グロボタラメア綱 - ロタリイダ目 - グロビゲリニダ亜目 - グロビゲリノイデア上科 - グロビゲリニダエ科 - コウキダマ属
特徴
コウキダマ属のタイプ種である。小型で、低いトロコイド状に配列した4.5〜7室の卵形の房室からなり、最終螺旋は6〜8室からなる場合がある。成体では、最終室が舌状に臍部へ張り出すのが特徴である。最終室が臍部を完全に埋める場合もある。成長の最後期には厚く石灰化することがある。殻の最大長径は約0.26mm。熱帯〜亜熱帯に生息し、共生藻としてペラゴ藻をもつ。細胞質は黄緑色を呈する。
種名の変更履歴
Turborotalita cristata (HERON-ALLEN & EARLAND), 1929
電子顕微鏡写真
スケール:50μm
タルボロタリタ・ヒューミリス Turborotalita humilis スケール:50μm
螺旋面
タルボロタリタ・ヒューミリス Turborotalita humilis スケール:50μm
臍側面
タルボロタリタ・ヒューミリス Turborotalita humilis スケール:50μm
側面
コラム、まめ知識など
コウキダマはその名の通り、小さい(小)です。顕微鏡下では、「有孔虫のこどもかも?」と思いますが、成体でこのおおきさです。じっくり観察すれば、見えてくるかもしれませんよ?!