第3回 HPCI戦略プログラム 分野3シンポジウム 防災・減災に資する地球変動予測
シンポジウム開催報告

多数のご来場、誠にありがとうございました。

 平成25年11月27日(水)イイノカンファレンスセンター(東京都:千代田区)において「第3回 HPCI戦略プログラム 分野3シンポジウム ~スーパーコンピュータによる防災・減災に資する地球科学~」を開催致しました。 共用開始からおよそ1年が経過した、「京コンピュータ」をより効果的に活用するために進めてきた研究開発の取り組み状況と、今後「京コンピュータ」を用いる事によって期待される国民生活、社会経済への寄与について、国民の理解を高め、将来に向けて支援・協力をいただく事を目的とした講演が行われました。
講演の最後には「将来の地球科学を担うスーパーコンピュータ」と題して、パネルディスカッションを行い、今後の地球科学におけるスーパーコンピュータの必要性や、地球科学の計算において必要とされる性能についてなど、幅広くディスカッションを行いました。 一般の関心が大変高い「気象/気候・地震/津波」課題の講演が続き、熱心にメモを取り聴講する姿が多く見受けられるシンポジウムとなりました。

プログラム「講演概要」
※講演概要をクリックすると各講演概要がご覧になれます。
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13:00-13:10 開会挨拶
         白山 義久 (海洋研究開発機構 理事)
13:10-13:20 来賓挨拶
         川口 悦生 文部科学省 計算科学技術推進室長
13:20-14:00 全球雲解像モデルNICAMによる延長予報・将来台風予測計算
         佐藤 正樹 (東京大学大気海洋研究所 教授)
14:00-14:40 超高精度メソスケール気象予測の実証
         ―豪雨・竜巻の実験結果 防災情報の高度化をめざして―

         瀬古 弘(気象庁気象研究所 室長)
14:40-15:00 休憩
15:00-15:40  将来の防災減災にむけた統合地震シミュレーターの役割
         金田 義行(海洋研究開発機構 地震津波・防災研究プロジェクトリーダー)
15:40-16:20  京で挑む、東北地方太平洋沖地震の再現、そして南海トラフ地震の予測
         古村 孝志(東京大学大学院情報学環 教授)
16:20-16:30 休憩
16:30-17:30 パネルディスカッション:
        「将来の地球科学を担うコンピュータ」
      モデレーター:
         渡邉 國彦(海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター長)
       パネリスト:
         木本 昌秀(東京大学大気海洋研究所 副所長)
         斉藤 和雄(気象庁気象研究所 部長)
         佐藤 正樹(東京大学大気海洋研究所 教授)
         金田 義行(海洋研究開発機構 地震津波・防災研究プロジェクトリーダー)
         古村 孝志(東京大学 大学院情報学環 教授)
         有川 太郎(港湾空港技術研究所 上席研究員)
17:30-17:40 閉会挨拶
         今脇 資郎(海洋研究開発機構 地球情報研究センター長)



シンポジウム風景

白山義久理事
白山義久理事による開会のご挨拶

川口悦生室長
来賓の川口悦生室長のご挨拶

佐藤正樹教授
佐藤正樹教授の講演

瀬古弘室長
瀬古弘室長の講演

金田義行PL
金田義行PLの講演

古村孝志教授
古村孝志教授の講演

会場の様子
会場の様子

パネルディスカッションの模様
パネルディスカッションの模様

渡邉國彦センター長
モデレーターの渡邉國彦センター長
今脇資郎センター長
今脇資郎センター長による閉会のご挨拶
配布物

チラシ  チラシ
     チラシ(PDFファイル)