募集職種 | ポストドクトラル研究員 1名 (AGP22-011) |
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募集対象部署 | 地球環境部門 地球表層システム研究センター 物質循環・人間圏研究グループ |
募集内容 | 海洋研究開発機構(以下JAMSTEC)地球環境部門 地球表層システム研究センター 物質循環・人間圏研究グループでは、このたび下記の要領で、環境省環境研究総合推進費2-2201課題「燃焼起源SLCF(*)の東アジア国別排出量の迅速把握と方法論構築」のサブテーマ1「野外・衛星観測とデータ同化を用いた国別排出量の迅速推計(2022年度〜2024年度 代表:金谷 有剛)」に従事するポストドクトラル研究員を1名募集します。 (*) SLCF= 短寿命気候強制因子のことで、大気汚染物質やメタンなど、大気中の滞在時間が20年以下と短く、気候に影響する物質のこと。 【研究内容】 上記課題に関連した、ブラックカーボン(BC)や窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)などの燃焼過程によるアジア各国からの排出量推定の精度向上に関わる研究。IPCCのSLCFインベントリ方法論の策定や北極評議会での取り組み等へ向けた、科学的知見の提供を目指します。 以下の研究トピックの中から1つ、もしくは複数を実施することが望まれます。 ・航空機観測EMeRGe-Asiaや、長崎県・福江島での地上観測などから得られた濃度データと、数値モデルとを統合した、排出量の迅速な評価に関する研究 ・新しい衛星TROPOMIやGEMSなどによる大気組成の観測データを利用した排出量評価や大気化学過程に関する研究 ・排出削減に関する社会経済的な分析に結びつけるための科学的知見の情報化 ※自主的な解析を行っていただきますが、以下の観測・モデルシミュレーションデータやツール等を利用することができます。その際に、関連したアドバイスを十分に受けることができます。 ドイツ航空機観測EMeRGe-Asiaのデータ、福江島等リモート地点での長期観測データ、TROPOMIやGEMSなどの衛星データ、ボトムアップ型排出インベントリデータ、データ同化から得られた大気再解析データ、WRF/ChemやCHASERなど地域スケール・全球スケールの大気化学輸送シミュレーションデータやモデルシステムなど。 【関連する専門分野】 大気化学、環境科学、物質循環学、リモートセンシング学、社会工学、地球物理学、気候科学、気象学、など |
職種 |
ポストドクトラル研究員:上長の指示の下に当課題が認めた自らの研究課題を自主的に遂行し、自らの研究資質を向上させることが期待される職 ※雇用期間中に組織改編等行われた場合は、配属先が変わる場合があります。 |
応募資格 | 【学歴】 関連分野の博士号取得者(採用日までに取得見込みの者を含む。) 博士号を取得した年度の末日から採用までが5年以内であること。 (2017年4月以降に学位を取得した者) |
勤務地 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 横浜研究所 神奈川県横浜市金沢区昭和町3173番25 ※受動喫煙防止措置:敷地内禁煙(屋外に喫煙場所あり)、喫煙可能区域での業務なし |
採用形態 | 【募集人数】 1名 【雇用形態】 任期制職員 【勤務時間】 裁量労働制 【雇用期間】 2022年10月1日〜2023年3月31日(2025年3月31日まで更新可) ※雇用開始日は応相談 ※1回の雇用期間を1事業年度とし、本課題の進捗状況と勤務実績等により契約更新を可能とします。 ※上記雇用期間については、本課題の予算の状況により変更する場合があります。 ※当機構の規程に基づき、事業年度中に65歳に達する時は当該事業年度末日をもって雇用契約を終了といたします。本期日については、今後変更する場合があります。 ※定年制職員への移行審査資格はありません。 |
給与 | 年俸制(1/12を月々支給) 【参考年俸】 525万円 ※昇給はありません。 ※賞与および退職金は年俸に含まれます。 |
福利厚生 | (1)規程に基づき赴任旅費を支給します。 (2)通勤手当を支給します。 (3)各種保険(健康保険、厚生年金保険、企業年金基金、雇用保険、労災保険等)を完備しています。 (4)職員等の相互扶助及び福利厚生の増進を図るための共済会制度があります。 (5)民間賃貸住宅の社宅貸与制度は対象外となります。 (6)土日祝祭日・年末年始・年次有給休暇・特別有給休暇を休日及び休暇とします。介護休業・育児休業等の制度があります。 |
応募書類及び提出方法 | (1)履歴書 ※様式自由 ※連絡先Eメールアドレス記載 ※推薦者の連絡先1件を記載(応募者が書類選考を通過した場合、推薦者から直接当機構宛に、推薦書を送付していただきます。) ※当機構役職員(招聘を含む)は推薦者として認められません。 (2)これまでに行ってきた研究の要約 1枚 (3)本課題における研究計画 1枚 (4)研究業績並びにこれまで受けた競争的資金リスト ※論文は、レフェリー制のあるジャーナルとその他の研究、学術出版物に分けること。 ※DOIコードが付与されている場合は記載 ※科学研究費補助金、科学技術振興機構からの受託研究費なども記載 ※競争的資金を受けたことが無い場合は、「競争的資金該当なし」と記載 (5)主要論文 2編以内 すべての書類をPDFファイルに変換して、下記URLからアップロードしてください。 https://recruit.jobcan.jp/jamstec/entry/new/1071629 |
選考 | 書類選考通過者に面接を行い、採用を決定します。 ※原則としてZoom等を利用したオンラインにより面接を実施します。 |
応募締切 | 2022年7月8日(金) 13時 (日本時間/JST)必着 ※応募状況によっては、募集期間を延長することがあります。 |
お問い合わせ先 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 人事部 人事任用課 採用担当 TEL 045-778-5788 Eメール: recruit-app[at]jamstec.go.jp ※Eメールによるお問い合わせの際は、[at]をアットマークに変え、件名を「ESS AGP22-011 公募について」としてください。 |
注意事項 | (1)提出書類は厳正に管理します。また、お預かりする個人情報は、採用選考並びに採用内定もしくは着任後の人事管理等の目的のみに使用し、他の目的では一切使用いたしません。 (2)採用内定時に健康診断書を提出していただきます。 (3)応募後に辞退される場合は、上記問い合わせ先までご連絡ください。 (4)上記各条件は、公募開始時点におけるものです。 (5)日本語を母国語としない場合、業務時の使用言語は英語です。 |
多様性への取り組み | 多様な価値観による優れた研究開発成果と科学技術イノベーションの創出を目指して、JAMSTECでは、男女共同参画を踏まえた女性の積極的採用にとどまらず、国籍や人種、性別、性自認、年齢、障がいの有無などに関わりなく個性が尊重される就労環境の実現を見据えた採用活動に取り組んでいます。 さらに多様性に対応する時短勤務や裁量労働など、柔軟な働き方や環境整備を推進して参ります。 |