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採用情報

募集職種 特任研究員、特任准研究員もしくはポストドクトラル研究員 (AGM25-025)
募集部署 地球環境部門 地球表層システム研究センター 海洋生態系研究グループ
募集内容 募集部署では、科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業 CREST 「気候変動に伴う低次栄養段階生物の応答と炭素吸収能の評価(2024年度〜2029年度 研究代表者:相田(野口) 真希)」に従事する特任研究員、特任准研究員、もしくはポストドクトラル研究員1名を下記要領で募集いたします。
当課題では、温暖化や海洋酸性化などの複合的な環境変化に対する生物応答を評価し、海洋の炭素吸収能について数値モデルを用いて将来予測を実施します。

【研究内容】            
(採用直後)
温暖化や海洋酸性化が低次栄養段階生物(プランクトン)および生物炭素ポンプに及ぼす影響の解明と将来予測のため、実海域観測や室内実験で得られた知見を数値モデルに反映させ、酸性化の影響を考慮した高解像度の動的環境適応モデルの開発・高度化を進めます。
さらに日本近海から外洋域、全球スケールに至るまで統合的な検証を行い、海洋の炭素吸収能に関する将来予測実験を実施し、CO2排出シナリオに基づくシミュレーションを通じて、環境変化に対する海洋生態系の応答の可能性を評価します。
(1)動的環境適適応モデルの改良・高度化
(2)気候変化に伴う海洋生態系・物質循環の変化を評価するためのHind-cast実験
(3)CO2排出シナリオに基づく将来予測シミュレーション実験および国際的なモデル間相互比較解析

当課題の詳細はこちら
https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/research_area/bunya2023-2.html

(変更の範囲)
機構の定める業務

【関連する専門分野】
地球環境科学、生物地球化学、水産科学、海洋物理学、海洋化学、気候科学、計算科学、など
職種とキャリア 【職種】
研究職(サイエンス):主に研究開発に関わる理論、観測、実験に基づく基盤的、独創的または先進的な研究による業績が期待される職
研究職(テクノロジー):主に研究開発に関わる基盤的、独創的または先進的な技術開発及びそれらによる研究による業績が期待される職

【キャリア】
特任研究員
当課題への貢献のため、自立した研究者として研究・技術開発を行い、主著論文や技術革新を中心とした成果を創出する。

【職種】
准研究職
研究開発に関わる基盤的または包括的な技術改良、その高度な技術の維持及び高度化並びにそれらを通じた研究の推進が期待される職

【キャリア】
特任准研究員
研究開発に関する基盤的な技術の運用の専任者として、研究開発課題の推進に貢献する。

※職種およびキャリアは、採用時に決定いたします。

【職種】
ポストドクトラル研究員
上長の指示の下に当課題が認めた自らの研究課題を自主的に遂行し、自らの研究資質を向上させることが期待される職
応募資格 【学歴】
特任研究員
当該研究もしくは技術開発に関連する分野の博士号取得者

特任准研究員
関連する専⾨分野の修⼠課程修了以上、またはこれと同等の能力、実務経験を有する者

ポストドクトラル研究員
関連分野の博⼠号取得者(採用日までに取得見込みの者を含む。)
博士号を取得した年度の末日から採用までが5年以内であること。
(2020年4月以降に学位を取得した者)

海洋大循環モデル、海洋生態系モデル、海洋物質循環モデリングに関する研究開発の経験があることが望ましい。
勤務地 (採用直後)
国立研究開発法人海洋研究開発機構
横須賀本部 神奈川県横須賀市夏島町2番地15
※受動喫煙防止措置:敷地内禁煙(屋外に喫煙場所あり)、喫煙可能区域での業務なし

(変更の範囲)
機構の定める場所(在宅勤務を行う場所を含む)
採用形態 【募集人数】 1名
【雇用形態】 任期制職員
【勤務時間】 専門業務型裁量労働制
※始業及び終業を始めとする、時間配分の決定及び業務遂行の方法(在宅勤務等を含む)は、勤務者の裁量に委ねられます。

※雇用開始日は応相談
※1回の雇用期間を1事業年度とし、当課題の進捗状況と勤務実績等により契約更新を可能とします。
※下記雇用期間については、当課題の予算の状況により変更する場合があります。
※事業年度中に65歳に達する時は当該事業年度末日をもって雇用契約を終了といたします。本期日については、今後変更する場合があります。
※科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律第15条の2の適用を受ける職種です。
※定年制職員への移行審査資格はありません。

【雇用期間】 
特任研究員・特任准研究員:2026年3月1日〜2026年3月31日(2030年3月31日まで更新可)

ポストドクトラル研究員:2026年3月1日〜2026年3月31日(2028年3月31日まで更新可)
給与 年俸制(1/12を月々支給)
※経験・能力などを考慮の上、決定いたします。
※賞与および退職金は年俸に含まれます。

【参考年俸】
特任研究員:670万円〜710万円程度

特任准研究員:560万円〜680万円程度

ポストドクトラル研究員:440万円〜560万円
※昇給はありません。
福利厚生 (1)赴任旅費を支給します。
(2)通勤手当を支給します。
(3)各種保険(健康保険、厚生年金保険、企業年金基金、雇用保険、労災保険等)を完備しています。
(4)職員等の相互扶助及び福利厚生の増進を図るための共済会制度があります。
(5)特任研究員および特任准研究員は、民間賃貸住宅の社宅貸与制度があります。(収入等の基準あり)
ポストドクトラル研究員は、民間賃貸住宅の社宅貸与制度の対象外となります。
(6)土日祝祭日・年末年始・年次有給休暇・特別有給休暇を休日及び休暇とします。介護休業・育児休業等の制度があります。
応募書類及び提出方法 【応募書類】
※職種により応募書類が異なりますのでご留意ください。

特任研究員
(1)履歴書
※様式自由
※連絡先Eメールアドレス記載
(2)これまでに行ってきた研究の要約 1枚
(3)当課題における研究計画 1枚
(4)研究業績並びにこれまで受けた競争的資金リスト
※論文は、レフェリー制のあるジャーナルとその他の研究、学術出版物に分けること。
※DOIコードが付与されている場合は記載
※科学研究費補助金、科学技術振興機構からの受託研究費なども記載
※競争的資金を受けたことが無い場合は、「競争的資金該当なし」と記載
(5)主要論文 2編以内
(6)推薦書 2通
※2名の推薦者からの署名入り、PDF形式に変換した推薦書を各1通
※本機構役職員は推薦者として認められません。

応募書類(6)は、各推薦者より下記採用担当アドレス宛に、Eメール添付にて締切までにお送りください。
recruit-app[at]jamstec.go.jp
※[at]をアットマークに変え、件名を「ESS AGM25-025 応募者名」としてください。

特任准研究員
(1)履歴書
※様式自由
※連絡先Eメールアドレス記載
(2)職務経歴書
※様式自由 これまで経験してきた研究・技術開発等の実績を含めて記載
(3)当課題における研究計画 1枚

以下は任意で提出
・研究業績並びにこれまで受けた競争的資金リスト
※論文は、レフェリー制のあるジャーナルとその他の研究、学術出版物に分けること。
※DOIコードが付与されている場合は記載
※科学研究費補助金、科学技術振興機構からの受託研究費なども記載
・主要論文 2編以内

ポストドクトラル研究員
(1)履歴書 
※様式自由
※連絡先Eメールアドレス記載
※推薦者の連絡先1件を記載(応募者が書類選考を通過した場合、推薦者から直接本機構宛に、推薦書を送付していただきます。)
※本機構役職員は推薦者として認められません。
(2)これまでに行ってきた研究の要約 1枚
(3)当課題における研究計画 1枚
(4)研究業績並びにこれまで受けた競争的資金リスト
※論文は、レフェリー制のあるジャーナルとその他の研究、学術出版物に分けること。
※DOIコードが付与されている場合は記載
※科学研究費補助金、科学技術振興機構からの受託研究費なども記載
※競争的資金を受けたことが無い場合は、「競争的資金該当なし」と記載
(5)主要論文 2編以内

【提出方法】
応募書類(1)〜(5)はすべてPDFファイルに変換して、下記URLからアップロードしてください。
https://recruit.jobcan.jp/jamstec/entry/new/2191926
選考 書類選考通過者に面接を行い、採用を決定します。
※原則としてオンラインにて面接を実施します。
応募締切 2025年11月16日(日) 23時59分 (日本時間/JST)必着
※応募状況によっては、募集期間を延長することがあります。
お問い合わせ先 国立研究開発法人海洋研究開発機構
管理部門人事部人事任用課 採用担当
Eメール: recruit-app[at]jamstec.go.jp
※[at]をアットマークに変え、件名を「ESS AGM25-025 公募について」としてください。
注意事項 (1)提出書類は厳正に管理します。また、お預かりする個人情報は、採用選考並びに採用内定もしくは着任後の人事管理等の目的のみに使用し、他の目的では一切使用いたしません。
(2)採用内定時に健康診断書を提出していただきます。
(3)応募後に辞退される場合は、上記問い合わせ先までご連絡ください。
(4)上記各条件は、公募開始時点におけるものです。
(5)日本語を母国語としない場合、業務時の使用言語は英語です。
多様性への取り組み 多様な価値観による優れた研究開発成果と科学技術イノベーションの創出を目指して、JAMSTECでは、男女共同参画を踏まえた女性の積極的採用にとどまらず、国籍や人種、性別、性自認、年齢、障がいの有無などに関わりなく個性が尊重される就労環境の実現を見据えた採用活動に取り組んでいます。
さらに多様性に対応する時短勤務や裁量労働など、柔軟な働き方や環境整備を推進して参ります。
具体的な取り組みは、下記からもご確認ください。
https://www.jamstec.go.jp/j/about/gender_equality/