2013年 8月 9日
独立行政法人海洋研究開発機構
独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦)は、地球シミュレータを活用したこれまでの研究成果と今後の展望について、広く皆様に理解していただくことを目的に下記のとおりシンポジウムを開催します。
地球シミュレータは、2002年3月に、地球温暖化を始めとする気候変動の解析・将来予測、地震や地球内部変動の解明などの人類的課題に挑戦できる「世界最速のスーパーコンピュータ」として運用を開始しました。その後は、地球科学分野に加えて、先進創出分野(ナノテクノロジーや生命科学など)、そして産業利用(自動車、鉄道、建設など)といった広範囲にわたる分野で活用されており、日本のシミュレーション科学を世界トップレベルへ発展させる原動力となりました。そして現在、地球シミュレータによる情報及びその成果は、研究利用のみならず、社会の安全や、日本の産業・経済の発展を支える重要な基盤として、その需要が高まっています。
今回のシンポジウムでは、地球シミュレータを利用した最新の気候変動や地球内部変動の研究成果の紹介、今後の計算科学の新たな可能性についての講演、そして、地球シミュレータのさらなる社会・未来・安心への貢献についてパネルディスカッションやパネル展示を実施いたします。
記
1. 日時 | : | 平成25年9月12日(木)13:00~17:30(12:00開場) |
2. テーマ | : | さらなる社会・未来・安心への貢献をめざして |
3. 会場 | : | 秋葉原コンベンションホール(別紙1参照) 千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル2F(定員300名) |
4. 主催 | : | 独立行政法人海洋研究開発機構 |
5. 後援 | : | 文部科学省 |
6. プログラム | : | 別紙2参照 |
7. 申込 | : |
一般の方は、ウェブでお申込みいただくか、郵送でお申込み下さい。 ウェブ:http://www.jamstec.go.jp/esc/sympo2013/(8月9日より募集開始) ・郵送の場合の申し込み先: 〒236-0001 神奈川県横浜市金沢区昭和町3173-25 海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター シンポジウム係宛 ・電 話:045-778-5861、FAX: 045-778-5491 ・報道関係の方については、会場スペースの関係上、事前に人数、テレビカメラの有無などについてお知らせください。 なお、社章(腕章)・社員証を忘れずに持参してください。 取材申し込み締め切り: 9月6(金)17時まで 取材申し込み先:海洋研究開発機構 経営企画部 報道室 TEL:046-867-9198 申し込み:FAXもしくはメール FAX:046-867-9195 、メール:press@jamstec.go.jp |
別紙1
別紙2
12:00 | 開 場 受付開始 |
13:00-13:05 | 開会の辞 平 朝彦 ( 海洋研究開発機構 理事長) |
13:05-13:10 | 来賓挨拶 (文部科学省) |
13:10-13:50 | 講演1:「気候変動予測と地球シミュレータ」 木本 昌秀 (東京大学大気海洋研究所 副所長) |
13:50-14:30 | 講演2:「データ同化によるシミュレーションと観測の融合」 石川 洋一 (海洋研究開発機構 地球情報研究センター データ技術開発運用部 データ統融合・付加価値グループリーダー) |
14:30-14:50 | 休 憩 |
14:50-15:30 | 講演3:「ビッグデータと統計学をつなぐもの」 樋口 知之 (情報・システム研究機構 統計数理研究所 所長) |
15:30-16:10 | 講演4:「先進的地震津波シミュレーションの進捗」 金田 義行 (海洋研究開発機構 地震津波・防災研究プロジェクトリーダー) |
16:10-16:25 | 休 憩 |
16:25-17:25 | パネルディスカッション: これからの地球科学における「地球シミュレータ」の役割 司会 渡邉 國彦(海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター長) パネリスト 新野 宏 (東京大学大気海洋研究所 所長/日本気象学会 理事長) 金田 義行(海洋研究開発機構 地震津波・防災研究プロジェクトリーダー) 鳥海 光弘(海洋研究開発機構 地球内部ダイナミクス領域長) 深澤 理郎(海洋研究開発機構 地球環境変動領域長) 木村 富士男(海洋研究開発機構 地球環境変動領域 次世代モデル研究プログラムディレクター) |
17:25-17:30 | 閉会の辞 渡邉 國彦 (海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター長) |