トップページ > データベース > お知らせ

データベース

「長期孔内観測データ提供システム」を公開しました


2015年7月17日

海洋研究開発機構は、IODPによる「南海トラフ地震発生帯掘削計画」(NanTroSEIZE:Nankai Trough Seismogenic Zone Experiment)を紀伊半島沖熊野灘にて実施しており、この計画の一環として、平成22年12月、地球深部探査船「ちきゅう」により掘削した紀伊半島沖の地点(水深1938m)において、海底下約1000mに達する掘削孔内の約780-980mの深度に複数のセンサー(歪計、温度計、間隙水圧計、広帯域地震計など)から構成される長期孔内観測システムを設置しました。

これらの観測データはDONETにて常時受信しており、本システムでは任意の期間・センサーを指定することで長期孔内観測システムのデータを準リアルタイムでダウンロードすることができます。

「長期孔内観測データ提供システム」
http://join-web.jamstec.go.jp/borehole/borehole_top.html