海や地球環境に関する最新トピック

しんかい6500+ハイパードルフィン:ジョイントダイブ

船舶

ジョイントダイブで使用された船舶、有人潜水探査船「しんかい6500」、3,000m級無人探査機「ハイパードルフィン」と、それらの支援母船である「よこすか」、「なつしま」を紹介します。

有人潜水探査船「しんかい6500」

有人潜水探査船「しんかい6500」

水深6,500メートルまで潜ることができる3人乗りの潜水調査船です。有人の潜水調査船としては世界で一番深く潜ることができます。1989年に完成し、これまでに約800人の研究者を調査の現場に運びました。2007年中には通算1,000回の潜航を達成する予定です。海底の地形や地質、深海に生息する生物などについて調査します。

詳細


3,000m級無人探査機「ハイパードルフィン」

3,000m級無人探査機「ハイパードルフィン」

1999年に完成した「ハイパードルフィン」は、最大3,000mまでの潜航が可能な無人探査機です。NHKと共同で開発した超高感度ハイビジョンカメラを搭載し、鮮明な映像による詳細な観察が行えるほか、海底からサンプルを採取できるマニピュレータ(ロボットアーム)2基を備えています。

詳細


支援母船「よこすか」

深海潜水調査船支援母船「よこすか」

深海潜水調査船支援母船「よこすか」は、最大潜航深度6,500mの能力を持つ世界最高水準の大深度潜水調査船「しんかい6500」の支援母船として深海底の調査を行います。 他にも深海底表層・断層地形や地質構造を解明するための様々な機能を持ち、深海・海溝域の総合的な調査観測研究を行うことができます。

詳細


海洋調査船「なつしま」

海洋調査船「なつしま」

「なつしま」は、1981年に「しんかい2000」の支援母船として建造、運用されました。2002年の「しんかい2000」運用停止以後は3,000m級無人探査機「ハイパードルフィン」の母船として改造され活躍しています。
他にも深海底表層・地層地形や地質構造を解明する深海調査曳航システム「ディープ・トウ」や「シングルチャンネル音波探査装置」、またはピストンコア、ドレッジを搭載することができ、深海・海溝域の総合的な調査観測研究を行うことができます。

詳細