
「しんかい6500」は、水深6,500mまで潜ることができる潜水調査船です。現在運航中の有人潜水調査船のなかで、世界で一番深く潜ることができます。 1990年に完成し、日本近海に限らず、太平洋、大西洋、インド洋等で、海底の地形や地質、深海生物などの調査を行い、2007年には通算1000回目の潜航を達成しました。









| 7時00分 | 作業開始 | |
| 8時30分 | 着水作業 | |
| 9時00分 | 潜航開始 | 毎分40mで降下できますので、最深6500mに潜航する際には約2時間30分かかります。 |
| 11時30分 | 海底到着、調査開始 | 潜航時間を8時間と定めており、日中に潜航開始から海面浮上までを行うことにしていますので、下降・上昇時間を差引いた残りが海底での調査時間となります。したがって、水深が浅いと調査時間が長くとれます。 |
| 14時30分 | 離底(上昇開始) | 下降と同じ速度で上昇しますので、同じく約2時間30分かかります。 |
| 17時00分 | 海面浮上、揚収作業 | 夜間は、翌日の調査に備えて電池の充電を行います。 |

| 全長 | 9.5m |
|---|---|
| 幅 | 2.7m |
| 高さ | 3.2m |
| 空中重量 | 26.7トン |
| 最大潜航深度 | 6,500m |
| 乗員数 | 3名(パイロット2名/研究者1名) |
| 耐圧殻内径 | φ2.0m |
| 通常潜航時間 | 8時間 |
| ライフサポート時間 | 129時間 |
| ペイロード | 150kg(空中重量) |
| 最大速力 | 2.5ノット |
| 搭載機器 | CCDカラーテレビカメラ(2台) |
| CTDO1台(塩分、水温、圧力計、溶存酸素) | |
| デジタルカメラ(1台) | |
| 海水温度計(1台) | |
| マニピュレータ(7自由度2台) | |
| 可動式サンプルバスケット(2台) | |
| その他航海装置等 |
| 2011年8月 | 東北地方太平洋沖地震震源海域に大きな亀裂を確認 (「しんかい6500」が撮影した海底の亀裂の映像) |
|---|---|
| 2009年11月 | 深海の奇妙な巻貝・スケーリーフットの大群集を発見 |
| 2007年3月 | 有人潜水調査船「しんかい6500」1,000回潜航達成 |
| 2007年1月 | 沖縄トラフ深海底下において新たな熱水噴出現象「ブルースモーカー」を発見 |
| 2006年8月 | 沖縄トラフ深海底下において液体二酸化炭素プールを発見 |
| 2004年7-9月 | 太平洋大航海「NIRAI KANAI」にて調査の中心として活躍 |
| 2003年3月 | 毛利宇宙飛行士、南西諸島にて潜航調査(第733回潜航) |
| 2002年10月 | インドネシア大統領メガワティ氏訪船 |
| 1999年8月 | 通算500回潜航達成 |
| 1998年11月 | 南西インド洋海嶺にて新種の巨大イカを発見 |
| 1998年 | 大西洋中央海嶺と南西インド洋海嶺他にて調査潜航(MODE'98)を実施 →インド洋で有人潜水船として初めて潜航を行った リスボン海洋博に参加 |
| 1997年6月 | 三陸沖日本海溝にて多毛類生物を発見 |
| 1994 | 大西洋中央海嶺と東太平洋海膨にて調査潜航(MODE'94)を実施 |
| 1992年10月 | 伊豆・小笠原の鳥島沖にて鯨骨生物群集を発見 |
| 1991年10月 | 三陸沖日本海溝にてナギナタシロウリガイを発見 |
| 1991年7月 | 三陸沖日本海溝海側斜面にて海底の裂け目を発見(6,366m) |
| 1991年11月 | 通算100回潜航達成 |
| 1991年 | 調査潜航開始 |
| 1990年6月 | 訓練潜航開始 |
| 1990年4月 | しんかい6500システム完成 |
| 1989年11月 | しんかい6500引き渡し |
| 1989年 | 公式試運転で潜航深度6527mを記録 |