「寅彦先生に学ぶ天災展 天災は忘れられたる頃来る」のお知らせ@高知県立文学館

2018年8月31日

高知県立文学館で企画展「寅彦先生に学ぶ天災展 天災は忘れられたる頃来る」が開催されます。当研究所の谷川 亘主任研究員が制作・監修した高知県内の地震津波碑3Dデジタルモデルについてタブレットを利用した展示が実施されます。

寺田寅彦は地震災害を記憶し将来に備えることの重要性を説いてきました。そのスピリットは、彼の死後に建立された地震津波碑の碑文から確認することができます。さらに、彼の誕生以前の碑文のなかにも、南海地震が繰り返し発生していることが刻まれており、その記録を伝承することの重要性を訴えています。こうした先達の思いを恒久的に残すための取り組みの一環として地震津波碑3Dデジタルアーカイブ(http://www.jamstec.go.jp/res/ress/tanikawa/index.html)を実施しています。今回展示されるデジタルモデルを通して、本活動を理解していただければ幸いです。

高知県立文学館 企画展「寅彦先生に学ぶ天災展 天災は忘れられたる頃来る」
期 間:2018年9月15日(土)~11月4日(日)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)2階企画展示室にて開催
観覧料:400円(常設展含む)  高校生以下無料 各種減免あり
場所:高知県高知市丸の内1-1-20
企画展の詳細はこちらをご覧ください。

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