多数のご参加をいただき、ありがとうございました。
当日資料の一部を下に掲載いたします。リンクよりダウンロードしてご覧ください。
・極端気象現象の分析を通して災害リスクを理解する 竹見哲也
・岐路にある防災情報~国内外の取材から~ 島川英介
公開可能な内容のみ掲載させていただいておりますため、会場で上映した資料と部分的に異なる場合がございます。
ご了承ください。
近年、日本各地で甚大な被害をもたらす異常気象が続いています。例えば今年は、7月上旬に西日本を中心とする広域で最大1800ミリの総降水量を記録する大雨が3日以上持続し、200 名を超える死者・行方不明者を出す激甚災害となりました。さらに、梅雨明け後は日本列島を災害級の猛暑が襲い、熱中症による死者・緊急搬送者は過去最大となりました。記録的猛暑は日本だけにとどまらず、北米の西海岸やヨーロッパ北部など北半球の多くの地域で干ばつや山火事等の災害が発生しています。地球温暖化の進行に伴って今後も増えることが予想されるさまざまな異常気象と、地球温暖化とのかかわりをどのように理解し、社会に対してどのような情報を発信すべきか、あらためて検討する時期が来ています。
文部科学省では、「統合的気候モデル高度化研究プログラム」を通じて、地球温暖化をはじめとする気候変動メカニズムの解明等の研究を一層推進するとともに、その成果を社会が求める形で分かりやすく説明し、多くの方々に理解していただくことが重要と考えています。そこで、本プログラムに従事している研究者に加え、情報発信の担い手であるメディア関係者(記者や気象予報士等)のみなさまと一緒に議論する機会を設けたく、標記フォーラムを開催いたします。ぜひ積極的にご参加いただきたく存じます。
海洋研究開発機構(JAMSTEC)東京事務所
千代田区内幸町2-2-2富国生命ビル23F
http://www.jamstec.go.jp/j/about/access/tokyo.html
統合的気候モデル高度化研究プログラム事務局
tougou-info@jamstec.go.jp