第1試合
第2試合
第3試合
1日目 第1試合(再試合)
【十八鳴浜鳴き砂VS竜串、桜浜の砂】
似ている海岸の砂でも構成鉱物や粒径の差によって、すべりにくさが決まるのでしょうか。
【琵琶湖の砂浜VS若狭かき殻石灰砂】
かき殻を粉末にするアイディアは意外でした。かき殻石灰砂はすべっていなかったので、炭酸塩に富んだ砂はすべりにくい?
【方鉛鉱VS山陰海岸ジオパークの砂】
6つの川の砂をブレンドした山陰海岸ジオパークの砂の出場ですが、ブレンドした理由が気になりました。試合結果は方鉛鉱が動かずに勝利となりましたが、柔らかい金属を含んだ方鉛鉱の活躍が今後気になるところです。単純に硬ければすべらないというわけではなさそうですね。
【菱刈金鉱山含金石英脈VS広島スペシャル】
前回は広島スペシャルの砂が流れ出して無効試合となりましたが、2日目において砂漏れを防いだ条件で再戦となりました。試合結果は含金石英脈の勝利となり、含まれている金の影響が今後どう働くのか見所があります。
出場砂も非常に多種多様であり、すべらない砂甲子園が開催されなければ出会わなかった組み合わせだったと思います。試合が進むにつれて、すべらない砂の傾向がみえてくると思いますので、推し砂が負けてしまっても優勝砂を予測しながら観戦しても面白そうです。出場砂の皆様お疲れ様でした。
桜浜のある土佐清水市の竜串海岸は砂岩でできていて、海岸の足場は滑りやすいので、あまり自信はありませんでしたが、まず一勝できたということで、一同とても喜んでいます。 竜串海岸は1700万年前、日本列島が大陸から離れてきた頃の激動の時代を生々しく記録している場所です。激動の時代の荒波にもまれた砂岩が含まれているのか、ちょっとくらいの力では動かないのかもしれないですね。 炭酸塩鉱物といえば、竜串海岸では炭酸カルシウムが丸く塊になった「コンクリーション」を見ることができます。砂岩からポコポコと大きな丸い塊が飛び出ている様子は一見の価値あり! ちなみに、この試合の後に、ジオパークになるための現地調査も終え、こちらについてもあとは審査結果を待つのみ。 すべらない砂、ジオパークの認定、どちらも勝ち取るつもりです! 次も勝つ!
ハラハラドキドキの一回戦。お隣の滋賀県、しかもマザーレイクという圧倒的滋賀県代表感をまとった砂との戦いに、私達は若干弱気でした。しかし若狭かき殻石灰砂は、私達の予想を上回る強さを見せてくれました。 大小様々な粒が満遍なく入っているという砂の性質が強さの鍵ではないかという濱田研究員の意見を聞き、まさにかき殻を割る際に皆で話し合ったことであったため思わずにんまり。ますます今後の戦いが楽しみになりました。 次戦はラピスラズリというこれまた名前からしてかっこよく強そうな砂との戦い。ただ、きっとどの砂よりも応募者の愛情がこもっているであろう私達の砂はすべることなど知りません!
長崎の高校が、北海道代表!?って大きなギャップ。 硬度も低くて主成分が金属の方鉛鉱。一見、すべりそうでも、滑らない!? これもすんごいギャップ。 方鉛鉱様、今後の健闘を願ってますよ。
金を含むので、延性で直ぐに滑るのではないかと内心冷や冷やしていましたが、意外! 金が少なかったのかな?
次に大会に出るときはラプラスの悪魔のような知性を身につけて勝ちます!
福井の砂はよく考えて推薦されていたので、「そりゃ〜負けるか…」と思いました。 でも、もっと砂を細かくした方がよかったのかな?など考える事があったので、また機会があればリベンジしたいです。
やはり連合チーム(混合した砂)では勝利することが難しかったのかもしれないですね 。 次回(開催されるのであれば)は、山陰海岸ジオパークエリア内で地方大会を開催し、突破した砂で本戦にエントリーしたいと思います!
マサ土由来の砂はやっぱり滑りやすいですね!
レビュー[すべらない砂甲子園実行委員:有本岳史]
【十八鳴浜鳴き砂VS竜串、桜浜の砂】
似ている海岸の砂でも構成鉱物や粒径の差によって、すべりにくさが決まるのでしょうか。
【琵琶湖の砂浜VS若狭かき殻石灰砂】
かき殻を粉末にするアイディアは意外でした。かき殻石灰砂はすべっていなかったので、炭酸塩に富んだ砂はすべりにくい?
【方鉛鉱VS山陰海岸ジオパークの砂】
6つの川の砂をブレンドした山陰海岸ジオパークの砂の出場ですが、ブレンドした理由が気になりました。試合結果は方鉛鉱が動かずに勝利となりましたが、柔らかい金属を含んだ方鉛鉱の活躍が今後気になるところです。単純に硬ければすべらないというわけではなさそうですね。
【菱刈金鉱山含金石英脈VS広島スペシャル】
前回は広島スペシャルの砂が流れ出して無効試合となりましたが、2日目において砂漏れを防いだ条件で再戦となりました。試合結果は含金石英脈の勝利となり、含まれている金の影響が今後どう働くのか見所があります。
出場砂も非常に多種多様であり、すべらない砂甲子園が開催されなければ出会わなかった組み合わせだったと思います。試合が進むにつれて、すべらない砂の傾向がみえてくると思いますので、推し砂が負けてしまっても優勝砂を予測しながら観戦しても面白そうです。出場砂の皆様お疲れ様でした。
勝者コメント
第1試合
[特別枠(高知コアセンター推薦)・竜串、桜浜の砂:土佐清水ジオパーク推進協議会]
桜浜のある土佐清水市の竜串海岸は砂岩でできていて、海岸の足場は滑りやすいので、あまり自信はありませんでしたが、まず一勝できたということで、一同とても喜んでいます。
竜串海岸は1700万年前、日本列島が大陸から離れてきた頃の激動の時代を生々しく記録している場所です。激動の時代の荒波にもまれた砂岩が含まれているのか、ちょっとくらいの力では動かないのかもしれないですね。
炭酸塩鉱物といえば、竜串海岸では炭酸カルシウムが丸く塊になった「コンクリーション」を見ることができます。砂岩からポコポコと大きな丸い塊が飛び出ている様子は一見の価値あり!
ちなみに、この試合の後に、ジオパークになるための現地調査も終え、こちらについてもあとは審査結果を待つのみ。
すべらない砂、ジオパークの認定、どちらも勝ち取るつもりです!
次も勝つ!
第2試合
[福井県代表・若狭かき殻石灰砂:福井県立大学遊狩漁部牡蠣殻班]
ハラハラドキドキの一回戦。お隣の滋賀県、しかもマザーレイクという圧倒的滋賀県代表感をまとった砂との戦いに、私達は若干弱気でした。しかし若狭かき殻石灰砂は、私達の予想を上回る強さを見せてくれました。
大小様々な粒が満遍なく入っているという砂の性質が強さの鍵ではないかという濱田研究員の意見を聞き、まさにかき殻を割る際に皆で話し合ったことであったため思わずにんまり。ますます今後の戦いが楽しみになりました。
次戦はラピスラズリというこれまた名前からしてかっこよく強そうな砂との戦い。ただ、きっとどの砂よりも応募者の愛情がこもっているであろう私達の砂はすべることなど知りません!
第3試合
[北海道代表・方鉛鉱:長崎西高等学校地学部]
長崎の高校が、北海道代表!?って大きなギャップ。
硬度も低くて主成分が金属の方鉛鉱。一見、すべりそうでも、滑らない!?
これもすんごいギャップ。
方鉛鉱様、今後の健闘を願ってますよ。
大会1日目 第1試合(再試合)
[特別枠(九州ブロック)・菱刈金鉱山含金石英脈:中山健]
金を含むので、延性で直ぐに滑るのではないかと内心冷や冷やしていましたが、意外! 金が少なかったのかな?
敗者コメント
第1試合
[宮城県代表・十八鳴浜 鳴き砂:宮城県気仙沼高等学校 自然科学部]
次に大会に出るときはラプラスの悪魔のような知性を身につけて勝ちます!
第2試合
[滋賀県代表・マザーレイク(琵琶湖の砂浜):河分小春・中3]
福井の砂はよく考えて推薦されていたので、「そりゃ〜負けるか…」と思いました。
でも、もっと砂を細かくした方がよかったのかな?など考える事があったので、また機会があればリベンジしたいです。
第3試合
[鳥取県代表・山陰海岸ジオパークの砂:山陰海岸ジオパーク推進協議会]
やはり連合チーム(混合した砂)では勝利することが難しかったのかもしれないですね 。
次回(開催されるのであれば)は、山陰海岸ジオパークエリア内で地方大会を開催し、突破した砂で本戦にエントリーしたいと思います!
大会1日目 第1試合(再試合)
[広島県代表・広島スペシャル:Das Kaushik]
マサ土由来の砂はやっぱり滑りやすいですね!