SD-RCBコアリングは続行中!インナーバレルをドリルパイプ内に落下させ、ビットに着地させてからコアリングを開始しました。
インナーバレルを落下させるには、バレルを固定するストッパーを手作業で取り外す必要があります。
コチーフの北島弘子さんが自らその作業を実行しました!
硬い地層を採取するため、SD-RCB編成に切り替えて掘削を行い、ターゲット深度でコアリングを開始しました。 1本目のコアが上がってきた後、研究者と掘削チームが次のコアリングプランについて話し合っています。
朝の陸上とのビデオ会議の後に、共同首席研究者と掘削チームが今後のコアリングプランについて打合せ中。 お昼前後はDay shiftとNight shiftの研究者の引き継ぎもあり、記載テーブルの周辺は賑わっています。
コアリングが続いています。非常に硬い地層のため、カッティングシューがつるピカになって戻ってきます(写真左)。
研究者はコアを処理する流れにだいぶ慣れてきました。写真右は、コアに見られる構造の向きを分度器で調べる様子です。
いよいよコアリングがスタート!
「ちきゅう」で実施するIODP3航海最初のコアが船上に上がり、みんなで記念撮影をしました。
コア試料を前に、共同首席研究者の二人も笑顔です。その後も2~3時間おきにコアが上がっており、研究者たちは大忙しです。
3回目の検層作業が完了し、いよいよコアリング作業に入ります。
空には、検層作業の完了を祝福し、これから始まるコアリングを応援するかのように虹がかかっていました。
作業は順調に進み、お昼すぎにはラボに速報データが到着しました。 検層担当の研究者は、早速データを印刷して真剣な議論を始めました。 また、この日はnight shiftとday shift向けにship tourも実施しました。 普段入ることのできない機関室での貴重な一枚です。
1回目の検層が実施され、ツールは無事に回収されました。
あとはツール内に記録されたデータの受け取りを待つばかりです。
ラボでは、キュレータによるサンプル登録のレクチャーを実施しました。
そして今日は、東京都の高校との中継イベントも賑やかに行われました。
悪天候で中断していた掘削作業が再開したものの、硬い地層に遭遇し、困難な掘削が続きましたが、なんとか掘り進めました。
船上に戻ってきた掘削編成(写真左)とドリルビット(写真右)は激しく摩耗しており、予想を上回る硬岩層だったことがうかがえます。
検層スタッフの厚意で、研究者たちは実際に使う検層ツールを見学しました。
さらに、揚管作業中のリグフロアにも行くことができ、大興奮!
長くいると作業の妨げになるので「帰るよ〜」とEPMが声をかけると、名残惜しそうにその場を後にする研究者たちでした。
本日より、いよいよラボでの各種inductionがスタートしました。研究者で賑わうラボを見るのは嬉しいものです!
写真左:MWJキュレーターによるサンプリングレクチャーを受けています。
写真右:岩相チームが、コアの肉眼記載(手描き!)で使用する凡例について話し合っています。
掘削編成を海底に降管下し、午前5時、堆積層の掘削を開始しました。
今回の航海から、ラボでもリアルタイムで掘削パラメータを確認できるようになり、その画面を見ながら研究者たちが活発に議論中です。
しかし、再び荒天のため作業は一時中断しました。
この日は強風と高波のため船が揺れており、天候が落ち着く夜21時から掘削作業を開始しました。
ラボでは、各研究チームのリーダーが、各研究者が執筆するレポートの方針について話し合いました。
共同首席研究者の山口飛鳥さんがクルーに研究航海の目的を説明しました。
また、EPMは研究チームを対象に、ラボでの安全に関する説明やラボ内の安全具を紹介するツアーを行いました。
IODP3 Exp. 502 航海が開始!
研究者全員で岸壁の見送りに手を振り、仙台港を後にしました。
研究者は乗船後、自己紹介を行い、EPMから航海計画とスケジュール、船内生活などの説明を受けました。
ドリルフロアでは、掘削編成の泥水モーターやWireline Logging機材などの確認試験中です。
サイエンスチームが乗船し、IODP3 Exp. 502研究航海へいざ出陣!!「ちきゅう」は本日16:15に仙台港を無事出港しました。
今回の航海では、東北地方沖の「プチスポット」と呼ばれる海底の小規模な火山の活動について調べます。
詳細は




















































